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佐 吉 の 日 記 巻 之 三

1 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/27(火) 21:10:58
元亀四年 三月二十三日〜

日記もいよいよ三巻目。
ひきつづきさぼらないようにがんばるぞ。


------------

・sage進行でヨロ
・なあなあでマターリいくべし
・まとめサイト http://shed.gozaru.jp/sakichi/
・登場人物紹介 http://shed.gozaru.jp/sakichi/syokai.htm


前スレ
   佐 吉 の 日 記   
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1094269308/
佐 吉 の 日 記 二 之 巻
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1140096862/

2 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/27(火) 21:14:15
            >>1
             ↓                _人
      ∩    ∧_∧            ノ⌒ 丿
       \ヽ_(    )         _/   ::(
         \_   ノ        /     :::::::\
 ∩_   _/    /         (     :::::::;;;;;;;)
 L_ `ー / /   /           \_―― ̄ ̄::::::::::\
     ヽ  | |__/ |           ノ ̄     ::::::::::::::::::::::)
  | ̄ ̄ ̄\     ノ こんな     (     ::::::::::::::;;;;;;;;;;;;ノ
  | | ̄「~| ̄( 、 A , )クソスレ   / ̄――――― ̄ ̄::::::::\
  | |  | |  ∨ ̄∨        (        :::::::::::::::::::::::::::::::::)
  し'  し'                \__::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ



                               __
                         >>1  l ̄/.  ___
                         ↓ / /.  / ___ノ  
                        __/ /_/ / 
      たてんじゃねー!      Y人, ' ',人⌒ヽ、, '
                      Y⌒ヽ)⌒ヽ、 人,ヽ)人'、, '
        へ, --- 、         ノ ̄     ::::::::::::::::::::::)
     / ̄ ̄ ̄  、____\       (     ::::::::::::::;;;;;;;;;;;;ノ
    / _/ ̄「~|\ __ \     / ̄――――― ̄ ̄::::::::\
   | |  | | ( 、 A , \ミソ   (        :::::::::::::::::::::::::::::::::)
   し'   し' と∨ ̄∨       \__::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ

3 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/27(火) 21:15:14
こんなスレ・・・。

4 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/27(火) 22:15:23
>>1
乙〜

5 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/27(火) 22:30:45
『佐吉の日記』登場人物一覧。

【小姓衆】
佐吉(13)・・・石田三成の通称。近江坂田郡の出身。スレの主人公。
紀之介(14)・・・大谷吉継の通称。近江出身。佐吉とは固い友情で結ばれている。
        なお、平馬の通称は『武功夜話』によるのでちょっと疑わしい。
虎之助(11)・・・加藤清正の通称。秀吉と同郷。ツンデレ。
市松(12)・・・福島正則の通称。尾張海東郡出身。幼児にして酒豪。ジャイアン。
孫六(10)・・・加藤嘉明の通称。三河幡豆郡出身。秀吉狙い?
助作(17)・・・片桐且元の通称。近江浅井郡出身。小姓集最年長にしてハードボイルド。
利兵衛(12?)・・・長束正家の通称。丹羽家中。尾張中島郡出身。なんか登場が減ったなあ。
増田(28)・・・増田長盛のこと。さまざまな能力に長けるが惜しむらくは変態。
       一応通称は甚右衛門または仁右衛門。五奉行まで上り詰めておきながらこの人尾張なのか
       近江なのか出身すらわからない近世にしては珍しい人。


6 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/27(火) 22:32:26
『佐吉の日記』登場人物一覧。

【秀吉家中】
羽柴秀吉(36)・・・「との」で登場。通称は藤吉郎。尾張愛知郡出身。近江横山城主。
         高い才覚を誇るが、女が絡むとおかしくなる?
羽柴長秀(33)・・・小一郎。秀吉の弟にして補佐役。
ねね(25)・・・おねが正しいらしいがまあいいや。秀吉の正妻。
竹中重治(29)・・・半兵衛。美濃不破郡出身。秀吉与力。本スレでは智謀ありつつも裏表もある人物。
蜂須賀正勝(47)・・・小六の親分。尾張海東郡出身。秀吉与力。本スレでは『太閤記』のような山賊キャラ。
前野長康(45)・・・将右衛門。尾張葉栗郡出身。秀吉与力。
生駒親正(47)・・・甚介。いくじんさん。秀吉与力。生まれは美濃可児郡(?) よく見ると1スレに出てきてる。
杉原家次(?)・・・ねねの一門。2スレに「杉原さん」で出てくるが、この人でいいよね>日記書いた人。尾張出身。
浅野長吉(26)・・・弥兵衛。秀吉の妻・おねの一門。尾張春日井郡出身。のちに長政に改名。
神子田正治(?)・・・半左衛門だが、神子田さんで登場。尾張海西郡出身。
尾藤知宣(?)・・・甚右衛門。尾張丹羽郡出身
堀尾吉晴(30)・・・茂助。尾張丹羽郡出身。秀吉与力。
山内一豊(28)・・・伊右衛門。尾張葉栗郡出身。秀吉与力。大河を記念してか出番増える。
五藤為浄(20)・・・誰やこいつと思ったかもしれないが、某ドラマで武田鉄也の演じる五藤吉兵衛のこと。
         尾張葉栗郡出身で一豊の郎党。なお、これが実年齢で、おっさんになってる司馬小説は脚色ですw
一柳直末(27)・・・市助。秀吉与力。美濃厚見郡出身。
中村一氏(?)・・・孫平次。秀吉与力。近江甲賀郡出身。
仙石秀久(21)・・・権兵衛。秀吉与力。美濃加茂郡出身。本作ではがらっぱちキャラ。
         この先諸先輩を差し置いてどんどん出世していくのだが、その理由にはちょっと興味あるな
宮部継潤(47)・・・善浄・善祥坊。近江浅井郡宮部城主。秀吉与力。この後秀吉の幕僚として重要な役割の担う割に戦国もの小説やドラマで登場することはほとんどないちょっとかわいそうな人。
田中長政(25)・・・久兵衛。近江浅井郡出身。当時は宮部の配下。後に秀吉から一字賜って吉政に改名。本編ではやや戦嫌い。


7 :948:2006/06/27(火) 22:36:35
前スレに二人ほど足しておいたのでご注意>>5

8 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/27(火) 22:48:37
【織田家】
織田信長(39)・・・おおとの。三郎、弾正忠。尾張愛知郡出身。
         この時点で美濃・尾張・近江のほとんど・伊勢北部・大和の一部を領す。
柴田勝家(51?)・・・権六、修理亮。尾張愛知郡出身。当時は近江長光寺城主。実はこの人意外に出自がわからない。
佐久間信盛(46?)・・・右衛門尉。尾張愛知郡出身。当時は近江永原城主。
丹羽長秀(38)・・・五郎左衛門。戸田と長束が仕える。尾張丹羽郡出身で当時は近江佐和山城主。
         いまいちキャラが確定しないw
滝川一益(48)・・・左近正監。近江甲賀郡出身。
明智光秀(45?)・・・はげ頭で登場。通称は十兵衛。美濃明智郡出身で近江坂本城主。
塙直政(?)・・・よく見たら登場してた。尾張春日井郡出身。馬廻から部将・吏僚として異数の出世を遂げる。
蜂屋頼隆(?)・・・苗字だけ登場。信長の部将。美濃出身か?
前田利家(34)・・・又左衛門。信長直属の部将。尾張海東郡出身。秀吉の親友。
佐脇良之(故人)・・・藤八。利家の年の近い弟。信長馬廻だったが刃傷沙汰を起こし出奔。
          三方が原で無念の戦死。本作では虎之助が看取る。
佐々成政(34?)・・・内蔵介。信長直属の部将。尾張春日井郡出身。
堀秀政(20)・・・久太郎。美濃厚見郡出身。信長の馬廻。『センゴク』では偉そうにでてくるが、まだあの時点では二十歳にも
        なっとらんのか! 
稲葉良通(58)・・・一鉄。美濃安八郡曽根城主にして西美濃三人衆の一人。伝説の「稲葉羽輪」を決める。
稲葉貞通(27)・・・彦六。一鉄の嫡男。
蒲生賦秀(17)・・・忠三郎、後のことだが受洗名はレオン。近江蒲生郡日野城主の長男にして文武両道のサラブレッド。
         惜しむらくは顔のしもぶくれ?諱はのち氏郷。
冬姫(12)・・・信長の愛娘にして賦秀の許婚。秀吉にいたずらする。


9 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/27(火) 22:50:04
【丹羽家中】
溝口秀勝(25)・・・五右衛門。丹羽家臣。尾張丹羽郡出身。
桑山重晴(49)・・・彦次郎。尾張出身。一応言っておくが丹羽家臣というのは間違いで本来は秀吉の家臣。どうしましょw
戸田勝成(?)・・・とだ。半右衛門。尾張出身。本当はこの時期は信長の馬廻。ところでとだの中の人、これからどうする気?
         逃げんなよwこれから戦ずくめだが。
上田宗箇(10)・・・うえだ君。尾張愛知郡出身。元服後の諱は重安、通称は左太郎。
         関ヶ原で西軍に参加するはずが間に合わなかった人。
         その後に茶道、造園など趣味の世界に没頭し名を残す。

【徳川家中】
徳川家康(31)・・・次郎三郎、三河守。三河額田郡出身で現在は遠三二カ国の太守。
         三方ヶ原ではお約束どおり焼き味噌をもらす。
石川数正(?)・・・与七郎、伯耆守を自称。家康重臣。三河額田郡出身。
酒井忠次(46)・・・左衛門尉。しじみ踊りを披露。三河吉田城主。三河額田郡出身。
中根正照(故人)・・・通称は平左衛門。二俣城の守将。出身は尾張愛知郡。武田との激戦の後開城するも
           責任を感じ、三方ヶ原では主君の身代わりになって戦死。
大久保忠世(41)・・・七郎右衛門。虎之助が居候した。三河額田郡出身。
大久保忠佐(35)・・・治右衛門。忠世の次弟。
大久保忠教(13)・・・彦左衛門。忠世の末弟。後世のご意見番もまだお子様。実は佐吉と同い年なんだねえ。


10 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/27(火) 22:53:29
【武田家中】
武田信玄(52)・・・徳栄軒、法性院。甲斐国山梨郡出身。お尻ハンター本スレにもご出張!
          三方ヶ原で徳川家康を破るものの、増田に敗北を喫し、死の床に…
内藤昌豊(?)・・・修理。武田家重臣。甲斐巨摩郡出身。上野箕輪城代。
馬場信春(61?)・・・美濃守を自称。甲斐巨摩郡出身。名将かつ築城の名手を兼ねる。
山県昌景(?)・・・三郎兵衛。武田家重臣。駿河江尻城代。甲斐巨摩郡出身。
高坂昌信(46)・・・弾正、源介。甲斐八代郡出身。信濃海津城代。美少年の日には信玄とウホッ!な関係だったが、よもや、今も?
真田幸隆(60)・・・出家後の一徳斎で登場。信濃小県郡出身。真田一家の父上。
真田信綱(36)・・・通称は源太左衛門。真田家の長男坊。
真田昌輝(30)・・・通称は徳次郎。真田家次男。衆道大好き(はあと)。また出るのかな?
武藤昌幸(26)・・・真田家三男。武藤家に養子に入った後、喜兵衛の通称を名乗る。兄二人の悲劇後、真田に戻って家督を継ぐ。
          彼の長男信幸と佐吉の親交は現代に何通もの手紙として残っている。

【浅井家中】
浅井長政(28)・・・備前守。近江浅井郡出身の戦国大名。本スレで命運窮まるか?
海北綱近(?)・・・海北どので登場。浅井重臣。近江坂田郡出身。ちょっと変態なじいさん。
大野治長(?)・・・弥一郎。茶々に踏み台にされて登場。出生地はよくわからんが本籍は丹後。
茶々(4)・・・浅井長政の娘。3歳にして傍若無人振りを発揮w
阿閉貞征(?)・・・近江伊香郡出身で山本山城主。若き日の藤堂高虎が仕える。
藤堂高虎(17)・・・近江犬上郡出身。のちの築城の名手も今はただの食い逃げの名手。

11 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/27(火) 22:57:12
【大和の面々】
松永久秀(63)・・・弾正忠。策謀に長けたひひじじい。出身は和泉・山城など諸説。
奥田忠高(?)・・・よくわからないが日記の作者の経験あり。松永重臣。大和山辺郡出身。
筒井順慶(24)・・・筒井家当主。大和国添下郡出身。
島清興(33?)・・・筒井順慶配下。大和平群郡出身。佐吉を高く評価する謎の武士はついに左近と判明!!
果心居士(?)・・・数々の伝説を残す幻術師。松永・信長・秀吉などと絡んで伝説が残る。
柳生宗厳(46)・・・大和添上郡柳生谷の領主にして新陰流剣術の達人。一時佐吉一行がお世話になる。

【お医者さま】
曲直瀬道三(66)・・・諱は正盛。戦国のBJ?出身は近江。紀ノ介を治療する。
丹波全宗(47)・・・戦国のキリコ?出身は京。のちに施薬院を起こしたために「施薬院全宗」で知られる。
永田徳本(50?)・・・戦国の琵琶丸?出身は三河幡豆郡とも。現代の製薬会社「トクホン」のネーミングはこの人から。

【その他】
小寺孝高(27)・・・官兵衛。播磨飾東郡出身。当時は播州平野の小大名小寺政職の配下で姫路城代。そういえばまだ小寺だった。
樋口与六(13)・・・のちの愛の戦士・直江山城守兼続。口の悪さは天下一品?
本多正信(35)・・・弥八郎。家康の家臣だったが三河一向一揆の際に一揆方について退転。
北畠具教(45)・・・三位中納言にして伊勢の元国司。多気郡出身。信長に降伏しつつも勢力回復の機会をうかがう。
         剣術の達人。息子を佐吉一行にさらわれる。
北畠具房(26)・・・具教の長男。大腹御所なんて不名誉なあだなが後世に残っちゃったおでぶさん。

石田正継(?)・・・佐吉の父。佐悟右衛門。教養人だったらしい。長男に悩む。
石田正澄(?)・・・弥三。主人公の兄。本作ではちょっとヘタレ。ヘタレっていうか鬼畜変態ロリ犯罪者。
         ただし変態とホモの横行する本日記中の人物と比べれば性の嗜好はごく真っ当にヘテロ。
正澄のごしんぞさま(?)・・・本スレによると細身で顔がうすでのちょっと気の弱い人らしい。 ある意味で本スレの健全な?性の部分を担う。
たろべえ(?)・・・佐吉の家の小作。正直さがわざわいして弥三をぐれさせる。

坊主(?)・・・佐吉に異常な執着を見せる変態。その正体は杉谷善住坊。ついに命運迫る!?


12 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/28(水) 09:16:16
結局貼るんかい。
しかもとだくんのアレ書いたままかよ。

13 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/28(水) 10:47:02
>>1
佐吉乙!

14 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/28(水) 15:13:30
>>1
佐吉乙。

15 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/28(水) 20:40:22
まとめの方乙。
大変はげみになります。

16 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/28(水) 21:01:01
[佐吉] 攻撃:62 素早さ:94 防御:45 命中:14 運:18 HP:237
[市松] 攻撃:80 素早さ:53 防御:33 命中:55 運:45 HP:211

佐吉 vs 市松 戦闘開始!!
[佐吉]の攻撃 MISS [市松]は攻撃を回避した。
[市松]の攻撃 HIT [佐吉]は105のダメージを受けた。
[佐吉]の攻撃 MISS [市松]は攻撃を回避した。
[市松]の攻撃 HIT [佐吉]は49のダメージを受けた。
[佐吉]の攻撃 MISS [市松]は攻撃を回避した。
[市松]の攻撃 HIT [佐吉]は99のダメージを受けた。
[市松]が[佐吉]を倒しました(ラウンド数:3)。
魔法のMD5 - MD5バトル http://www.newspace21.com/mix/btl.php

17 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/28(水) 22:02:45
運がリアルだなw

18 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/28(水) 23:06:11
>>16

市松の運45という数値は高いのか低いのか分からんなw
市松の素早さはもうちょっと上でもいいんじゃない?

