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ギャラクシーエンジェルのSSを集めるスレ2

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/26(土) 22:13:19 ID:6aa7OG470 ?2BP(7000)
話題に湿りがちのG☆Aをオリジナル小説で盛り上げるスレです

2 :猛虎☆全勝 ◆Aur0rKhDNQ :2008/04/26(土) 22:16:59 ID:6aa7OG470 ?2BP(7000)
1945GA(1945年にエンジェル隊がタイムスリップ)
http://ga1945.hp.infoseek.co.jp/

3 :猛虎☆全勝 ◆Aur0rKhDNQ :2008/04/26(土) 22:27:27 ID:6aa7OG470 ?2BP(7000)
第四部Aパート「ヒロシマより愛を込めて・・・・」
浜松沖海戦
PM03:00 硫黄島 昭和20年4月9日
紋章機輸送作戦開始から1時間前、アメリカ軍は横須賀での動きを某局の情報により察知しサイパン島より
B29重爆撃機を19機待機、さらに昨年完成した試作機を大胆にも戦線投入させてきたのである。
紋章機(フライングでビルアメリカ軍識別)を葬り去るために投入される待望の新作デストロイヤー艦上攻撃機は
原型の1号機も入れて16機しかない。しかし大型の1450キロ魚雷を装備でき航続距離も2000キロ台と素晴らしいものであった。
それら頼もしい精鋭達が今か今かと出番の時を待っている。
元山、千鳥と日本軍が開拓した飛行場はその爆音にあふれているのだ。しかしこの士気湧き立つ戦いの前も搭乗員達は気が抜けなかった。
硫黄島占領から未だ一ヶ月立たず、日本軍の組織戦闘は終結しているもの残存戦力の把握はいまだ完全といえなかったのだ。
虎の子の16機、敗残兵に破壊されるわけには行かない。その為飛行場の空気は予想以上に重かった。
そんな中、千鳥飛行場の管理責任者を任されているロイター・クーパー少佐はサイパンの方向を睨んでいた。
「ホークアイ号はまだ着かないのか!」
苛立ちを表現するかのようにタバコを灰皿でもみ消すと再び望遠鏡に目をやる。
艦隊の進路の爆雷設置、照明弾の投下攻撃支援を行うB29編隊の一機ホークアイ号がサイパンでエンジントラブルのため遅れているのだ。
本来なら部隊長や作戦指揮者が苛立ちを見せるのだが今回は硫黄島の空港を任されているとあって管理者がイラついているのだ。
万が一奇襲をうけ攻撃隊に被害が及べば責任問題になるため彼はいち早く攻撃隊に出て行ってもらいたかったのである。
「4時15分まで待ち合流できない場合は我々は出撃する」
後ろにいるB29編隊の攻撃隊長がロイター少佐に時間を伝える。
「待てよ、4時に出撃だろう?」
「15分伸ばしてみるよ。ホークアイの連中はこの作戦に一番熱意を燃やしていたからな」
同じ釜の飯を食った者、勝利も共に分かち合いたいと言う願いなのだが、ロイター少佐には1分だって長引かせてほしくなかった。
「分かった15分延長だな。おい、胃薬を持ってきてくれ」
自分の腕時計をコンコンと叩くと彼は部下に命じて胃薬を準備させるのであった。