紀之介だったらHPと運の値が低いんだろうな。
虎之助は全体的に数値が高そうだ。

増田と坊主の命中値は100と見た。

19 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/28(水) 23:13:07
増田は全て100な気がする

20 :大谷紀ノ介:2006/06/28(水) 23:58:45
元亀四年 三月二十三日

佐吉がおつかいで出かけてしまった。明日には帰ってくるそうだけど。
ひとりでおり紙の新しい形を考えていると、全宗先生が入ってきた。
「万が一の場合は、この薬を服用してください」
「なんですか?これは?」
「解毒薬です」
全宗先生には僕の病のことはわかっていたらしい。
「これでも毒物の専門家ですから」
僕に気を使って、佐吉が留守のうちに渡してくれたことがうれしかった。

21 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/29(木) 00:10:55
元亀四年 三月二十四日

お使いの帰り道、柳生庄にまで足をはこんでみた。
家ではお上様が、先生は河原で釣りをしている、と教えてくれたので河原に行ってみた。
柳生先生は岩に座って釣りをしていた。
ただ、先客がいるらしくて、その近くで同じように釣りをしている人がいた。
筒井家の左近さんだった。
二人とも目もあわせず、何も口にせず、ただ黙って釣りだけをしているように見えた。
けど、不思議なことに、その川の流れが聞こえるだけの雰囲気が、すごく居心地がよくて泣きそうになってしまった。
柳生先生はその後、自分の魚籠を左近さんの籠に入れ分けて、帰っていった。
左近さんもお礼も言わず、ただにやっとしただけだった。

22 :増田:2006/06/29(木) 00:23:29
元亀四年 三月二十五日

今朝方、投げ縄の練習をしていると、尼寺の方から去っていく影を見かけた。
ちょうど動く目標が欲しかったので、そいつの首めがけて縄を投げた。
うまいこと首に引っかかり、そのまま野原や肥溜めの中に引きずり回した。
ちっこい体だったから、引っ張るのは楽だった。

……朝の出仕の時、とのの体調が悪いらしく、とのは一日中寝ていた。
ただ、立て札がかざってあって、
『 辞令
 増田甚右衛門 は本日より
 東の武田の動きを細作すべし』
……なぜかワシがまた密偵にされる羽目になってしまった。

23 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/29(木) 01:13:39
前スレのと日付重複してない?

24 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/29(木) 11:17:03
ちょww殿がw

25 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/29(木) 13:42:28
増田100%

主人公 佐吉
メインヒロイン 増田
幼馴染 紀ノ介
ツンデレ 虎之助
お色気系 坊主
妹系 お葉(非処女)

なんか途中でわけわかんなくなってきた

26 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/29(木) 13:58:12
非処女以外男wwww

27 :増田:2006/06/29(木) 22:04:28
三月二十七日

殿の命だ、やむをえん。再び武田領への旅だ。
三遠のほうを回ったらいくさ場にぶつかってしまうのは目に見えているので、
今度は船で敦賀から直江津に行き、あとは陸路で北信濃に入ることにした。

敦賀。朝倉領だが、朝倉が弱っているのもあって港にも活気がない。
酒も女もお稚児さんも買えなかった上にいつのまにかわしのことをつけているやつがいる。
朝倉にかぎつけられたか。むう、せっかく京の薬売りに化けているのに。
路地をかいくぐって逃げ、ようやく巻いたのを確認して直江津行きの船に乗りこんだ。

夜。安酒を飲みながらふなべりで星を見ていると、後ろからあやしげな気配。
そのうち影からぬっと男が出てきて、「ご相伴よろしいか」という具合に茶碗を差し出した。
しばらくやつはわしの酒を黙って飲んでいたが、ふいににやっと笑い、
「あんさん、針売りの格好しとるけど、ホントはちゃうやろ」と言った。
ちっ、やはりそうか。作り笑いをしながらごまかしつつ、場合によってはと思ってふところの
脇差を取り出す準備をした。男はわしのしぐさを見てあわてて、
「ちゃうちゃう、べつにあんさんが極悪非道の人買いやからいうて、どうかしようちゅうわけちゃう。
 むしろ一枚のらしてんか」
えっ?わし、そんな風に見えちゃったの?つい顔を手にやってほおのいろんな場所を触りながら
否定したが、男はわしがごまかしてると思ったのか
「別にほんのちょっと分け前に預からせてもらえればええんや」と揉み手をして
わしに迫ってくる。なんかややこしいことになってきたなあ。

28 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/29(木) 22:39:19
おっと新展開

29 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/30(金) 09:36:47
増田、おもろいことになってるなw

30 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/30(金) 10:25:38
ん〜、増田と信玄を対決させるために、再び出かけてもらったんだけどなぁ。
ちなみに、信玄の命日は、4月9日あたり。

31 :仙石権兵衛:2006/06/30(金) 10:49:55
三月二十六日

近江永原の佐久間様から銭三千貫が送られてきた。
小六の親分から、
「すぐに佐久間どののところへ行け。しっかり三千貫ぶん働いてこいよ!」
と永原へ向かうよう指示が出た。
……ああ、三千貫っていったら、例の医者へ払う治療代かぁ。
出兵があるらしく、むこうではすぐにでも来て欲しいそうだった。
あいさつを済ます時間もなく、永原へむかった。

永原ではいくさの準備であわただしかった。
佐久間様にお目通りすると、すぐに京へ向かわなければならないらしい。
また公方が背いて二条城にたてこもっているようだ。
やれやれ、どうも、俺は京と足利の縁が切れそうにないなぁ。

32 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/30(金) 11:00:28
つまり信玄の死因は・・・・・

33 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/30(金) 11:09:25
>>30
まだ日がある。なんだかんだで信玄の下にたどり着けばいい。

34 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/30(金) 11:28:10
伊那駒場まで着けるかな

35 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/30(金) 11:38:15
                 l..:.::::::::::::::::::::::::::::イ      =     =
                    |.:::::::::::::::::::::::::::::: |     ニ= 増 そ -=
                  |:r¬‐--─勹:::::|     ニ= 田 れ =ニ
                 |:} __ 、._ `}f'〉n_   =- な. で -=
  、、 l | /, ,         ,ヘ}´`'`` `´` |ノ:::|.|  ヽ ニ .ら. も ニ
 .ヽ     ´´,      ,ゝ|、   、,    l|ヽ:ヽヽ  } ´r :   ヽ`
.ヽ し き 増 ニ.    /|{/ :ヽ -=- ./| |.|:::::| |  |  ´/小ヽ`
=  て っ 田  =ニ /:.:.::ヽ、  \二/ :| |.|:::::| |  /
ニ  く. と な  -= ヽ、:.:::::::ヽ、._、  _,ノ/.:::::| | /|
=  れ.何 ら  -=   ヽ、:::::::::\、__/::.z先.:| |' :|
ニ  る と   =ニ   | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::.|'衆.:Y′ト、
/,  : か   ヽ、    | |::::::::::::::::::::::::::::::::::::_道_::|  '゙, .\
 /     ヽ、

36 :無名武将@お腹せっぷく:2006/06/30(金) 17:05:23
仙道じゃなくて衆道になってるwww

37 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/02(日) 00:32:38
紀ノ介ってさー
ノリノスケって読むの?
キノスケって読むの?

38 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/02(日) 00:57:58
何のためらいもなくキノスケだと思い込んでた…

てか、「紀ノ介」じゃなくて「紀之介」の方が正しいみたいだね。
ずっと間違えてましたorz

39 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/02(日) 14:19:32
キノコって言うぐらいだから、少なくともこのスレじゃキノスケじゃない?

40 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/02(日) 21:32:48
>>30
あんまりにみえみえなので、ちょっといたずらしました。
おまいさんも職人だったら愚痴文を投稿するんじゃなくて、ネタで切り返すべし。
わたしかてこの1年半、自分の立てたネタを何度くずされたか(泣)

41 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/02(日) 21:33:05
大河の次回予告に佐吉登場

42 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/02(日) 21:44:41
増田も出ないかなあ

43 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/02(日) 21:48:35
本来これから出るべきなのは、今回の大河が大きく扱う秀次の筆頭重臣が田中さんなのだが。
大河ドラマのガイド本の後巻にも出てこないところをみると、
きっと一豊や千代に役割を全て取られちゃうんだろうな。

一豊が上司である田中さんに送った行政文書とか残ってるんだけどなあ。
まあ、あまり期待せんほうがいいな。

44 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/02(日) 22:03:22
淀がヒロインぽくてなんか不自然だな〜
やっぱ悪女なイメージが強いから。

45 :44:2006/07/02(日) 22:06:07
あ、大河の、ね。

46 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/02(日) 22:06:36
三月二十九日

宇治に入った。京までもうすぐだ!
あれ、街は人っ子一人いない。どういうことだと思ったら、向こうで砂じんと鉄砲の音が。
そのうちときの声が近づいてきた。うわわわわ、足利と織田の市街戦に巻き込まれてる。
あわてて路地にかけこんだが、かけこんだところに足利の武者が何人もいた!!
そのうちのかしらっぽいのが「おお、戦が終わったらなぐさみにちょうどよいな」
うわあ、まずいと思ったら、その武者が突然前のめりに倒れた。
旗印を見たら、三つ引き両。佐久間さまの部隊。
そのなかにひときわ大柄な人がいたので、目をこらすと権兵衛さん!
「おお、佐吉か。ちょうど兵站で人手が足りんので手伝え」
権兵衛さんはそういうと足軽数人を引き連れてまた大路に走っていった。
お城ではぼおっとしかしてない人が、びっくりするくらい生き生きしてた。
しかし、助かったのはよいが、佐久間隊2千の兵糧の手配から金勘定をさせられることになった。
紀ノ介たちも心配してるだろうし早く帰りたいが、何せ急場の出陣だったらしくて
全てがおっついてない。なんか徹夜で仕事のしなきゃいけない感じ・・・

47 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/02(日) 22:13:58
>>40
わざわざそんなこと書かなくても…(・ω・`)
「(泣)」とか書かれると、他の職人さんが書きづらくなっちまうジャマイカ

48 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/02(日) 22:18:43
>>47
あああ、そういうことじゃなくて、
複数人の競作なんだから、自分の立てた思惑どおりにいかないのは当然じゃん。
俺だってそんなこと何度もあったけど、いちいちいじけるじゃにゃーぞということですよ。

49 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/02(日) 22:32:14
>>40
それもそうだね。(・ω・)
職人と呼ばれるためには、どんな設定でもネタを盛り込んで話を作らないと。
……でも直江津かぁ、方向が正反対だ orz


50 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/02(日) 23:01:32
四月一日

佐久間様の部将、玄蕃さまと一緒に知恩院へむかう。
本陣は見上げるような階段を上がっていかないといけないので、帰るころはひざががくがくした。
控えの間で会ったお武家様は、味方らしいけどはじめてみる人だった。
「ワシが摂州の荒木だす。ほな、よろしゅうたのんますわ」
身に付けているものすべてが派手で、紅と紫色が目に痛かった。
「では、手筈のとおりに」
「ほんまにやるんでっか?また叡山の時みたいにうらまれまっせ」

帰るとき、玄蕃さまにこれから何がおきるのかたずねてみた。
「市内にたてこもっている公方をあぶりだすため、洛中を焼き討ちにする」
そんな!?洛中っていったら、道三先生の医院もあるのに?
「民のことを考えず二条にこもるのが悪い。京の民も、自分たちを仰いでた頭首がどの程度やくたたずか、これでわかるだろう」
先生たちの身が心配だ。けど、一人じゃとてもじゃないけどそこまで行けない。
どうすればいいんだろう?

51 :市松:2006/07/03(月) 02:11:01
四月一日

佐吉が居ないと清清しい。虎之助はイライラしているが。
夜中に厠へ行くと、忠三郎殿が町の方へ。大殿様の御息女を娶っておいて
女を買うのかと怒りつつ、戒めるために後を追った。へそくりを握り締めていたのは秘密だ。
すると忠三郎殿は脇道へ入り、川の方角へ。おかしいと思いつつ、後をつけると
川の中の小ぶりの岩に乗り、素振りをはじめた。あんな場所で素振りなどしては
体勢を崩すはずだが、まったく落ちない。イチモツをたたせて、へそくりを握り締めている
自分に腹がたったので、物陰から忠三郎殿へ小石を投げつけたが、当たらなかった。
いかなる場所でも、時間でも、佐吉に大しては百発百中を誇る俺だが、はずした。運が良かったな!
危うく、捕まるところだったが逃げ切った。

52 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/03(月) 07:33:28
虎之助の成長に反して市松の劣化が激しいなぁ

53 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/03(月) 08:08:34
ある部分は成長しているようだかw

54 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/03(月) 11:43:32
>>49
キツいこと言うけど、俺設定通りやれとけん制してしまっては
前スレに出てきた妄想脚本家と同じだぞ。

まあ頑張れ

55 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/05(水) 14:08:04
保守

56 :お香:2006/07/05(水) 22:54:00
四月一日

ふと立ち寄ったお茶屋さんで、薬草らしき物をいっぱい持った人を見かけた。
古びた刀をぶら下げていて見ようによっては具足を外した足軽さんのようにも見えるけど、
傷薬でも作って戦場に持って行くんだろうか。
三色団子をほお張りながらそんなことを考えているとこんな会話が聞こえてきた。

「そんでな、相手はあの織田勢じゃ。さすがにあの時は死ぬかと思うたが、
 たまたま味方にえらい強いお侍さまがおってな、なんとか生き延びられたわい。
 わしはその時助けてくれた薬師の先生の下におるからもう戦には出んが、
 あのお侍さまは今頃は京で織田と戦っておるんじゃろうなぁ。
 でっかい体で次々に敵兵を倒す姿が目に浮かぶようじゃわ。
 将軍様は劣勢のようじゃが、あの方がおればなんとかなるかもしれんのう。」

しばらく聞き耳を立ててる内に、なにかピンとくるものがあった。もしかすると・・・
ちょうど路銀も少なくなってきたところだし、久しぶりに古巣の京に帰ってみよっかな。
あの人じゃないかもしれないけど、それならそれで京の空気を吸うのも悪くないし、
なにより私のカンは良く当たるのよ。きっと当たりだわ。
でも、なんだか名のあるお侍さまっぽいなぁ。もし見つけてもどうやって話しかけよう・・・。

57 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/05(水) 22:57:23
オリキャラだからもう書かないつもりだったけど、なんかスレの流れが止まってるし
景気付けみたいなのにできればいいな、と思って書いてみました。
評判悪いようだったらまとめサイトからは外しといてくれるとありがたいです。

58 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/06(木) 00:09:57
気にせんでいいんじゃない?
たろべえや鶏なんか大人気だし。

59 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/06(木) 00:21:51
個人的には、史実に直接介入しない限りは平気だな。

60 :大谷紀之介:2006/07/06(木) 00:49:30
三月二十九日

洛内は危ない上に誰も居なくなったので、曲直瀬先生は医院まで行かず、嵯峨の村の寄合所を借りて仮の診療所にしている。
僕は最近とても体調がいいので、今日はお手伝いの為に先生に付いて行くことにした。
ずっと家の中にいたから外の景色が一段と新鮮に見える。
僕がここに来た時は、嵐山の木々はまだ少し芽が出ていただけなのに、今では眩しいほどの新緑の葉を纏っている。晴れ渡った空の青と調和して、とても綺麗だ。
見とれていると2匹の蝶がひらひらと空を横切っていった。
僕の様子に気付いた先生は
「キノコ、自然の色彩は素晴らしいなぁ?
私は自然の美しさの分からない奴は生きる値打ちなどないと思うとるよ。」
と仰った。口調は厳しいけどなんだかとても納得してしまった。

桂川までくるとにわかに人の数が多くなった。避難している人達の小屋が川沿いに軒を連ねている。戦場に近いということを改めて感じた。

そういえば佐吉は大丈夫かな?戦に巻き込まれなければいいけど…

61 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/06(木) 00:54:39
ふたりで手伝ってるんじゃなくて紀之介だけるすばん?
そりゃ病気だから手伝ってたらおかしいもんな。

62 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/06(木) 01:20:32
>>61
え〜と…言わんとしていることがよく分からないけど…
紀之介が毒を盛られてからもうすぐ1ヶ月たつので、お手伝い出来る程に元気になってもらいました。

63 :61:2006/07/06(木) 11:59:28
佐久間のとこにふたりで行ったんだと思い込んでた。
読み返したら佐吉ひとりだったね、ごめん

64 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/06(木) 22:43:07
とだ・うえだ・長束あたりは何をしているのだろうか。
最近姿が見えんので心配しているのだが。

65 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/06(木) 23:25:27
とだくんネタ書こうかなと思ったんだけど、
何考えてもオチが丹羽様のウホネタになってしまうw

66 :大谷紀之介:2006/07/06(木) 23:40:27
四月一日

今日もお手伝いで診療所まで同行した。
慣れない避難生活に体調を崩した人や、怪我人が次々とやってくるので曲直瀬先生は忙しそうだ。
だけど僕の体を気遣ってくれてあまり多くのことを頼んでこない。もう大丈夫なんだけどなぁ。
それにしても薬が足りない。薬草を調達しに行った足軽さん、早く戻ってこないかな。

帰り道、川に差し掛かった所で先生は立ち止まって周りを見渡した。夕日に照らされる中、避難民の子供達がじゃれあいながら僕の側を走り抜けて行った。
「なぁキノコ…こんなに人々を巻き込んでまで、戦をする意味が私には分からないよ…。」
多くの避難民を前にして僕は何も言うことが出来なかった。

67 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/06(木) 23:51:03
>>65
この際、ウホッでもアッー!でも構わん!!

68 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/06(木) 23:55:14
ま、まさか足軽さんに死亡フラグが!?

69 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/07(金) 00:19:50
いよいよ四月二日でつね><

70 :64:2006/07/07(金) 14:03:45
>>65
ウホネタでよろ。
ヤツらが見えんのは非常にさびしい。
期待して待機している。

71 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/07(金) 22:36:03
丹羽一行、一応佐和山じゃなくて京でヨロ。
今なにもせんで佐和山でのほほんとしてたら追放もんだぞw

72 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/07(金) 23:18:40
この時期、柴田勝家ってどこにいるの?知恩院?
調べてもいまいち分からなかったorz

73 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/07(金) 23:39:04
>>72
京でいい。駐屯地はちょっとわからなんだ。
この帰り道の近江で寺を焼き討ちするが、『信長公記』に攻撃に当たった将の中に
柴田の名前が入ってる。

74 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/07(金) 23:52:11
>>73
情報dクス!
柴田勝家の小姓で佐吉に会わせてみたい人がいるから駐屯地を調べてたんだけど、やっぱ無理がありますね…諦めまつ

75 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/08(土) 08:19:52
>>74
毛受か。

76 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/08(土) 11:32:01
>>75
その通り。
兄弟揃って登場させようと企ててますた…orz

77 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/09(日) 14:51:18
四月二日

織田軍による洛中焼き討ちが始まった。僕も非常時にそなえ、腰巻きを身につける。
佐久間様の部隊も、火矢を人のいない住宅地にむけて放っている。
僕は権兵衛さんにお願いして、なんとか医院まで一緒に行ってもらえるように頼み込んだ。
町のあちこちから銃砲と怒号、悲鳴が響きわたっている。
すでに院は火に包まれていた。
「どうやら公方方も、こちらの侵入を防ぐために迎え火をしたようだな」
権兵衛さんの制止も聞かず、院の中に入った。
先生や紀ノ介たちを探したが、さすがに居らず、すでに避難したようで安心した。

すると、天井が焼け落ちて、梁が頭の上に落ちてきた。
とっさにしゃがみこんだおかげで怪我は避けられた。しかし、焦げた梁が背中を押しつぶしているので身動きが取れない。
権兵衛さんの名前を何度も読んで助けを求めた。
「おい、中に誰かいるのか?」
勝手口から足利兵と思われる人がやってきた。
「待ってろ、すぐどかしてやる」
そのおじさんは、重い梁をどかしてくれた。その人におぶられて裏口へ出た。
「少し煙を吸ったようだな。気分が悪いのなら、嵯峨村に医者がいると聞いている」
「ありがとうございました。あの、お名前を教えてください」
「俺か。名乗るほどの者じゃねぇが、五右衛門だ」
そういって背中を見せて走り去ろうとしていた。
「あの、どちらへ?」
「逃げる。負け続けても最後に勝てばいいんだ。そうだ、織田家ってのは、おちびの頃からいくさをさせるんかね?嫌だ、嫌だ」
そういって別れた。その命の恩人は、僕が敵方だと知りつつも助けてくれた。

78 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/09(日) 15:45:06
上京焼き討ちは4月4日からですよ><
4月2日〜3日は洛外の村(賀茂〜嵯峨)の焼き討ちです。

79 :大谷紀之介:2006/07/09(日) 16:02:08
四月二日

患者さんの数が日増しに増えてきた。全宗先生が薬を持って来てくれたので大分助かっている。

一段落した時、外の人達が騒いでいるのに気付いた。何なんだろうと思って外に出てみると、東の空に黒い煙が立ち上っているのが見える。
遂に洛中焼き討ちが始まったのか!?と思ったが、どうも違うらしい。よく見るともっと遠くのようだ。
まぁここは大丈夫だろうと思い、家に入ろうとしたら、向こうからカゴを背負った人が息咳き切って走って来るのが見えた。あれは…足軽さんだ!
足軽さんは僕の近くまで来るやいなや倒れ込んでしまった。
「キノコ大変だ…織田勢が洛外の村に火を着けて回っとる。直にこの村も焼き払われるらしいぞ…。」
ええっ!!そんな…!? 村の人達や患者さんを避難させないと!でも混乱が起こってはいけないし…とりあえず曲直瀬先生だけに知らせよう。
僕は足軽さんを支えて家の中に連れて行き休ませると、先生に足軽さんの持って帰ってきた薬草を渡しつつさっきのことを小声で伝えた。
先生は少し驚いた顔をしたけど、ほとんど動揺を見せなかった。
「キノコ、お前は早く足軽さんと嵐山の庵まで避難しなさい。羽柴家の小姓だとばれたら、焼き討ちを食らった村民達に何をされるか分からない。
患者の避難は私と全宗で何とかする。」
「僕にも何か手伝わせて下さい。大丈夫です。今までもばれませんでしたから。」
「今と前とでは状況が違う。それにお前…今の自分を鏡でも見てもっとよく勉強してこい。
さぁつべこべ言わずに早く行きなさい。」
先生に急かされて、僕は足軽さんを連れて外に出た。
それにしても先生の仰ったことがさっぱり分からない。
東の空にはさっきよりも多くの黒い煙が立ち上っているのが見える。
僕は後ろめたい気持ちを残しながら嵐山まで避難した。

そういえば佐吉…どうしたんだろう?

80 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/09(日) 16:35:28
>>78
><はやめろ
素直に指摘できんのか、バカ

81 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/09(日) 19:37:03
おっと 石川五右衛門再登場

82 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/09(日) 20:58:49
ああ・・・ついに紀之介の顔はくずれちゃったんか・・・?

83 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/09(日) 21:36:33
>>82

自分は、紀之介の風体がどう見ても武士の子にしか見えないからだと思う。
酷くなるのはまだまだ先……であって欲しい。

そして今日の功名が辻で紀之介の存在が抹消されていた件。
大垣からの大返しでの街道沿い住民達との交渉で三成とペアを組むのが
一豊になっていて泣きました。

84 :79:2006/07/09(日) 21:44:42
>>82
>>83氏の指摘通りです。
以前佐吉が紀之介のことを「顔立ちの整った武家の御子息のような」と言っていたので、それを参考にさせてもらいました。
つまり曲直瀬先生は「見たからに武家の奴が何を言うとる。捕まる前に早よ逃げろ」って言いたかった訳です。
なので、崩れた訳ではありませんよ。

85 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/09(日) 22:48:54
>>83
あずまさんつながりで仕官説でなく、
後に佐吉が推挙しました説なのかも知れない。

86 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/09(日) 22:49:54
>>83
むしろ佐吉一人の手柄になってて佐吉ずるいよ〜と思ったw

87 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/09(日) 23:48:05
>>78
げっ!?本当だ。
http://www.cyoueirou.com/_house/nenpyo/syokuho/syokuho7.htm
管理人さん、申し訳ありませんが、
洛中→洛外  へ変更をお願い申す。



88 :大谷紀之介:2006/07/10(月) 00:18:11
四月三日

嵐山からも嵯峨村で煙が出ているのがわかる。
足軽さんには申し訳なかったけど、だまって庵を抜け出してしまった。
人の流れに逆らって診療所に到着した。
中では道三先生が診察をしていた。ただ、ずいぶん急を要する話らしくて、僕の顔をみても、特別なにもせずに診察を続けた。
子供がはらいたを起こしてぐったりしたようだ。
「食あたりでもないとすると、これはまずい。虫垂炎かもしれない。一刻を争う。すぐに開腹手術する」
寝台がないので机を換わりに用いて手術を開始した。
しかし、焼き討ちの影響で、火の粉が風に乗って付近を次々と火の海に変えていく。
全宗先生の手も借りたかったが、この非常時に見当たらない。
とうとうこの館にも火が点いてしまった。
「せ、せんせい!火が、ここにも火が」
「駄目だ。今ここで止めるわけにはいかない。…くそ、汗を拭いてくれ」
熱で蒸し暑い上に、煙で目も痛いし、息もできない。それなのに先生の手術にかける集中はすさまじいものだった。
治療も終わり、開いたおなかも縫合した。
「よし、行くぞ、キノコ!」
こうして脱出した。

89 :曲直瀬正盛:2006/07/10(月) 00:34:50
四月三日

二条で挙兵した足利公方を攻めるため、織田弾正忠は京を広範囲にわたって焼き討ちをかけている。
しかし、敵とはいえ、自分たちが納める民たちの家や財産をも火にかける執念は一体なんだ?
改めて元亀二年(1571年)の叡山焼亡を思い起こさせる。
あの御仁には、お上も朝廷も眼中にないのだろうか?

虫垂炎の子供はひとまずかたづき、夕方ごろには親の元へ引き渡した。
キノコは申し訳なさそうな顔をしていたので、
「そんなにすすだらけの顔じゃ、おなごにもてんぞ」
とからかって二人で笑った。
「でも、こんな大変な時に、全宗先生は何しているんでしょうね?まったく…」
そういえば、おかしい。あいつにはきちんと避難誘導の役割を与えていたのに。アレから姿を見せない。
まさか……信長を暗殺しに?

90 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/10(月) 00:36:40
>>87
曲直瀬先生の医院が燃えてるし、日付を変更した方がいいと思うよ。

91 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/10(月) 03:36:29
四月四日

四が二つ並ぶ縁起のわるい日だ。
佐久間様がいる陣に道三先生と紀之介がやってきた。
「佐吉!?こんなところにいたのか」
「紀之介、心配かけてごめんよう。それより、医院が焼けちゃって」
「いや、そのことはいい。それよりも本陣の場所を教えてくれないか?急いでる」
本陣だったら知恩院のはず、と教えてあげた。
「信長公もたしかにそこにいるんだね?」
たぶん、と答えると、足早に陣を出て行った。
後から追いかけていって、紀之介に事情を聞いてみた。
「全宗先生が昨日から居なくなったんだ。先生の話だと、おおとののお命を狙いに行ってるんだって」
ええっ?じゃぁ、早くおおとのに知らせないと。
「先生は事態を穏便にすませたいから、誰にも知らせないで。お願いだよ」
紀之介は全宗先生のためを思って両手を合わせて頼み込んだ。
先生の足取りはまっすぐ南に向かっている。どうやら、先生はなにか考えがあるようだ。
先生と紀之介の後についていった。

清水寺の北側の舞台で全宗先生をみつけた。側に頭の大きな、いかつい体の雑兵が狙撃の構えをつづけている。
よくみると、命の恩人の五右衛門さんだった。
全宗先生に近づくと、先生は火縄銃を腰溜めに構えて銃口をこちらに向けた。
「邪魔しないで下さい、師匠。私はいま、この日の本の病を取り除く手術をするところなのです」
「お前さんは、怨みを信長にぶつけているだけだよ」
「…どうしてここが?」
「暗殺するなら狙撃しかないだろうな、と思ったからだ。本陣が丘の上にある知恩院にあるなら、そこから狙撃できるといったら、清水寺あたりと踏んだよ」
「信長が死ねば、こんないくさはなくなるんです」
「なぁ、人はなんでいくさなんかしてしまうんだろうなぁ」
先生は誰に語ろうとするのでもなく、明後日のほうを向いて話し出した。


92 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/10(月) 04:03:30
四月四日 つづき

「今の戦乱も、応仁の乱のころから幕府の力が弱まって、みな好き勝手にやりだしたんだ。
その足利幕府も、北条の執権の力が弱くなって、尊氏公が開いたものだ。
人の世の中ってものは、つよい奴が世の中をまとめなければ、混沌するんじゃないかなぁ?」
むずかしい話だ。けど、戦乱をまとめるためには、おおとのが必要だ、と言いたいのはわかった。
「人は病でも死ぬ。火傷でも死ぬ。そしていくさでも死ぬ。傷を治しても人は死ぬことは避けられないものだ。
だとしたら、医者はなんのためにこの世にあるのかな?」

話の直後から、空から大粒の雨が降ってきた。
「五右衛門さん、あきらめましょう。ご協力感謝いたします」
「火薬が湿けっちまった。これじゃ弾がとどかねぇ」
五右衛門さんは、そこではじめて狙撃の構えを解いて、銃を捨てた。
「先ほどのアンタのご高説を聞いて、いたく感動したんでね。ここで俺も一言、ぶっちゃけさせてもらうぜ」
そう言うと、道三先生のほうへ指を刺した。
「確かに信長がいれば、世の中は効率よくまとまっていくだろうさ。だがな、アンタの理屈は、勝った者や日より者の弁だ。
信長に奪われた者たちのおもいは、何も含まれちゃいないぜ」
五右衛門さんは出口に向かって歩いていった。
「死んだ奴らの魂は、どこに向かうんだろうな?経典にあるように、無になるのか?
だったら、それは死んだ奴の死に損だ。お天道さんが許しても、この五右衛門様は許しちゃおかねぇ」
五右衛門さんの問いに、誰も答えられなかった。五右衛門さんは、そのまま走り去っていった。


93 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/10(月) 10:28:56
ここで撃っちゃって坊主が冤罪で捕まるのかと思ったw

94 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/10(月) 13:03:21
>>91
元亀「四」年だ。四は三つ並び、な。

95 :増田:2006/07/10(月) 13:14:58
四月四日 晴れ

乗ってた船が、難破して…しまった。
板につかまり、得意の泳ぎでなんとかどこかの砂浜にたどりついた、はずだった。
その後、自分に「だっちゃ」「だっちゃ」いいながら人が近づいてきたのはおぼろげに覚えているのだが、
次に気がついたときには牢屋の中だった。そこには何人かの男がいた。
傍らを見ると、俺を人買いだと勘違いした河内言葉の男が…
「えらい往生しましたなあ。でも、もっとえらいことになりましたで。
 わいら、どうやら佐渡の銀山の掘り子にされてもうたみたいだんねん」
げっ!とのの仕事ができん、というかそれどころじゃない!!
俺が真っ青になっていると、河内言葉の男は
「あんさんは人買いだから、因果応報ちゅうもんやろ」
とにかっとしていうので、むかついて思い切りなぐってしまった。
ちくしょう、なんでこうなんねん。

96 :加藤虎之助:2006/07/10(月) 13:46:48
四月一日

佐吉と紀之介が京に行ったっきり帰ってこない。

先日、先に帰ってきた山内さん捕まえてあれこれ尋ねてみたところ、紀之介の病気が再発したことや、京が焼き払われることで混乱に陥ってることが分かった。
だけどそれ以来、何の情報も入ってこない。
佐吉…あいつドジだから足利勢に捕まったりしてないかな…。焼き討ちに巻き込まれたりしないかな…。
最近そのことで頭の中がいっぱいで、夜もなかなか寝られない。市松と剣の稽古で手合わせををしても集中できずに必ず負けてしまう。

ああ!もう、あの野郎!!こういう時は手紙ぐらいよこせよ!
こんなに心配かけやがって…帰ってきたらタダじゃおかないからな!!

97 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/10(月) 14:25:58
>>95
それでも増田なら・・・増田なら何とかしてくれる!!!?

>>96
ツンデレ炸裂しまくりでんがな

98 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/10(月) 15:40:05
水泳まで得意とは、さすが増田。

99 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/10(月) 16:56:23
そういえば戦国無双2で坊主が護衛にできるみたいだ。
佐吉につけよっと。

100 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/10(月) 22:58:01
>>99
護衛どころか、背後から菊門を狙撃されそうだ

101 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/10(月) 23:03:46
sage忘れた・・・ごめん

102 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/11(火) 14:26:51
戦国無双の佐吉は育ってかわいくない

103 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/11(火) 22:48:33
>>102は増田

104 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/12(水) 08:42:44
>>102は坊主

105 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/12(水) 17:19:16
坊主が主役の小説見つけた。
買わなかった。

106 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/12(水) 22:53:40
>>105
南条範夫のあれかな?まだ読んだことないけど。

107 :お香:2006/07/13(木) 00:43:59
四月四日

今日は得意の木登りで戦の様子を高みの見物。それにしても酷いことするわね。男の人の考えることってイマイチわからないわ。
木の下は織田軍の兵が忙しそうに行ったり来たり。その様子を眺めていたら、体格の立派な人と色白な小姓風の子が向こうからやって来た。

・・・あれ?あの団子鼻は・・もしかしてあのお侍さん!!??足利軍にいるんじゃないの!!?? でもあの顔は間違いないわ!!