4 :猛虎☆全勝 ◆Aur0rKhDNQ :2008/04/26(土) 22:27:46 ID:6aa7OG470 ?2BP(7000)
第四部Aパート「ヒロシマより愛を込めて・・・・」
浜松沖海戦
PM03:00 相模灘沖 昭和20年4月9日
日本海軍の不審行動に怪しい臭いを嗅いだのは空軍だけではなかった。
横須賀奇襲作戦後パールハーバーの海軍は直ちに潜水艦を日本近海に貼り付かせていた。
ガトー級潜水艦キングフィッシュ艦長のライン・マリオ大佐もそのうちの一隻として海域の警戒にあたっている。
相模灘に集結した潜水艦は5隻、キングフィッシュ、アングラー、ボーンフィッシュ、ハドック、シャドである。
皆、フライングデビルを抹殺するため深い海の底で牙を磨いでいる。
ライン大佐も必勝にかける思いは一入であった。
「諜報からの情報は来たか?」
「いえ、流石に横須賀の警戒もきびしいのでしょう」
輸送艦隊を待ち構えるアメリカ軍は本作戦を少ない情報、憶測と予想という今大戦もっとも危険な賭けに出ていた。
それゆえ横須賀の出港も諜報の暗号待ちという状況である。
しかし、圧倒的優位にたつアメリカ軍がここまで神経を尖らせているのも紋章機の恐ろしさゆえであろう。
「数日前に横須賀方面に向かう曳航船を目撃しているのは確かだ。私の推測上本日がもっとも可能性が高い」
「なぜです?」
副長はライン艦長にその真意を尋ねてみた。
「この相模灘が静か過ぎるということだ」
「はぁ?つまり・・・・・」
「ふ、今日一日この海域に張り付いて過去のデータとも合わせてみたが全く違う。船の航行が漁船すらないのだ」
ラインは自信たっぷりにニヤリと笑う。
「なるほど、日本海軍が海域に規制を引いていると言う事ですね」
「その通り、しかし後は横須賀出港の一報だけなんだよ。チャンスは逃せんな」
「ええ、気を引き締めていきましょう」
「うむ」
副長は気を入れなおすように敬礼し艦内の巡回に向かった。


5 :猛虎☆全勝 ◆Aur0rKhDNQ :2008/04/28(月) 18:57:22 ID:NlEoJgHs0
保守

6 :猛虎☆全勝 ◆Aur0rKhDNQ :2008/04/29(火) 23:14:14 ID:+7YHAhs30
第四部Aパート「ヒロシマより愛を込めて・・・・」
浜松沖海戦
PM04:20 浦賀上空 昭和20年4月9日
ハッピートリガーは夕日に照らされながら西へと羽ばたいている。眼下の東京湾の水面が夕日で染まりオレンジジュースの用であった。
「6時に広島湾沖に入れるね。待機の船と連絡できるかな?」
フォルテはモニターの海図を見ながら時間を気にしている。
「瀬戸内海は目撃が多くなるから日没以降の飛行をお願いされてますしね」
膝の上からノーマッドの声が聞こえる。
「ああ、わかってるよ。対空砲火でボディを傷つけたくないからね」
ノーマッドの頭をポンポンとたたきながらフォルテは答えた。
「ちょっとよろしいですか?フォルテさん」
右側のモニターにミントが姿を現した。
「おぅミント?どうしたんだい」
「いえ、たいしたことではありませんが私たちをおろした後に支援にまわられるそうですわね?」
「そうだね、一度戻って明石海峡を通過するまでは見てやろうと思うよ」
「それがベストですわね。その後戻られたらヴァニラさんお見舞いにはこれそうですの?」
「そりゃね、行ってやらないと」

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/30(水) 00:11:32 ID:xrzts1lKO
今更ギャラクシーエンジェルかよ