そうこうしている内に二人は私の登っている木に近付いて来た。すると小姓風の子が、木の根っこにつまずいてしまった。お侍さんは気づかず行ってしまう。するとその子が
「ご 権兵衛さん、待って下さい。」
と言った。

へ〜名前は権兵衛さんね。
ん?…織田勢で、体格の良い団子鼻の権兵衛さん…そういえば、羽柴家中にそんな人がいるって聞いたことがあるような…。

…京の街も焼けちゃったことだし、近江の横山まで行ってみよっかな。
あの人じゃないかもしれないけど、それならそれで城下町の空気を吸うのも悪くないし、
なにより私のカンは良く当たるのよ。きっと当たりだわ。


108 :お香:2006/07/13(木) 01:10:12
四月八日

横山に着いたけど、お金がすっからかんになっちゃった。
昨夜はお城近くの尼寺に泊まらせてもらったけど、これからどうしようかな。どこか武家のお屋敷で雇ってもらったら、あのお侍さんと会えたりするかな。

尼寺の前で座り込んで考えていたら、後ろからだれかに激突された。
びっくりして振り向くと高そうな着物を着た小柄なお侍さんが倒れてる。
「大丈夫ですか?」と声をかけると、そのお侍さんは私の顔をしげしげと見つめてきた。そして唐突に
「こんな所でおみゃあさんは一体何やってりゃーすか?名はなんと言やーすか?」
とあれこれ聞いてきた。なんだか気味が悪いわ。
あ、でも実はこれってチャンスかも。
嘘と真を織り交ぜて、自分を売り込んでみよう。名前は…源氏名じゃなくて本名を使っちゃおっと。
「はい、お侍様。私はお種と申します。出身は山城国、父は地侍の高田次郎右衛門でございます。
先の戦にて両親を亡くし、その菩提を弔うため、諸国のお寺を巡る旅をしておりました。
一昨日あたり最後のお寺をお参りし、ようやく帰路につけたのですが、昨日聞いた噂によると、京の焼き討ちにより家が燃えてしまったようなのです。
帰る所まで失い、こうしてここで途方にくれておりました。
先程の失礼はご容赦下さいませ。」
と言って目を潤ませてみた。
「ほーきゃほーきゃ。おみゃあさんもなかなか大変だったなも。
帰る家がありゃーせんなら、ワシの所で働いたらどうでゃあ?」

あらら、なんだかアッサリと決まっちゃった。
それにしてもこのお侍さん、お猿さんそっくりね。

そして付いていってたどり着いた所は…驚いたことにお城!
住み込みの小間使を任されちゃった。
前回同様、名前を聞くの忘れてたけど、もしかしてさっきのお侍さんって羽柴さま?
私って結構スゴイかも♪

109 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/13(木) 01:36:20
お香って秀吉からワンクッションあって政宗が強奪だっけ?

110 :羽柴秀吉:2006/07/13(木) 02:04:59
四月八日

今日は凄い収穫をしてしまった。
その名は"お種"。
もの凄い美人で利発そうな娘さん。一目で気に入り即座にスカウトさせてもらった。

しかし年齢を聞いてびっくりした・・・・・・。
最近の子は発育かいいんだな…てっきり二十代かと思ったよ。

すぐにでも側室に…と思ったが、あの年齢はちょっとマズい。それにねねも怖いし。

ひとまず小間使として手中に確保させてもらった。

そして頃合いをみて、いつか必ず側室に…。

111 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/13(木) 02:20:19
>>109
囲碁の賭けの戦利品として貰われて行った人です。
正しくは通称「香の前」、本名「お種」。

112 :ねね:2006/07/13(木) 06:54:02
四月八日

白い着物が紅色になった

さる きも

113 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/13(木) 08:27:58
>>111
それって鬼庭綱元が碁に勝って貰ったのに政宗に奪われちゃった人?

114 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/13(木) 10:32:41
お香の初回登場がいつだったか、まとめをひっくり返して探したらこれかな
「元亀四年 一月二十四日 仙石権兵衛」
まさか美人局がこんな形で絡んでくるとはねぇw

115 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/13(木) 11:18:33
ねね気付くのはやすぎww

116 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/13(木) 11:25:40
一応浅井・朝倉の軍と対峙中なのに、頭に花が咲いたような話だなw

117 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/13(木) 15:40:22
>>113
その人です。
他の職人さんのオリキャラってことでしたが、実在の人物にしてみました。
色々と無理がありますが…

118 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/13(木) 15:57:34
いいんじゃない、どうせ前半生なんてほとんど分かってない人物なんだし。
生まれが生まれだからちゃんと記録に残ってるのは側室になってからだよな?

119 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/13(木) 18:28:31
>>118
書くにあたって色々調べてみたけど、側室以前のことは分かりませんでした。
ただ問題なのは年齢。後に政宗の所に行くことを思うと、秀吉の日記にも書いたように、妙に若くなっちゃうんだよね。

120 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/13(木) 18:55:39
お香さんの中の人、日付の進行を周りに合わせてやっとくれ。
別に他の進行に合わせればいいだけだしさ。

121 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/13(木) 19:17:54
ちょっと昔の出来事になってもいいじゃない。
このスレの前半とかさ

122 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/13(木) 20:33:34
>>120
あ ごめんなさい。
人によって日付が前後するのはいいかな、と思い投下してしまいました。
以後気を付けます。

123 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/13(木) 21:48:20
違う人なら多少日付が前後するのは別にいいんじゃないか?

124 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/13(木) 21:58:22
けっこう日にちの進みが早いときがあるから
投下しよと思っても日にち過ぎちゃってお蔵入りになる時とかあるし。

125 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/15(土) 23:25:35
保守

126 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/16(日) 23:13:28
人が違う場合は、日付が多少前後するのはいいのでは、という意見もあるので投下。
↓はちなみに佐吉のです。ちょっとシリアスな話。

127 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/16(日) 23:16:52
四月四日 夜

「今日は大変な日だったな。」
寝る前になって紀之介がぼそりと言った。とのに仕えるようになって随分修羅場を
潜った、と自分でも思っていたけれど、今日一日を思い返すに、まだまだのようだ。
本当にこの調子で僕は立派な武士になれるのかな?

不安になった所に紀之介が隣の寝床から呼びかけてきた。
「なあ、佐吉。」
「なあに、紀之介。」
考え事の最中で生返事だった僕は、紀之介の次の一言で我に帰った。
「お前は少しでも僕より長く生きてくれよ。」

いきなり何言ってるんだ、と笑い流そうとしたけれど、紀之介は僕を見据えて言った。
「お前の行く先が知れなくなった時、お前の命を案じたんだ。
 僕はこの通りの病だから僕が先に死ぬのが当然だとずっと思っていたが、
 今日の出来事でそうでない事も十分あり得るんだと改めて分かったんだ。
 身勝手かもしれないけど、お前が僕を残して逝ってしまったら到底いたたまれない。
 だから約束してくれないか?お前は僕よりも長く、ずっと前を向いて…できれば笑って生きて欲しい。」

正直、怖かった。紀之介があまりに真顔なので約束しないわけにはいかなかったけれど、
何だか約束すると本当になってしまいそうで。僕だって紀之介が先に死ぬのを見るのは嫌なのに、ずるいよ。

それを紛らわせるために、わざと明るく言った。
「じゃあ、何か紀之介も『約束』してよ。僕にだけ『約束』させるなんて公平じゃないよ。」
すると紀之介は困った顔をしてしばらく考え込んだ。
「そうだな…、よし、お前が僕の言った『約束』を守ってくれるなら、僕がお前を守る。
 お前を泣かせる奴が出たら、佐吉、僕がお前を守ってやる。」

「約束だぞ」と指切りをした。紀之介が笑ったので僕も笑って、眠りについた。

128 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/17(月) 00:22:25
何このシリアス話・・・。GJ過ぎますよ。

129 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/17(月) 00:53:28
葵徳川3代の佐吉・紀之介の友情シーンを思い出した。
確かに佐吉は紀之介よりほんの数日だけど長生きしたよな(´;ω;`)

130 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/17(月) 01:07:19
佐吉が腹切らないで逃げたのは約束を守るためだった・・・ってことですか・・・。ああ、目から液体が。

131 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/17(月) 01:13:28
このスレの職人さんのクオリティ高杉

132 :福島市松:2006/07/17(月) 12:36:58
四月五日

城に来ている絵師が、部屋を一室かりて作業に取り組んでいる。
飯を食っている間に、絵に触らないと言う条件で、お虎と一緒に絵をみせてもらった。
「う〜〜む。この墨一色だけで表現する。これぞ匠の技だな」
「む、そうか?俺には描きかけだから、何を書いているのかまだわからん」
お虎が腕を組んで、頭を悩ましている。
「わかっちゃいねーなぁ。この盛り上がった曲線は、天に突き上げる山を表している。
こっちに描かれてるのは、草だな。きっとこのあと花が描かれるんだろ」
お虎の反応がいまいちだった。
と、そこへ、休憩していた絵師が戻ってきた。
で、俺たちが見ていた反対側に座り、筆を取り出して、再び描きだした。
「この絵は岐阜のお殿様へ献上するための絵ですが、いかがですか?滝で涼んでいる鷹を描くつもりです」
俺が山だと思っていたのは、滝だった。俺が草だと思っていたのは、飛んでいる鳥だった。
お虎の奴、部屋からでてから、笑いをかみ殺してやがる。
……ちくしょう。紛らわしい絵を描きやがって、恥かいたじゃねぇか。

133 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/17(月) 13:15:40
なんか市松がただのDQNに思えてきた

134 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/17(月) 14:31:35
え、DQNじゃん

135 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/17(月) 15:10:13
DQNなりの成長物語キボン

136 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/17(月) 15:11:18
DQNか…
二人のやり取りにほほえましく思ったんだがいかんのか

137 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/17(月) 15:29:03
DQNであってこそ市松

138 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/17(月) 15:44:42
絵師は誰だろう?
狩野永徳?
でも水墨画…?

139 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/17(月) 16:22:50
水墨画ってことは、長谷川等伯じゃない?

140 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/17(月) 20:57:06
長谷川等伯が信長に絵を献上したって聞いたことないけどなぁ。

141 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/18(火) 00:53:01
狩野永徳じゃないかな?
たしか永徳も水墨画描いてると思う。

142 :織田弾正忠信長:2006/07/19(水) 13:10:21
四月一日

最近巷で流行しているという早口言葉を耳にした。試しにやってみる。
「弾正忠とチュウの途中…」

くだらぬ。
誰がこのようなものを言い出したか、探し出して切り捨ててくれるわ。

…だがしかし……

「えぇい!お蘭はどこじゃあ!!すぐに呼べぃ!!」

143 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/19(水) 13:33:18
おいw信長w
上げ足取るようだけど、この時代にくだらないって言葉あったのかな?

144 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/19(水) 14:43:22
そんなこと言い出したら、このネタの根幹を成す「チュウ」って言葉が使えなくなっちゃうじゃないか。
ごめんの。

145 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/19(水) 15:05:15
まあねえ。
それとは別に、お乱はまだ8歳なのだが。
万見とか出そうよ。

146 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/19(水) 15:23:51
巷で流行→京童がやってるのを連想→そうだ!稚児に手を出そう!
と脳内補完

147 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/19(水) 16:09:00
四月 二日

小用を済ませ、屋敷への帰り道に小一郎様と出会った。
軽く世間話をしていると小一郎様が、こう問われた。

「釜の底の焦げた飯は好きか?」
「もちろんです、醤油をかけて食うとおいしいです。」
「そうだろう。儂も好きだ。よいか?佐吉よ・・・・・・
 この世・・・我われが、目指す上には、釜の底の焦げた飯など
 食べたこともない人間が数多くおる。人間・・・皆、死ねば肉の塊だが
 生きるうちはまったく違うものぞ。」

と、言われた。あれを食べたことがない人間がいるなんて・・・しんじられないと思った。

148 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/19(水) 16:09:43
>>145
先代お蘭(松阪屋創業者・伊藤蘭丸)じゃまいか
と無理にこじつけるw

149 :織田弾正忠信長:2006/07/19(水) 17:20:48
四月一日

近ごろ巷では妙な早口言葉が流行しているらしい。
少し気になったので、ちょうど側にいたお鍋に言わせてみた。
「弾正忠とチュウの途中、弾正のじゅっ」
…少しでも期待した儂が愚かであった。
しかし、お鍋の艶めかしい唇が戸惑いながらも妖しく動くのを眺めていると、何かが体の奥からこみ上げてくるのを感じた。
「まだ昼ではあるが…是非も無し。」
これではまるで猿ではないか、と可笑しくなったが湧き上がる情念に逆らう気は起こらない。
そうしてそのままお鍋を閨へと誘い、一匹の獣となった。

150 :142:2006/07/19(水) 17:23:41
いくらギャグとは言え、整合性は持たせたいので書き直してみました。
衆道関係はイマイチよくわかんないので登場人物も女性に変更しましたが、
これでもどこかおかしかったらごめんなさい。

151 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/19(水) 17:47:22
>>147
お金がないwwwwww

152 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/19(水) 17:50:02
>>147
笑えん。整合性を考えないのなら一人でどっかでやって。
佐吉は4月2日現在どこにいる?それとも別の人か誰か?

153 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/19(水) 18:01:24
>>152
佐吉がどこにいるのか理解できずに書いた。反省している。

154 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/19(水) 18:55:17
ここは新人に手厳しいインターネッツですね

155 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/19(水) 20:05:52
>>152

>それとも別の人か誰か?

誰だと思ってたの?

156 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/19(水) 20:15:23
>>153
まとめの中の人に日付を変えてもらう?

>>155
今まで書いてきた職人さん達のことかと

157 :杉谷善住坊:2006/07/20(木) 00:07:43
四月五日

佐吉を増田に譲り、拙僧は身を引こうと思い立ってから暫く経つ。
増田は良い奴だ。きっと佐吉を幸せにしてくれる。

先日、改めて佐吉のことを増田に頼みに行ったが、ついつい条件反射で対峙してしまった。
その時の騒動が原因で数日臥床していたのだが、その間に増田はどこかに行ってしまっていた。

新しい相手を探すべく高札を書こうと思い立ったこともある。
しかし、どうも気が乗らず、紙に試し書きをしたっきりになっている。


思えば三年前、信長を我が物にせんがため、例の計画を決行した時・・
増田そっくりの犬に襲われず、成功していたならば佐吉と出会うことも無かっただろう。

・・・・・

・・・信長か・・・

我らが本願寺の敵にして、拙僧が心底惚れ込んだ男・・。
愛と憎悪が入り混じったこの感情は片時も消えたことがない・・。

佐吉を譲ると決めた今、拙僧に残るのは奴しかいない・・。

・・・もう一度挑んでみるか・・・


158 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/20(木) 00:09:16
坊主ひさびさにキター
いよいよ最終決戦か!?

159 :杉谷善住坊:2006/07/20(木) 00:11:38
四月五日

京の近くの山奥。眼下に数日前とうってかわって炭で真っ黒になっている瓦礫の街並みがみえる。
鴨川のかわべりに人が集まって避難している。焼けた臭いが服に染み付いてとれない。
「ずいぶんと大仰に焼けたのう」
声をする方にふりむくと、いつぞやあった老人と見たことのない若い大男が近づいてきた。
「果心居士。しばらくぶり」
果心居士のほうもあいさつをすると、傍らの男を紹介した。
そいつは風太郎というらしい。こっちの目を見ながらだまってうなずいた。拙僧を警戒しているらしい。
「おぬし、暇ならちと手伝ってもらえんか?」
なんだかコイツの言うことに胡散臭さをかんじたから、嫌だ、と答えた。
「そうか。せっかく、いつでも夢の中で自分の好きな夢を観させる方法を教えてやろうとおもったんじゃが」
股間が急にピン!っときた。どこまでも正直な愚息め。
「べ、べつに、おぬしのために手伝ってやるんじゃないんだからな」
承諾を伝えると、
「ほ、ほ、ほ。そうか、そうか。ではついてきてくれ」
そういうと、二人とも疾風のごとく走り出した。
おい!拙僧を置いて…、いや、そうじゃなくて、あの歳で、あの健脚。
あいつ、いったい何者なんだ?

160 :杉谷善住坊:2006/07/20(木) 00:14:29
しまった!?かぶった。御免。

161 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/20(木) 00:16:00
被ったのかよw
すごい確立だなww
で、信長と死合うのか果心居士についていくのかどっちなんだ?

162 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/20(木) 00:18:08
どっちになっても展開が楽しみだよ

163 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/20(木) 00:28:46
日付が同じじゃなければよかったんだが同じ日だもんなあ

164 :159:2006/07/20(木) 00:51:45
>>157
やはり、ここは先出しのルールにのっとり、157の続きを進めて下さい。

165 :157:2006/07/20(木) 00:53:30
あ 被っちゃった!?
ならば>>157の日付を、四月三日ということにして下さい。
まとめの中の人、よろしくお願いします。

166 :157:2006/07/20(木) 01:11:27
>>164
なんだか書き込みの時間が揃いますねw
当方の予定としては、近江から京経由で雑賀に向かわすつもりだったので、>>157の日付を変えれば何も問題ないと思います。
まだまだ日にちはありますし、なにより>>159続きがとても気になります。

167 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/20(木) 01:12:32
風太郎ってのは風魔の小太郎かな?

168 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/20(木) 02:46:19
山田風太郎に決まってるだろw

169 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/20(木) 02:59:29
一瞬、マジで居かねないと思ったw

170 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/20(木) 20:28:37
坊主と増田の間で勝手に取引き(「佐吉を譲る」のあたりね)されている佐吉カワイソス。

171 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/20(木) 20:31:35
もう佐吉は彼らのモノなんだよ

172 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/20(木) 21:24:30
いつになったら愛が壊れるのか、それだけが楽しみ

173 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/20(木) 21:49:46
愛は不変です

174 :164:2006/07/20(木) 22:12:34
>>166
ご迷惑かけて申し訳ない。
こちらも>>157の続きがすごく気になります。

175 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/20(木) 22:56:36
四月六日

佐久間様の軍中を離れて、再び道三先生のところへ戻る。元々、とびこみの助っ人だったし、片付いたら居場所もないし。
でも、道三先生の医院も丸焼けになっている。
今日はみんなで元あった場所に行ったけど、みごとなくらい真っ黒だ。
「これからどうすればいいんですか?」
「しょうがない。あそこへ行こうか」
自分の仕事場が無くなったのに、先生はあまり落ち込んでいない。

僕たちが先生に連れられていったのは、御所の近くの貴族が住むような寝殿街だった。
「なんだか、すっごく場違いのような気がするんですけど…」
紀之介も僕も周りを気にしてばかりいた。
着いたところはすごく大きな門があるお屋敷だった。先生は、門衛にあいさつをした。
「権大納言様に”道三が参上した”と伝えてください」
少し経ったら門衛が戻ってきて、屋敷の中に入れてもらった。

「来たか!道三!」
質素な白衣をきたお爺さんが、包帯巻いた子供に囲まれて庭にいた。
「人手がゼンゼン足らん。すぐに手伝えい!」
「…わかりました」
先生はおじいさんの顔を見た瞬間にあきらめたようで、しぶしぶと作業衣に着替えて、医療を手伝い始めた。
「言継卿のところだと、ぜんぜん仕事がもうからん」
先生が愚痴ってるところを見るのはひさしぶりだった。

176 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/20(木) 23:07:33
山科言継卿キターー!!

177 :杉谷善住坊:2006/07/20(木) 23:21:54
四月七日

一日に何十里も踏破し、明日には尾張を越えて三河に入る。
こっちは二人の背中を見ながら、離されないと必死でついていっているのに、ふたりとも涼しい顔している。
「ほ、ほ、ほ。素人にしては根性がある」
「なぁ、アンタたち、いったい何者なんだ?」
つい気になって質問をぶつけてみた。
だが、果心居士は笑って、風太郎はむっつりと黙って、質問をはぐらかされる。
おもしろくないし、ぐったりとしていたので、すぐに床になった。

178 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/21(金) 19:50:40
山田風太郎はずいぶん無口なんだな

179 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/22(土) 00:54:39
四月七日

山科権大納言言継卿のお屋敷。
卿は自宅の庭を開放して、青空診療所をつくっている。
おどろいたことに、ここに来る患者は、貴族の子弟だけじゃない。百姓、職人、武士、無宿人…いろんな人でごった返している。
あと言継卿も。この人は本当に奇特な人だなぁって思う。
和歌もやる。笙も奏でる。自ら薬も作る。武芸もたしなむ。とにかくなんでも自分でやっちゃう人だ。
紀之介を見つけると、側にかけよって顔や手を触ってじろじろと眺めた。
「おい、道三。この子に皮膚移植を施したな?ワシにやり方を教えてくれ」
「だめですよ」
「いいじゃないか。減るもんじゃないだろ?」
「教えたら自分でやるつもりでしょう?私だって不可能だと思ってやった手術なんですから」
子供みたいに好奇心が旺盛な人だ。

夕方、お風呂の準備ができたようで、たくさんの子供を引き連れて脱衣所までいく。
言継卿も一緒に、子供の服をぬがせるのに苦戦していた。
かまどみたいな石造りの部屋の中に入ると、暑くて汗がむわっと出た。

180 :杉谷善住坊:2006/07/22(土) 01:04:20
四月九日

三河を過ぎ、蒲郡まで来た所で強行が突然止まった。
「ここで知らせを待つ」
そうして1日ほど宿で寝ながら待っていると、知らせが届いたようで、夕刻なのに出発した。
今日は夜通し駆けるみたいだ。
星を見ながら走ると、どうやら北に向かっているようだが…。

181 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/22(土) 03:28:32
結局何者なんだろう、山田風太郎は。

182 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/22(土) 22:04:03
小説家。

183 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/22(土) 22:20:33
忍法帳の原点は増田と坊主だったんだな

184 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/23(日) 04:24:31
何年生きてんだよw

185 :杉谷善住坊:2006/07/23(日) 12:28:43
四月十一日

信濃国駒場。この山肌しかみえない丘にものものしく旗指物がなびいている。
四菱紋。武田軍の旗だ。
「では、ワシはここで待っておる。あとは風太郎の指示に従えばええ」
果心居士はいかないのか?とたずねると、退路を確保する、といった。
で、肝心の風太郎御大は、むっつりかと思ったら、急にしゃべりだしやがった。
「はじめは俺一人でやるつもりだった。そしたらジイはおまえを手伝わせる、と言う」
「……何でもいいけど、こんな物騒なところで何をするのかを教えてくれ」
風太郎は果心居士をむいて、目で確認を促した。うなずいたので、話してくれた。
「法性院を暗殺する」

……なんだか、ここで死ぬような気がしてきた。

186 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/23(日) 12:45:01
信玄入道暗殺計画キタコレ

187 :杉谷善住坊:2006/07/23(日) 13:04:45
四月十二日 雨

果心居士から渡された武田兵士の服に着替え、二人で陣内に進入した。
信玄公はこの館で雨露をしのいでいるようだ。
たしか病で床に伏して虫の息だって聴いているが。
「そんな噂本当に信じているのか?あの謀略大好き坊主の…」
天井裏の梁を伝って目的の部屋へ行くと、下からあやしげな声が…
「ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁぁぁ…おやかたさまぁぁ〜」
「ここのようだ」
「無茶苦茶元気じゃねぇか」
「お前は前、俺は後ろから。二人がかりで挟み撃ちにするぞ」
板を外して、縄を下ろし、部屋に入って信玄公に近づいた。
公は肝が太いのか、鈍いのか、侵入者が二人目の前にいるにもかかわらず、男の営みを止めようとしない。
「今取り込み中である」
こちらに振り向かず、尻だけ動かして話しかけた。
風太郎はその光景にいささか気色ばみ、武者震いした後、刃物を握って襲い掛かった。
すると、信玄公は小姓を貫いたまま立ち上がり、風太郎は小姓に顔を殴られて吹っ飛んだ。
同時に、拙僧も踊りかかったが、信玄にみぞおちを蹴られて悶絶した。
「うつけめ。交合中の隙を衝かれる罠をはる。これぞ信玄の喇嘛仏(らまぶつ)の構えなり」
吐物をはいてその声を聞いた。

188 :杉谷善住坊:2006/07/23(日) 13:42:06
四月十二日 雨 つづき

信玄は昇天してぐったりした小姓を床に降ろすと、拙僧の方に向かって歩んできた。
そして丸太のようなイチモツを手でさすりながら、
「グフフ…源助に引き渡してやってもいいが、久々に楽しもうとしようか、くらえ」
「ぎゃあああ!ふ、ふとい!」
すさまじい膂力で着物をはがされ、さっきの小姓とおなじ体位で貫かれた。
「ふん、ふん、ふん、ふん、ふん」
「い、痛いぃぃ!うごかないでぇ」
「嘘をつくな。こんなに股の竿を硬くしおって。ふん、ふん」
「ら、らめぇ!しごかないでぇ!」
「いやらしい、忍びとは本当にいやらしい輩じゃ、ふん、ふん、ふん」
「あひいぃ!ズンズン挿ってくる〜〜」
すると、壁際でのびていた風太郎が意識を取り戻し、再び信玄に襲いかかろうとした。
しかし、小姓がそれに気づいて羽交い絞めにしておさえた。
体格で勝る風太郎は、しがみつかれたまま交合中の信玄に飛び掛った。
「むっ?お、…お」
虚を衝かれた信玄はバランスを崩し、信玄の上に三人がのっかかる形になった。
ボギィ!
「「あぎゃあぁっ!」」
肛門がかつてないくらい深く食い込み、涙が出た。
すさまじい音を聞いたが、信玄が倒れたあと動かなくなり、白目をむいて泡をふきだし始めた。
小姓が信玄の顔を覗き込み、しきりに名前を読んでいる。
痛かったので抜いてみると、巨木が真ん中から折れ曲がっていた。
「た、退散するぞ」
風太郎にうながされ縄をよじ登って天井裏へ逃げた。
えっ?信玄、死んじゃったの…?

189 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/23(日) 16:44:56
らめぇきめえwwwwwwwww

190 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/23(日) 16:48:14
>ボギィ!
>「「あぎゃあぁっ!」」
マジでイテェwwwwwww!

191 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/23(日) 17:04:16
壮絶な死だな

192 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/23(日) 17:23:53
途中から何処ぞのスレかとwwwww

193 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/23(日) 18:21:31
増田間に合わなかったな

194 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/23(日) 18:51:53
増田なら、なんとかしてくれると思ったが…

195 :増田:2006/07/23(日) 21:08:15
四月十二日

穴掘りの毎日。まことにしんどいが、逃げるすべもない。
日が暮れると、また牢に放り込まれ、与えられたわらにこもって泥のように眠りについた。

夜半、枕元に不思議な気配。飛び起きて見れば、かっぷくのよい、しかしあおざめた坊主が
こちらをうらめしげににらみつけている。ん?遠州二俣で出会ったほうとう屋ではないか?
坊主はうらめしげにわしをにらむと、
「無念じゃ、貴様とあやつごときのためにわしの野望をくじかれるとは…」
と話した。わしは身構えようと思ったがかなしばりにあって、何もできん。
その後しばらく坊主とわしはにらみあったまま正対しておった。その後、坊主は
くやしそうな顔をしながら、
「どうやら貴様の運はとてつもなく強いようじゃ。じゃが、せめてあやつだけは
 必ず呪い殺してくれん」
と言った。あやつとは誰じゃ?と聞こうとするまもなく、坊主は
「おぬしが最もいとおしゅう思っておる者じゃ」
とうすわらいを浮かべた。

「うわあああああ!」目が覚めた。周りでは牢にいる者どもがびっくりして
こちらを見ている。ああ、夢であったのかと思ったが、枕元に冷めたほうとう入りの
どんぶりがあった。
そうか、やつが死んだのか。しかし、わしの最もいとおしゅう思っている者が危ういのか!
佐吉、佐吉、すぐにおまえの元に戻るからな!!



196 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/23(日) 21:13:46
すごい展開だw このスレ大好きwww

197 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/23(日) 21:25:00
信玄公、どうして増田と坊主が好きあっていると思ったんだろう?
以前出会った時の展開といい、もしかして心を読めるのかな?
とりあえず、増田ファイト!!

198 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/23(日) 21:32:38
>>197
優れた武将は優れた心理学者でもある、とウチの婆ちゃんが言ってた


199 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/23(日) 23:05:22
>>198
婆ちゃん格好いい。

200 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/23(日) 23:17:47
やっぱこのスレはこうじゃないとなwww

201 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/23(日) 23:30:00
久々にワロタ
こういう爆笑展開が佐吉の日記なんだよな

202 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/23(日) 23:32:05
幽霊だから何でもできるような気はする。

何で佐吉暗殺を依頼してんのかと思ったが坊主の事なのね。

203 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/24(月) 01:02:02
史実での坊主の死に様はグロいので
なんとかうまいことコミカルにしてほしいな

204 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/24(月) 01:15:37
北斗の拳であったよな
地中に埋めて鋸引きの刑って

205 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/24(月) 10:01:31
>>193-194
俺も増田になんとかさせたかったが、あれは無理。
けど、佐渡に渡ったのは逆についてる。
話がふくらませやすいからね。

206 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/24(月) 22:46:05
>>202
思ったんだが、増田って実は
佐吉より坊主の方を愛おしゅう思ってんじゃないか?
本人気付いてないみたいだが…

207 :中の人:2006/07/25(火) 14:40:43
ここまでまとめたんですが、
4/13の鍋コゲの話は、一年前の同日のほうに変えました。
丁度オムニバス形式だった次期なので。

日にちをずらすほうがよかったらすみません。
ご希望がありましたらまとめの掲示板までお願いします。
(鍋コゲ以外の件でも)

208 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/25(火) 14:46:52
乙です!

209 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/25(火) 15:17:16
中の人乙〜

210 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/25(火) 15:54:43
>>207
乙だぎゃ〜

211 :福島市松:2006/07/27(木) 00:09:11
四月十三日

お虎と孫六で撃剣の稽古をした。
お虎は相変わらず我ここにあらずといった風で、まったく相手にならない。孫六はまだまだといったかんじ。

あーもうツマンネ。もっと手応えのある奴いないのかよ。
するとその時、後ろから誰かに話しかけられた。
「面白そうね。私もお手合わせ願えるかしら。」
お香だ。お香が近づいてくると、品の良い香のかおりがした。
「止めとけ。これは遊びとは違うんだ。そのキレイな顔に傷がついちまうよ。」
「あら、これでも私、武家の娘よ。兄弟達の稽古の相手もしてたんだから。」
まあいいや、数回打ち込めば参ったと言ってくるだろう。
「手加減はしないからな。」
「望むところよ。」

木刀を構えて対峙し、お虎の「はじめ!」という声が聞こえると同時に俺は打ち込んでいった。
なるほどな、自分から挑んできただけあって少しは出来るようだ。
しかし俺の剣を受けるだけで、少しも打ってこようとしない。
やはり所詮は女の剣術。これが限界なのだろう。
…と油断した瞬間、お香の目つきが変わり、鋭い一撃を打ってきた。
俺は剣を弾き飛ばされ、衝撃で無様にも尻餅をついてしまった。
「あなたは力と勢いに頼りすぎね。相手の思惑を少しは読めるようになったほうがいいわ。
さもないと、将来大きな過ちをおかしてしまうと思うの。
でも楽しかったわ。ありがとう。」
そう言ってお香は俺に手を差し伸べてきた。だが俺は無視した。
応じないと分かると、お香は手を引っ込めて、傍らで呆然と立ちすくむお虎と孫六に礼を言って立ち去った。

・・・俺が負けた。・・・しかも女に・・。なんだよ・・この敗北感・・。
今日はやけ酒を飲む気すら起こらなかった。
そして、生まれて初めて悔しさで眠れない夜を過ごした。

212 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/27(木) 00:25:19
おお、これで少しは成長するか?