8 :名無し陸戦隊 ◆ozOtJW9BFA :2008/04/30(水) 01:53:09 ID:wbLfb/z80
>>1
新スレ乙です。保守します。

9 :名無し陸戦隊 ◆ozOtJW9BFA :2008/05/01(木) 01:25:08 ID:IvDBrZlN0
G・A SLAS  回想 1944

10月24日 ルソン海峡東部 第3艦隊

白浪少尉は山口大尉の様子に、苦笑気味の笑顔を返しつつ、計器板を覗く。
速度、高度、燃料計、水平儀、コンパスと見ていくが異常はない。
その間にも、大尉の1番機は射出機の架台に据え付けられた。
2番機ももう一台の射出機に設置される。
射出機は1機につき約15秒で発艦できる能力があり、2基を交互に使用した場合、全機を最速3分程で飛ばせる計算になる。
ただし、火薬式射出機は連続使用に耐えうる耐久性が低いので、何かしら支障が出てくる恐れは十分にあった。
理想的なのは油圧式が望ましく、海軍でも長年に渡り開発、空母加賀にも試作品が設置された時期もあったが、
残念ながら実用に耐えられる機材は未だに作れていない。
油圧装置を初めとする精密機器の製造技術は、この時の海軍には乏しかったようである。
船首から風が吹き付ける中、一番機の射出機が作動した。
落雷のみたいなつんざく音が鳴ったかと思えば、一番機は盛大な煙を上げて、甲板から飛び立った。
まるで弾かれたように見えた一番機は、僅かに海上に沈み込むが、主脚を収納するとすぐに上昇し、艦の上空を旋回した。
射出機の作業員達は、その光景を見て活気づいた。初めての実戦での射出は、無事成功した。
作業員達の喜びもつかの間、急ぎ2番機の発艦に取り掛かる。
3番機も一番機の後に続いて、1番射出機の架台に乗せられた。
2番機が射出されて、いよいよ白浪少尉の4番機の出番がやってきた。
少尉が緊張が解けないまま外の様子を伺うと、そばにいた作業にあたる兵が、
安心しろといわんばかりに、笑みを返した。
よく見ると作業兵達は皆、いつにも増して手際よく、全ての発艦を成功させようとする気迫が伝わって来るように思えた。
その様子に少尉も、少し元気付けられた。
火薬の装填が終わり、兵から射出準備完了の合図が出された。
少尉も機体の準備が整っている旨を伝えると、操縦桿を握り、脚に力を入れて衝撃に備えた。
射出機を使用した発進は、基地の訓練で何度か試したが、体にかかる衝撃も半端ではない。
しかも基地とは違い、すぐ目の前には海が広がっている。
気を抜けば艦首からそのままダイブする事になる。
次の瞬間、急速なGが体にかかり、顔が引きつった。途端に目の前が真っ青に染まる。
少尉は脚に踏ん張らせ、ペダルを踏みつけた。
そしてスロットルをめいっぱい引くと、機首が空を向き、重い機体が上昇を始めた。
少しずつ高度が上がり、大尉達に追いつくと、ようやく少尉は力を抜いた。

10 :猛虎☆全勝 ◆Aur0rKhDNQ :2008/05/01(木) 22:48:42 ID:OI9QdZbC0 ?2BP(7000)
第四部Aパート「ヒロシマより愛を込めて・・・・」
浜松沖海戦
PM04:20 浦賀上空 昭和20年4月9日
ハッピートリガーは機体を夕日に煌かせて西へと飛行している。
「ヴァニラの様子はどうだい?」
フォルテは頻繁にヴァニラの容態を気にしていた。紋章機とはいえ負傷者を運ぶのはなかなかないことである。
「大丈夫ですよ。安定しています」
付き添いの軍医はすぐにヴァニラの無事を知らせてくれた。
高度3000メートル当たりを飛行しているため下界もよく見える、静岡県上空は雲ひとつなく富士山もよく見えている。
「あれが富士山っていうものかい?」
「ええ、この日本を代表する山ですわね。とても綺麗なお姿ですわね」
隣に立っているミントも夕焼けに染まる富士山に見とれていた。
「これは紅富士といって美しいものらしいですね。でもこんなに綺麗な富士山が見られるのは運がいいらしいですよ」
ノーマッドが富士山について解説してくれる。
「だって富士山はとても嫉妬深く美人の女性が来るとその姿を雲で隠してしまうというのですから、今日はよく見えてますがアハハ・・・」
「アハハそりゃあよかった、よかった」
「そうですわね」
「ぎゃぁあああああああ!」
ノーマッドが恒例のお仕置きを受け断末魔の声を上げる。
「コホン、さてもう後数十分で関西と呼ばれる地域に差し掛かりますわ。おそらく日没後なので目標物が特にありませんが頼みますわね」
「はいはい任せな、明石海峡が瀬戸内の玄関口なんだろ?」
「はい、その通りですわ」
ミントはフォルテの問いに海図を見ながら答える。
『それにしても烏丸大佐達は大丈夫なのでしょうか・・・・・』
はるか後方に抜き去った輸送艦隊の方をミントは心配そうに見届けた。


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