213 :羽柴秀吉:2006/07/27(木) 00:31:46
四月十三日

小姓達の剣の稽古を、気付かれないようにそっと遠くから眺めていた。
市松と孫六はますます動きに磨きがかかってきている。
わしの目に狂いは無かっようだ。将来が楽しみだのう。
しかし虎之助にいつもの勢いがない。どうしたのだろうか。後でねねに聞いてみよう。

一通り稽古が終わり、そろそろわしも退散しようと思った時、市松に背後から話しかける者がいた。
お香ではないか。
少し高い所で結ってある髪が涼しげで良いのう。何よりあのうなじが…ヌフフ。
それにしても何故お香がこんな所に?
すると、お香が虎之助から木刀を受け取った。
ちょっ・・まさか・・・・

( ゚д゚)

( ゚д゚ )

( ;゚д゚)

(((( ;゚д゚))))

な 何なんだあの娘は・・・ あのしなやかさ、したたかさ・・。
ひょっとしたら、ねね以上かもしれんな。
むむむ・・・
と とりあえず今後の扱いに注意せんとな・・・。

それにしても、踏み込んだ時にチラリとみえた太もも・・・ええのう・・

214 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/27(木) 02:25:18
猪武者っぷりが市松だろ?
妙に悟られてもそのなんだ…困る

215 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/27(木) 02:48:20
ジャイアンだって落ち込む時もあるさ。

216 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/27(木) 03:57:35
劇場版では結構イイ奴だしな。

217 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/27(木) 04:25:52
でも剛田は未来でも成功してるが市松は…

218 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/27(木) 07:34:45
成功してるじゃないか、途中までは。

219 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/27(木) 14:28:39
猪武者として成長してくれればよし

220 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/27(木) 21:26:48
なあ、既に最初の設定から狂っているんだしこのスレが
完全に史実通りの結末を迎えるとは限らないよな?

佐吉も紀之介もお虎も市松も愛すべきキャラとして愛着が
湧きすぎちまったよ。
あんな悲しい対立や終わり方は嫌だ。

何よりあの増田があんな情けない死に方するなんて信じない。
増田なら…現代までも生き続けている(ような気がする)


以上、独り言。
この日記でいつも笑わせてもらってる愛読者のたわ言を許してくれ。

221 :福島市松:2006/07/27(木) 21:53:34
四月十四日 明け方

昨日のお香の言葉が、頭の中を何度もこだましている。
力と勢いだけだと?人を猪みたいに言いやがって!
沈んでいた気持ちは、いつのまにか怒りへと変わっていた。
俺はいてもたってもいられなくなり、木刀を持って外に飛び出した。
なんだよあいつ!天狗でもあるめぇし、人の考えなんて読めるはずねぇだろが!
俺は城を出て山の中をがむしゃらに走り、デタラメに木刀を木に打ち付けていった。
あぁそうだよ!俺はなにも考えずに突っ込んでいく猪さ!それの何が悪い!何が悪いってんだ!
木刀が折れた。代わりの棒を拾って、またそこら中を打ち付けていった。
その時、目の前に本物の大きな猪が現れた。
なんだよ俺を皮肉りに来たのかよ。それとも仲間かと思ったのか?
丁度いい。猪同士だかかってこいよ。
猪は俺に向かって勢いよく突っ込んできた。
俺は大きく振り被って、力任せに棒を猪の頭に打ち付けた。
猪は悲痛な声を上げ、急激に減速した。そして猪が倒れると同時に、俺もその場に倒れこんだ。
そして俺は声をあげて泣いた。
もう誰にも負けたくない!もっともっと強くなってやる!

仕留めた猪をその場に捨て置くわけにもいかず、城まで引きずっていった。
すると、城のみんなが驚いて「スゴいものだ」「大したものだ」「さすが市松だ」と次々に声をかけてきた。

そうだよ。俺は何も間違っちゃいないんだ。

222 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/27(木) 21:58:25
でもそういう事始めるとじゃあどういう方向でまとめるんだって
ごたごたするの目に見えてるしなぁ。

2chではスレ住人の気質やその内容は関係なく、基本的に
性悪説で物を考えておかないと「スレの統一化」はできない
てのがある程度長くいる人間なら肌で分かると思うけど。

223 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/27(木) 22:20:04
結局何も変わらない市松

224 :おまけ:2006/07/27(木) 22:24:12
404 某スレで発見コピペ sage 2006/05/03(水) 22:03:02
そんなことより1よ、ちょいと聞いておくれよ。天下の行方とは関係ないけどさ。
昨日、大坂城に年賀の挨拶に行ったんです。秀頼君の顔見たくて。
そしたらなんか人がぜんぜんいなくて、だれも座ってなくて寒いくらいなんです。
で、よく見たらなんか秀頼君が泣きそうな顔して、お虎、秀頼を見捨てるな、とか言ってるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
秀頼様、この虎ごときにそんなお言葉、もったいなくて、泣いちまうじゃねーか、ボケが。
秀吉様のお子だよ、秀頼君は。
なんか大野や片桐とかもいるのに。側近揃っててこのざまか。おめでてー日だってのに。
よーし秀頼、虎の家の子になっちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
秀頼様、天下取ってやるから、しばしお待ちください。
豊臣家ってのはな、もっと燦然と輝いてるべきなんだよ。
千畳敷きの向かいに座った奴とは、遠くて誰だかもわからない。
秀吉公の話に笑いが起きる、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供だけの年賀なんて寂しいよ。
で、今度は伏見に挨拶に来たら、隣の藤堂が、上様おめでとうございます、とか言ってるんです。
そこで本気でぶち切れですよ。
あのな、上様は大坂におわす秀頼君だけだ。ボケが。
得意げな顔して何が、上様、だ。
お前は本当にたぬきを主君と思っているのかと問いたい。問い詰めたい。いや、切腹申しつけたい。
お前、所領が欲しいだけちゃうんかと。
豊臣家家臣の俺から言わせてもらえば今、豊臣家の間での最新流行はやっぱり、
討ち死に覚悟で二条城で秀頼様を守る、これだね。
それでなんとかお家だけは存続。これが最低限の家臣の道。
そこで家康が許せば秀頼様は大名として残る。そん代わり所領が少なめ。これ。
で、それに千姫様にお子(女で家光に嫁がす)。これ最強。
しかしここで秀頼様の評価が秀忠より高いとマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
本当はお薦め出来ない。
おい、佐吉よ、オレが間違ってたのか、あの世に行ったら教えてくれ。


225 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/27(木) 22:26:24
>>220
このスレのゴールは上のおまけってことになっていた、とおもう。
俺は書く時は、大人のしがらみは関係ない小姓時代ののびのびとした雰囲気をかければなぁ、とおもてるよ。
「佐吉憎し」で凝り固まった時いがいもあったはずだよな。

226 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/27(木) 22:43:34
まさか市松が示現流の開祖だったとはww

227 :220:2006/07/27(木) 22:55:03
ああ、ごめん。
本当に独り言と言うか願望と言うか妄想と言うか…。
自分の中で切なさがちょっと堰を切っちゃっただけなんだ。
酒飲んだからかな。ほんとごめん。

もちろん職人さん達の手によってどんな展開になったって
抗議なんかしないから好きなように伸び伸び書いてくだされ。
ついていくよ。

228 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/27(木) 22:57:32
四月一三日

信玄を倒し、館を脱出した。果心居士と合流して駒場を離れた。
「ようやったの、風太郎。杉谷、おぬしもよくやった」
果心居士もほくほく顔だった。
「わしらは風魔のものである。こいつは今の四代目のせがれ、ワシの孫だ」
……風魔とは意外な名前がでてきたなぁ。
でも、まぁ、大体の筋書きが見えてきた。
甲相駿三国同盟、世間ではお互いを補う巌のような軍事同盟だ、ってことになってる。
が、その裏側はお互いをけん制し合い、足を引っ張り合い、天下取りの嫉妬を燃やす間柄。
で、氏政から暗殺命令がでて、風魔と北条とまったく関係のない拙僧に白羽の矢があたった、ってところか。
「ふむ。いい勘しておるの」
もし風魔が信玄暗殺したってことが知れたら、せっかく結び直した同盟も破綻だし。
「今の大殿は先代と比べると、一回り以上器が小さくてな。周りを見ないのに自分の力を過信しすぎる」
そういうと、果心居士の顔はすこしさびしくなった。
「わしが風魔を隠居した後、京の近くで天下の様子を伺うようになって、どういう奴が強いのかわかった。
とにかく小回りが効く奴じゃ。今となってはあれほど大きい城は的のようなもので、蜂の巣にされやすい」
そういうと、果心居士は冊子を手渡した。
「風魔の極意は心を操ることじゃ。ここに夢の見方を書いておいた」
そういって、二人と別れた。
さて、京にでも戻ろうか。

229 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/27(木) 23:17:20
風太郎って後の小太郎だったのか。
この日記が小田原攻め頃まで続くなら、佐吉たちの前に姿を現す事もあるかもね。

230 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/27(木) 23:17:54
四月十四日

言継卿の茶室に通されて、道三先生と一緒に向かい合って座った。
「ところで、道三、おぬしの医院も焼けたようだな」
先生はお辞儀をした。
「費用はワシが面倒をみてやるぞ」
さすが権大納言様。面倒見の良い人だな、と思った。
ところが、先生は卿の負担を断ってしまった。
「私は自分の仕事以外では銭をもらわないことにしておりますので。それに、これから報酬を受け取りに行きますから」
「また取れるところからがめつく分捕るんだろ」
「権大納言様の趣味と違って私は自分の生活がかかっておりますので」
そういうとお互い大笑いをしたので、僕も紀之介もつられて笑った。

茶室から出ると、先生は僕たちの方をむいた。
「これから近江の横山まで行くから。お前たち、案内しておくれ」
さっきの話はとののことだったのか。
そんなわけで、久しぶりに横山へ帰ることになった。

231 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/27(木) 23:50:43
>>220
歴史の流れとしてはああだったんだけど、
佐吉も市松も増田もそれ以上のこと考えて動いてきたはず。
義憤や保身にかられて、だけの行動だったとしたくないなら、
後にもっとスレが進んで(いつの事になるんだろうなw)そういう流れになるまでに
ギャグ風でもシリアス風でもいいから彼らがどう思って動き、歴史がああなったのか
考えとくといいかも知れない。
幸い、このスレでは「日記」として彼らの心情を表せるんだから。

なんか市松評判悪いみたいだが、俺はここの市松が好きだ。
最近の>>132とか>>221なんてすごく好き。

>>229
風魔さんのところだったのか。
てっきり小説家かと本気で思ってたよw

232 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/28(金) 00:00:18
俺は勝手に山田風太郎の先祖認定した。
あの人なら風魔の血筋だったとして驚かんw

233 :杉谷善住坊:2006/07/28(金) 00:54:02
四月十七日

そういえば果心居士に出くわす前は信長を狙うつもりだったんだっけ。
信玄との死闘の所為ですっかり忘れてしまっていた。
しかし、この足は京へ向かっている。いっそこのまま京でのんびり過ごすのも悪くは無かろう。
とおもって歩いていると、怪しげな男が立っている。
ほっかむりをしているが、その巨躯とたたずまいはどうみても武家の者である事を物語っていた。
警戒して銃を手に取るとその男は「早まるな、杉谷殿」と言ってほっかむりから顔を覗かせた。
なんと六角殿ではないか。甲賀に亡命していたと聞いたが、そういえばここは甲賀に近い。
元大名で冠位まであったお方がこんな格好で来るということで、用件に大体の察しが着いた。
「一度はしくじり申した某に、もう一度の機会を与えて下さった事、ありがたき幸せにござります。」
「え・・・う・・・うむ。今度こそ頼んだぞ。」
やはり俺はこういう運命にあるらしい。

234 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/28(金) 01:06:26
いよいよ坊主最期の日が・・・。
埋められてれば日記も書けないだろうし、どうなるんだろう・・・。

235 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/28(金) 01:15:51
増田の夢枕に立つんだ!坊主!

236 :杉谷善住坊:2006/07/28(金) 02:43:00
四月十七日 続き

しかし、三年以上も前から使っているこの銃は大分ガタがきている。
これだと、いくら拙僧の腕が良くても撃ち損じてしまうかもしれない。
やはり、銃を直すのを最優先にした方が良いな。
拙僧は進路を南西方向に変えた。目指すは雑賀。
京経由でもいいのだが、今はあまり人に顔を見られたくない。それに久しぶりに伊賀の里に寄りたくなった。
道は険しくなるが、このくらい拙僧には全く問題ない。

しかし、進路を変えて少し進んだとき、にわかに尻に激痛が走った。
あぎゃあぁっ!しっ尻がっ!尻がっ!
あまりの痛さにに尻を抱えて七転八倒してしまった。そう、この痛みはまるであの時の・・・
しばらくして尻の痛みは消えた。だが今度は左腕に違和感を感じる。
恐る恐る袖をまくってみると、あの時信玄に強くつかまれた跡が紫のアザとなって残っていた。

一体これは何なのだ?

237 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/28(金) 03:50:31
さっそく信玄入道の呪いがw

238 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/28(金) 10:35:18
となると、信長は信玄に助けられることになるのだろうか…。

オラ、なんだかワクワクしてきたぞ!

239 :保守:2006/07/30(日) 21:04:30
四月十七日 晴れ

保守

240 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/30(日) 23:35:22
おお!佐吉が保守を覚えたぞ!!

241 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/31(月) 00:39:16
いや、名前欄に「保守」と書いてあるぞ。
「保科越前守正直」の略かもしれん。

242 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/31(月) 15:47:34
じゃあこれから保守は保科越前守正直の仕事で。

243 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/31(月) 17:26:02
思わず「保科正直」をぐぐっちまったじゃないかw
徳川家康の縁者なんだね

244 :無名武将@お腹せっぷく:2006/07/31(月) 19:46:52
元亀四年の時点では、武田氏に仕えているみだいだね。
信玄が死んだ今、心境はいかに?

245 :増田:2006/08/01(火) 19:10:35
四月十五日

佐吉の元へ帰る。
と、心に決めたのは良いが、いざ実行に移すのはなかなか厳しい。
まず、見張り。それは得意の忍犬の術でかわすとしよう。
問題は、島からの脱出だな。
ためしに泳いでみたが、波の勢いがはげしく、簡単に島に押し戻されてしまった。
やはり船が必要なのだろう。
人手が必要なため、河内の男に隠れて頼んでみた。
「悪いけど、そんなわりのあわんこと、でけまへん」
馬鹿な?そんなに探鉱暮らしがいいのかよ。
「ワシもやくざな生き方をしとったけど、今は親分さんに目をかけられて、ようやく生きがいを見つけられたんや」
ここの暮らしもひどいもんだが、ひどい中にもさらに差別がある。
 金山の管理人(親方)。
 石掘り士。
 削った石を外に運ぶ人足。←いまのわし
こいつはいつの間にか親方にすり寄って、待遇のいいめし運びをやらされている。
「ワイはいつかここで一番になったるんや!」
こいつを誘うのをあきらめた。船は自力でみつけよう。

246 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/01(火) 22:03:51
まさか大久保長安?

247 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/01(火) 22:17:55
この当時、大久保長安は武田氏に仕えてるはすだから違うと思う。

248 :溝口秀勝:2006/08/01(火) 22:41:03
四月十日

鯰江城に籠る六角を攻めていたのだが、ひそかに六角に味方していていたとやらで
また寺を焼き討ちにするはめになった。寺の名は百済寺。名からいって朝鮮にゆかりのある寺らしい。

寺はまるで城のような作りで、参道の両側にうずたかく盛られた石垣からは矢玉が飛んでくるし、
各僧院の配置はまるで曲輪のごとし。
我がほうの損害もばかにならなかったが、種子島の多い我が勢にはかなわず、
坊主頭の死体がそのうち各所に積もっていった。

ふう勝ちかと思っていたら、うちのとのがじいっと石垣を見ている。
最近なんかとのの調子がおかしいので大丈夫かと声をかけたら、
「おい、五右衛門!この石、立派なもんだなも!佐和山まで持ってけんかなも」
としきりに石をなでながら感嘆している。石の積み方なんかもしきりに褒めたたえている。
よかった、馬廻から城持ちまで成り上がった殿じゃ、ひとまず安心した。

と、ふと横を見ると戸田が一緒になってしげしげ石垣を見ている。
声をかけてみると、「とのが石垣を見ているので、一緒になってみております」
…このうつけ!「前線に行け!」と尻を蹴飛ばしてやった。
戸田は不満そうな顔をしながら山を登っていったが、どうもたわけとってかんわい。

249 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/01(火) 23:12:24
とだくん久しぶりw

250 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/01(火) 23:59:00
とだくんキター!!

251 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/02(水) 00:00:03
戸田っていま16歳くらいで、うえだが10歳くらいなんだよな確かw

252 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/02(水) 01:00:03
やっと丹羽家の小姓衆の姿が見られた。
少し安心したよ。
ありがとうな。

253 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/02(水) 01:13:34
とだくんバカわいいwwww

254 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/02(水) 23:38:06
四月十七日

横山に紀之介ともどる。道三先生をとのへ引き合わせた。
「道三、おみゃあの医術の評判、この秀吉の耳にもよう入ってくるわ」
先生は丁寧におじぎをした。
「うちの大事な小姓の病をよーなおしてくれた。礼をいうぞ」
「さっそくですが、治療費をいただきます」
そういうと、懐から一千貫の請求書をとのに渡した。
とのでもさすがにその金額におどろいていた。けど、すぐに調子を戻して、大声で「銭もってこいや」といった。
すると、道三先生は、手を挙げて制止した。
「あ、じつは、折り入ってご相談が…。それほどの銭を持って帰ることができません。
ですので、その一千貫と同価値のものと交換ということでいかがでしょうか?」
とのは先生の申し出を二つ返事で承諾してしまった。

とのはもてなしの宴を準備するつもりだったけど、先生は治療代をもらうとすぐに帰られた。
帰りぎわ、
「先生、お金でもらわなくてよかったんですか?」
「すぐにわかるよ。私は私の手術の邪魔をするやつを絶対にゆるさん」
なにやら含みのある言葉を残して先生は去った。


255 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/02(水) 23:42:44
何だ何だ。まなせ先生怖いなw
続きwktk

256 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/02(水) 23:51:09
四月十八日

折り紙で遊んでいると、小一郎さまがやってきた。
「道三先生の治療代なんだがね、たしか三千貫から一千貫にまでまけてもらったはず」
ぼくもそうだと答えた。
「ところがね、昨日先生から受け取った目録に、一千貫の代替として京の市街に新たな医院を建設って書いてあるんだ」
それって、まさか…
「目録の中にご丁寧に建築図面まで入ってある。このやけに大きな建物だと、建てるのにかるく三千貫かかるわい」
やっぱり。昨日の先生の去り際の台詞はこういうことだったのか…。
「いまさら約束を反故にしようにも、とのの花押までしてしまった。こりゃぁ、先生にいっぱいくわされたわ」
佐久間様から頂いた三千貫は、こうして道三先生の新医院の建設費用に使われることになった。


257 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/03(木) 00:22:23
まなせ先生超GJ

258 :お香:2006/08/03(木) 09:38:09
四月十八日

ここに来て十日が過ぎた。
ここの人達とはすぐに打ち解けることができ、新しい生活にもすっかり慣れた。
ただ、この間お小姓さんと剣の手合わせをしたのは失敗だったかも。
親善試合のつもりだったけど、逆効果だったかな…。最後にあんなこと言わなければ良かった…。
それに、あの時から妙に殿がお声を掛けて下さる。
本当はありがたいことだし、良い人だとは思うのだけど…。
なんていうか…ああいう人は生理的にちょっと無理なのよね…。

先日から針仕事を任されている。
主にお小姓さん達の夏物のお仕立て直し。
時々、東さんが暇を見つけては手伝いに来てくれる。
「東さんありがとうございます。お陰で大分片付きました。」
「あんた若いのにお裁縫上手だね。
昨日紀之介と佐吉君が帰って来たんだけど、その子達の分も頼んでいいかい?」
え?まだ二人いるの?
もしかしたら京で見かけたあの子かな?

259 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/03(木) 12:43:26
美人局の時にお香を登場させたのは俺なんだけど、よくここまでキャラクターが育ったなぁ。
賭け囲碁で側室取られた話は耳にしたことがあったけど、その人が「香の前」だったとは。
お香は「バガボンド」の春売りの人をイメージして書いたんだが、すごい偶然だし、すごい想像力だよな。

260 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/03(木) 13:28:15
四月十九日

城の絵師さんたちがいる部屋で紀之介と一緒に絵を見ていた。
あとから市松ひとりが部屋に入ってきて、目をむいて絵を観だした。
「何を描いているのかあてるんだ。邪魔するなよ」
僕らも下書きをみてみると、目がギョロっとして真ん丸い顔が二つ、向き合っていた。
「なんだろうねぇ?」
「わからない」
「そうか、わかった!」
市松ははたとひざを打った。
「こいつらは剣豪で、一騎打ちを描いてるんだ。間違いない!」
市松がそういうと、絵師さんはにやり、として続きを描いた。
書き足された絵は、顔の下が四本足の獅子の夫婦だったようだ。
「おしかったですね」
「ムギムギムギムギ……邪魔するなっつーたろうがよ」
何もしてないのに目が合っただけで蹴られた。ちくしょう。今日はついてない。

261 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/03(木) 13:29:58
市松かわいいなw

262 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/03(木) 13:36:29
市松かわいいw

263 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/03(木) 17:49:03
四月二十日

着物を仕立て直してもらうために、紀之介と一緒に小間使さん達の部屋に持っていった。
待っていたのは初めてみる人だった。
「初めまして。私、お香と言います。今後とも宜しく。」
「ぇ…ぁ ぼ ぼくは石田佐吉と言います。ょ…よろしく…。」
とてもキレイな人だったから、ぼくは少し緊張してしまった。
「僕は大谷紀之介。
お香…というと、あなたが市松に撃剣で勝った人?」
「あ…うん…でも最後にひどいこと言っちゃって…悪いことしちゃった。」
「う〜ん…でもさ、市松にとっては結構良い刺激になったんじゃないかな。
現に今まで以上に稽古に励んでいるよ。」
「…そう?」
「でもお香さんの言ったことを全く踏まえてないけどね。その辺、すごく市松らしいよね。」
紀之介がそう言うと、二人は顔を見合わせて笑った。
話している時の二人は、なんだかとても楽しそうにみえた。
…う〜ん なんかすごく複雑な気分。

264 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/03(木) 20:45:07
佐吉にはお葉さんがいるじゃないか。

265 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/03(木) 21:14:40
でも処女じゃないぞ

266 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/03(木) 21:42:04
ここまで来ると、紀之介のお嫁さんはどんな人になるのかwktk。

267 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/03(木) 22:09:36
紀之介の女性関係って、全く記録に無いみたいだね。
紀之介と釣り合いがとれる人ってなかなかいないだろうな。

268 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/03(木) 23:32:33
病人になる前だから完璧超人だしな。

269 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/03(木) 23:38:50
三千貫って…ちょっとした城なら建つぞ、まじで。
何を作らす気なんだ、道三w

270 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/04(金) 00:03:05
これから門下生が増えるからね

271 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/04(金) 22:57:05
四月二十一日

部屋で孫六がなにかこそこそしていた。
なにしているのか確かめようと、後ろから近づいていった。
すると、驚かせてしまったようで、急に振り返った。
ところが、その拍子に手に持っていた笹の葉の舟を押しつぶしてしまった。
「アウ……」
泣きそうな顔をしたので、わびを入れた。
で、その笹の葉の代わりに、折紙で船をつくって、孫六にわたした。
すると、機嫌も直してくれたようで、船を手に持って外に出て行った。

晩御飯の時、孫六がたくさんの筍を持ってきてくれた。
どうやら船のお礼ということらしい。
筍ご飯にしてみんなとたくさん食べた。

272 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/05(土) 18:56:49
>>259
お香関係の日記で暴走していた者です。
問題の年齢は、一応十代後半を意識してるけど、細かい設定はしないことにしてます。
小姓相手では15歳位で低め、大人相手では18歳位で高め、といった感じです。
キャラは「バガボンド」のお通と「花の慶次」の加奈を混ぜたのをイメージしてます。
今後、時々脇役として顔を出させてもらえたらなぁと思ってます。

273 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/05(土) 19:21:48
まあ下手に最強設定とかつけない程度で…
頑張れ。

274 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/05(土) 20:51:34
>>273
強い→秀吉気をつける→妙に優しくなる→お香「何この人、キモイ」→ → →・・・・・
こんな流れを作るために強くしてしまいました。
暴走し過ぎたことを反省してます…。

275 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/05(土) 21:51:10
つまり貰われていったのはお香の意思にも沿っていたと


276 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/06(日) 06:41:40
ゴンベエとの絡みが見たいんだが
奴は今佐久間さんとこか。

277 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/06(日) 23:57:05
>>274
そこまで自省することはないと思うよ。
俺は単純にお香のキャラクターが育ったことにうれしさを憶えただけだし。


278 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/07(月) 00:10:54
四月二十二日

習字をやっていると、お香さんが話しかけてきた。
「佐吉くん、お鼻に墨がついてますよ」
筆先をなめた時に、おもわずついちゃったようだ。
「鼻といえば、横山のおさむらいで、背が高くって、愛嬌のあるまるいお鼻の方っていらっしゃる?」
「それはきっと、”だんご鼻の権兵衛さん”のことですね」
「そっか…権兵衛って言うのね…」
お香さんが権兵衛さんの名前をしゃべった時、ほほに紅がさしたようなきがした。
「い、いや!別にそんなブサイクな顔の人なんて興味ないんだからね。
背丈だって合わないし。いかにも馬鹿っぽいし。それに、鈍感だし」
なにも振れていないのに、権兵衛さんの悪口が次から次へとでてくる。
お香さんって権兵衛さんと会ったことあるのかな?

279 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/07(月) 00:26:22
早くもキター!

280 :長束利兵衛:2006/08/08(火) 01:13:52
四月二十四日

佐和山城は今上下を挙げて大いそがしだ。
なにせうえさまの急なおおせで兵を運ぶための大船を造らなきゃいかんということで、
おおぜいの人夫が集められ、浜辺でおおわらわの作業が始まっている。
まあ、帳簿については私が手伝っている以上大丈夫だけどね。

…なんか羽柴方のさむらいが用もないのに浜をうろついてる。
近くを見れば、浅野さんが人夫どもに「再来月くらいに、京見物にこんか?」と誘ったり、
遠くにいる杉原さんは材木の数を丹念に数えている感じ。
お、佐吉もあそこにいるぞ。声をかけてみたら、なんかばつが悪そうに
「ん?丹羽さまご家中のすばらしい作業ぶりを見学に来たんだよ」
と見えすいたことをいいやがる。そこで佐吉が小用に行ったスキに佐吉が持ってた
帳簿を見てみると、なんか立派な建物の図面が…
しかしこれは、城じゃないし、かといって普通の家屋でもない。
バテレンのセミナリオかなんかかのう?

281 :280:2006/08/08(火) 01:14:31
いかん、うえさまー>おおとの でよろ。

282 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/08(火) 08:01:12
長束くん久しぶりw

283 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/08(火) 21:48:15
長束節が来たw

284 :保守:2006/08/10(木) 23:10:31
四月二十六日 雨

保守

285 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/11(金) 00:06:04
保科越前守正直キター!!!

286 :杉谷善住坊:2006/08/11(金) 00:20:48
四月十九日

そろそろ伊賀の柘植に入る。
すると、小鳥の鳴き声が聞こえてきた。
チチチチチチ…
忍か。返事をしなければ不当侵入扱いになってしまうな。
こちらも同じ様に小鳥の真似をして返事をするとしよう。
チチチチチチチ……(甲賀の杉谷善住坊だ。通してくれぬか。)
すると目の前に黒い影が降りてきた。
「久しぶりです善住坊殿。」
「おお、それを言うお主は三之丞か。久方ぶりだな。」
「しかし相変わらず大胆ですね。今は我々は織田家に仕えているというのに。」
「ふん、織田家のみではなかろう。」
「フフ、善住坊殿には全て筒抜けですか。」
「徳川と言えば、去年の三方ヶ原では大変だったらしいな。
しかし、勝者である信玄も先日死んでしまった。無常の風には誰も逆らえぬ…。」
「え……何ですって?信玄が死んだ!?それは本当ですか!?」
「ん?詳細は言えぬが確かな情報だ。
なんだ知らなかったのか。伊賀の者なら既に承知だと思ったが…。」
「それが本当だとしたら…すみません。私はこれにて失礼します。」
そう言うと三之丞は音も無く消えてしまった。
むぅ…なんだか俺は大変な情報を漏らしてしまったようだな…。

287 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/11(金) 09:34:10
坊主、日付が間違っているのでは?

288 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/11(金) 11:33:37
大丈夫だと思うよ。
前回のが17日だし。

289 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/11(金) 11:38:51
坊主だけ行動が遅れてるのか

290 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/11(金) 12:06:18
増田も

291 :増田:2006/08/11(金) 21:33:20
四月二十日

砂浜で小船を見つけた。穴は開いてなさそうだし、櫂も無事だ。
ただ、まだ島から出ることができない。
わが命を変えてでも大切にしている、佐吉のふんどし。
あれがこの前の嵐で沖に荷物が流されたまま、いまだわが懐に戻ってきてくれない。
…うう、さきち〜。こんなに愛してるのに。どうしてわしはここにおるのだ。

飯の刻、いつものように不味い飯が配られる。
すると、となりの奴が足元を滑らしてこぼしたため、雑巾を持ってきた。
ピン!っと懐かしいにおいを感じたので、手に持っている雑巾をみてみた。
間違いない。アレは、童用のあのふんどしは…佐吉のふんどし。
「それは俺のだ!」
勢いのあまりぶん殴ってとりかえした。あぶなくふんどしに染みができるところだった。
ただ、そのあと、周りの奴らがいきり立って、殴る、蹴る、叩きつけられる…百発くらい食らった。
石牢に閉じ込められたが、ふんどしだけは無事で助かった。
これで心置きなくこんなところから逃げ出せる。

292 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/12(土) 01:37:53
ふんどしが引っかかって逃げれなかったのかよw
増田筋金入りだなw

293 :杉谷善住坊:2006/08/13(日) 21:59:15
四月二十日

このところ数日間歩き通しで、さすがに疲労を感じ始めた。
だが、先程から姿は見えぬが何者かの気配を感じる。織田の追っ手か?…いや、これは違うな…
するとその時、すぐ背後に人が現れた。俺は透かさずそいつの頭を肩の上で掴み、身を屈めて背負う様にして投げた。
「いつも同じ遣り口だな弥左衛門。」
と、拙僧は首を撫でながら起き上がる男に向かって言った。
「ひでぇことするなぁ。ちょっとからかおうと思っただけなのによ。普通だったら死んでるかもしれんぞ。」
「おぬしと分かってのことだ。それにしても察しが良いな。」
「柘植の野郎が珍しく知らせてくれたんだ。あんな所を通るなんて、お前も良い度胸してんな。
ところでどうだ、久々に会えたことだし、俺の家に来んか?色々と話しがしたい。いいだろ?」
丁度どこかで休みが取りたいと思っていたので、拙僧は二つ返事でそいつの家に行くことにした。
弥左衛門は拙僧を座敷に通すと、茶の用意をしてくると言い、すぐに去って行ってしまった。
周りはとても静かだ。遠くから鳶の鳴き声が聞こえてくる。
数年ぶりに感じる安堵。やはり旧友とは良いものだな。
すると急に強烈な睡魔に襲われた。
思えば追われる身になって以来、安心して眠れた日は殆ど無かったな。
しばらくは我慢していたが、いつの間にか拙僧は柱に寄りかかり、座ったまま眠ってしまった。

294 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/15(火) 22:50:09
信長暗殺未遂っていつだっけ?

295 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/15(火) 22:57:21
>>294
現時点から3年も前。
浅井・朝倉の挟撃からやっとのことで京へ逃れた信長が、
岐阜への帰り道で狙撃!

296 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/15(火) 22:59:14
じゃ再度暗殺にいくところを捕まるのか。
坊主・・・

297 :増田:2006/08/15(火) 23:29:06
四月二十一日 深夜 雨

傷がまだ痛むが、今日はしけっているから雨音で気づかれにくい。
牢屋を抜け出し、隠しておいた船のところへ。
ところが、隠してあった船の底に、大きな穴が開いている。
「あんさんの考えはすべておみとおしやで」
河内弁の男と、炭鉱の親方、そして鉱夫らに取り囲まれた。
「すんまへんな。チクらせていただきましたわ。
親方、また山から脱走しようとする輩が出てくるかもしれまへん。
見せしめのため、ここで叩き殺しておいた方がいいんとちゃいまっか?」
ち、ちくしょう!なんて野郎だ。
親方の号令の下、やつらが得物をもって襲い掛かってきた。
手に持っていた櫂でさばきながら、その場は逃げ出した。
とりあえず、洗濯物の中に紛れ込んでやり過ごした。
しかし、海辺はたいまつが動いてるのがわかる。なんとか今夜中に脱出しないと殺される。
「いたで!こっちや!こっち!」
人手が集まり、火矢まで打ち込んできた。とっさに手にしたたらいで矢を防ぐ。
奥へと逃げ出したが、後ろは断崖絶壁で後がない。
首に巻いてある佐吉のふんどしをみた。そうだ。俺には幸運の守り神がついている。
三丈もの崖を勇躍した。
幸い、深いところに飛び込んだようで、海面に頭を出した。
上から矢が飛んで来た。たらいをかぶって泳ぎ、矢の届かないところでたらいに乗っかった。
もしや、と思ったが、人一人くらい座れる。このまま船に見立てて櫂を漕いで進もう。


298 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/15(火) 23:31:23
増田カッコイイなw

299 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/16(水) 01:03:06
河内弁は誰なんだろう

300 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/16(水) 10:54:03
>>297
この様子を見た佐渡の漁民が考え出したのが
現在も観光名物であるたらい船である
(犬HK「新日本紀行」風)

301 :弥左衛門:2006/08/16(水) 21:34:56
四月二十一日

善住坊が昨日から寝っぱなしだ。
なんだか凄い疲れてそうだったし、休むのは一向構わんのだが…こいつ臭すぎる。
一体何日、体を洗って無いんだよ。
昼間、せめて行水でもしてもらおうと思い、起こそうと色々試してみた。
鼻にモグサを詰めて燃やしたり、煙で巻いてみたり、枕元で大鉄砲をぶっ放してみたり…。
だが、一向に効かなかった。

それにしてもこいつ、寝言を言いまくるな。
昼間は薄笑いを浮かべながらサキチサキチ言っていた。
だが夜になってからはマシタマシタ言っている。

あ〜もう、うるさいし臭いし、こうなったら実力行使あるのみだな。

302 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/16(水) 22:22:26
夢の中で何やってんだろうw

303 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/16(水) 23:14:24
四月二十六日

朝、みんなとご飯を食べていると、縁側からハトが入ってきた。
体はまだらに黒ずんでてちょっといやな感じがした。
じっと見ていたら、なんかハトがぼくに飛びついてきた。
気持ち悪いので逃げたら、ハトはぼくのおしりのあたりをつつきながら追ってきた。
市松が「おい、佐吉、おまえハトよりも弱いのかよ」とはやしたてると、
一座どっと笑った。そんな余裕あるなら早く助けてよ!

と、助作の声。「おい、そのハト、足になんかつけてるぞ!」
ハトを振りほどきながら足を見ると、紙切れが巻いてある。
何人かでハトを押さえつけて紙切れをほどいて中身を見て、みんな腰を抜かした。

シンケンシス マシタ

ぼくらの給仕をしていた紀ノ介のおかあさんがあわてて奥の間に走っていった。
そのあとしばらくして、市松が「シンケンシスって何だ?」と言い出した。
誰も答えず、みんなもくもくと、しかし勢いよく飯を食べだした。

しかしこのハト、いったいどういう調教がしてあるんだ?
かごに入れても、ぼくをみるとすごい勢いで飛び掛ろうとするんだけど。

304 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/17(木) 01:19:03
シンケンシス?

305 :304:2006/08/17(木) 12:44:57
あ、ごめん分かった。

306 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/17(木) 12:57:34
>かごに入れても、ぼくをみるとすごい勢いで飛び掛ろうとするんだけど。
飼い主に似たんだな。

307 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/17(木) 13:39:51
増田が鳥を使うのは久しぶりだね。
これって実は紀之介も出来るんだよね。

308 :杉谷善住坊:2006/08/17(木) 15:10:42
四月二十二日

ファ…ファ…ファックショーイ!!!!
自分の大きなくしゃみで目が覚めた。
なんか寒いな……。ん…?ここは…庭…? あれ?俺の着物は…!?
俺は慌て飛び起きた。どうも寝ている間に身ぐるみ剥がされたらしい。褌一丁になっている。
…何が起きたんだ…?全く訳が分からない。鼻の穴からはモグサが出てきた。

呆然としていたら、弥左衛門がひょっこり現れた。
「なんだ、起きちまったか。つまんねぇな。
それにしてもすげぇよお前。丸二日眠っとったんだぞ。
俺も何度も起こそうとしたんだがな、全然起きねぇんだもん。
それにお前、何日か行水してねぇだろ?臭いのなんのって。
だから起こすついでに川にでも沈めて、行水させてやろうと思ったわけよ。」
はぁ…こいつ、相変わらず何を仕出かすか分からん…。しかし二日も眠っていたとは。
「そうそう、お前の寝言はなかなか面白かったぞ。『サキチ〜』とか『マシタ〜』とか。
この二人は誰だ?前のことだから恐らく…」
「う うるさい!」
俺は近くにあった石を弥左衛門に投げつけた。が、簡単に避けられてしまった。
「ハハハハ、やっぱりそうか。お前も相変わらずしょうもない奴だな。ハハハッ。
着物は今洗ってるから、ちょっと待っててくれ。井戸はあっちにあるからな。
まぁゆっくりしていってくれや。」
それだけ言うと、弥左衛門はすぐに姿を消してしまった。

はぁ…佐吉は諦めたはずなのに…なんと未練がましいことか…しかし、良い夢だったな…ゲヘヘ。
だが…増田の方は…変な夢だったな…海か…。

309 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/17(木) 23:28:49
鼻の穴にモグサってw

310 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/18(金) 20:38:39
坊主も深層意識で増田の事を…
すごいな、佐吉の事を二人とも忘れれば上手くいくんじゃね?

311 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/18(金) 21:28:33
辛い別れが待ってるからなあ

312 :増田:2006/08/18(金) 23:34:59
四月二十二日 夕方

浜辺でぐったりと倒れている。体に力が入らない。
嵐の中、たらいで海を渡りきり、もう指一本もうごかせん。
とにかくワシは生きているようである。
疲労と空腹と傷のせいでめまいがして眠ることにした。
ちょうどそこへ二人組の男が近づいてくるのがわかった。

「これですよ。地元の漁師が言ってた、くさくて気味の悪いほとけって」
「まだ息をしているようだな」
「そうみたいですね。うわ、本当に臭う。イカの臭いみたい?」
「どこからきたのだろうか?」
「炭鉱の鉱夫の装束みたいですね。ということは、佐渡でしょうか?まさか?」
「佐渡か。あそこも無法だと聞いてはおるが…」
「お館様も喜平次様も本間一族に甘いんですよ。だから…」
「わかった、わかった。与六、この御仁を家まで運ぶのを手伝ってくれよ」

313 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/18(金) 23:56:56
上杉家に厄介になるのか?

314 :仙石権兵衛:2006/08/19(土) 00:01:08
四月二十三日

玄蕃さまに呼ばれて来た。部屋に入ると人払いをされた。
「ところで、おぬし、ここだけの話し、石山で足利の兵にいたという話はまことか?」
う…昔の話を。嘘をついてもしょうがないので、はい、と答えた。
「ならばな、おぬしに頼みたいことがある。引き受けてはもらえぬか?」
嫌な予感がした。けど、どうも雰囲気が嫌と言わせてもらえなかったので、はい、と答えた。
「おお、そうか。知っての通り、織田家と敵対するのは、将軍家だけではなく、一向宗もかんでいる。
おぬしには石山に出向いてもらい、内部の細作を行ってもらいたいのだ」
あれ?玄蕃さま、近江の石山と石山本願寺をまちがえてるんじゃないのか?
けど、すでに承諾してしまったしなぁ。いまさら前言をひるがえすのはかっこ悪いか。


315 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/19(土) 03:05:28
いや、そこはひるがえせよw

316 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/19(土) 12:41:48
そこでひるがえさないのが権兵衛のがらっぱなところw

317 :増田:2006/08/19(土) 23:56:30
四月二十四日

気がつくと、どこかの屋敷の布団で寝ていた。
ここはどこか?とたずねてみると、長尾景勝さまの御屋敷である、と言われた。
飯をたらふく食って、着物に着替えた後、ここの主と面会することができた。
上座には若くて重苦しい雰囲気を持った男、その側には、さらに年下で色白の美少年が待っていた。
介抱してもらったお礼などをいったが、上座の男は無口で会話が続かない。
しょうがないから、再度お礼を言って、下がることにした。

「景勝さまは人見知りするから、初対面の人には口が重いんですよ」
後から声をかけられた。さっきの美少年だ。
「樋口与六と申します。景勝さまの小姓も勤めております」
なんだか、この与六という子の顔を見ているだけで、股間がむずがゆくなる。
そういえば、佐吉とも歳が近いくらいだろうか?
いや、それだけじゃないな。
この子のうしろからただよう雰囲気とか、肌の白さとか、目元の涼しさとか、しゃべり方に気品が漂うところとか。
そういったのが気になるのう。
はっ?胸がどぎまぎする。これって、ひょっとして……。


318 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/20(日) 00:03:47
恋多き男よのう、増田w
景勝のハードボイルドっぷりもいいな

319 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/20(日) 08:53:51
新キャラ登場かと思ったら、愛の戦士は2回か
景勝ってこの時期もう景勝だっけ? 顕景??



320 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/20(日) 11:58:40
>>319
天正3年(1575年)まで顕景。こんなことはちょっと調べればわかるのでよろしくね。
まあそれ以前に、通称の喜平次を使ってほしいところだが。

321 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/20(日) 12:14:03
よかったねぇ

322 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/20(日) 12:45:08
上がり杉

323 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/20(日) 12:48:57
増田くんは動物好きなのか?

324 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/20(日) 13:23:02
忍びの術では動物は必須アイテム…
てか、増田って忍だったっけ?ww

325 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/20(日) 22:30:15
やっぱ顕景でやる?
「…って誰?」って聞かれて景勝って答えるのメンドーだからはじめから景勝にしちまったんだが。


326 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/20(日) 22:31:35
上でも言ってる人いたけど喜平次にしようよ
他のみんなも通称なんだから

327 :増田:2006/08/21(月) 08:36:04
四月二十六日
長尾家のやっかいになって三日が過ぎた。厳密には与六の屋敷にだが。
与六とは実に気が合った。初めに会ったときに感じた気品はもとより、意外な芯の強さのようなものが
見え隠れするところが堪らない。書いてる内にまたこかんがむずむずしてきた。いかんいかん。
与六の屋敷には実に大量の書物があったが、やはり外に出て体を動かさねば体が訛るので、頼んで上杉家の台所で働かせてもらう事にした。
春画の一つや二つでもあれば十年はもつのだがなぁ・・・

328 :327:2006/08/21(月) 08:39:23
あ、この時代って上杉だっけ・・・日記中に2つでてるし・・スマソ
それにしたも・・・初めて書いたけどやっぱ増田は難しいw

329 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/21(月) 11:52:50
与六君は日記では口が悪かったけど
人当たりはいいのかな
口が悪いのは好きだったから活かしてほしい

330 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/21(月) 23:15:16
>>328
歴史に疎いので増田くんばかりかいてる俺って一体・・・orz

331 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/22(火) 00:06:50
途中で鬱になったりしないか?

332 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/22(火) 00:33:44
俺は逆に増田が書けない。あの独特な雰囲気が出せなくて…orz

333 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/22(火) 01:51:09
増田は個人的に息子が好きなんで父親の変態っぷりは書けない……。
いやむろんこれはこれで楽しんでるけど。

334 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/24(木) 03:37:29
そういや増田って妻帯してんの?
子供まだできててなくていいんだっけ?

335 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/24(木) 15:41:15
増田は天正10年より前の記録が全く無いらしい。
子供の生まれた年が分かってないんだよね…。

336 :福島市松:2006/08/24(木) 16:11:29
四月二十七日

剣の打ち込みのあと、井戸端で汗を拭いていると、木の陰でなにやらしょぼくれている奴がいた。
ちかづくといい年したおっさんだった。
「ああ…私は狩野永徳と申します。我が家は代々、絵師の一族なんですが…実は私だけおちこぼれでして」
内心、あんまり乗り気じゃなかったんだが、勝手にしゃべりだしてるのでしょうがないからつきやってやった。
「父も祖父もそれは名も実もある絵師なんです。けど、私だけ未だにこれはという絵を描けないんです」
ようするに、何を描きたいのか決められなくてウダウダ悩んでるらしい。
馬っ鹿らしい。それだったら、本当は絵が嫌いなんじゃねぇのか?
って言ってみたら、
「ああ……私には筆以外にとりえがないのに。やはり私はダメ人間なのでしょうか」
またひざ抱えてピーピー泣き出したから、佐吉にやるようについぶん殴っちまった。

その後で、佐吉とか紀之介とかお香とかが永徳のところへやってきた。
こいつら、よくつるんで遊んでいるらしい。
四人で折り紙おって暇を潰していた。
「折り紙ですか。なつかしいですね。私も子供のころ、こうやってみんなと遊んだっけなぁ。あのころは楽しかったなぁ」
「狩野さんの生まれは京でしたっけ?」
「はい。ですが、私の育ったところは燃えちゃったんですよねぇ」
そう言うと、急に狩野の手がとまり、何かを思案しだした。
「現実の京の町並みは焼けたけど、私の心の中にはあのころの風景がずっと残っている。
…そうだ。私の絵を見て、すさんだ心が幾分かでもとりもどせる、そんな生き生きとした絵を描けたなら……」
すくっと立ち上がって、急いで仕事場に戻り始めた。
「今度の絵は、非常に大がかりになりそうですよ。」

337 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/24(木) 16:20:52
これで洛中洛外図屏風が出来るわけか。

338 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/25(金) 12:37:19
四月二十八日

昨日まで元気がなかった狩野さんが、目の色を変えて仕事にとりくんでいる。
でも少しだけこまったことが…。
東さんとお話していて、東さんに手まり唄を教えてもらっていた。
すると、そのやりとりをみていた狩野さんが、
「イイ!その光景すごくイイ!」
一旦部屋をとびだした狩野さんは、女物の小袖をもってきて、
「佐吉くん、この着物に着替えてさっきの続きをしてくれないか!?後生だ」
ゼッタイ嫌だ、と突っぱねたのだが、東さんまでノリノリで。
しかたなく、着るだけ着てみた。
「あら、ピッタリ!せっかくいい着物着てるんだから、顔もそれなりにおめかししないと」
もう、あとは東さんや他の女中さんたちのおもちゃになった。
髪はくしを入れられるし、顔には白粉、口紅をつけられた。

339 :紀之介:2006/08/25(金) 13:50:50
四月二十八日

女中部屋の前を通ったらなにやら騒がしいのでこっそり覗いてみたら
同い年くらいの女の子が女中さん達に着付けをして貰っていた様だった。
色々試し着させられているみたいで次はこの服、と脱がされ始めてしまったので
あわてて目を逸らした。誰かの娘さんだったのかな?

しかしあの子、どっかで見た顔だったけど・・・気のせいか

340 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/25(金) 18:52:40
佐吉の女装はこれで2回目かw

341 :竹中半兵衛:2006/08/25(金) 20:14:05
四月二十九日

庭の手入れをしていると、おかかえ絵師の狩野に声をかけられた。
何でも、今度の作品のために、私をモデルにしたいらしい。
ほう、殊勝な。コイツはどうやら私の魅力をわかっているようだ。
「いいですよ(ニカッ)」
さっそく斜に構えてみたが、もっと自然に先ほどの続きをしてくれとのこと。
半刻ほどで終わった。
「イヤー良かったですよ。丁度、庭いじりのおじいさんのモデルにぴったりだったんですよ」
…お、おのれ。私はまだ二十代なのに。
…私は老けて見られてるのか?

342 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/25(金) 20:15:51
増田がいないのが悔やまれるな

343 :増田:2006/08/25(金) 21:21:53
四月三十日
少しは上杉家と言う所が分かって来た。噂通り兵の精強さは天下一のようだ。
厨房の窓から与六が廊下を歩いているのを見た。喜平次殿とも一緒だ。
しかし本当に仲が良さそうだな・・・まるでわしと佐吉のようだ・・・う、佐吉の事を思い出すとまた(ry
等と悶々としていると、向こうから多くの取巻きを引き連れた若者がやって来た。
女子の様な顔をしているのぉ・・・・・・・ん?・・こら、こいつは見境なしか!わしには佐吉がおるのに!
ん?与六がにらみ合ってる・・・あんな表情、わしは見た事もないぞ・・・
やはりどの家もややこしいいさかいだらけだのぉ・・・わしと佐吉を見習え!

344 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/25(金) 23:27:53
>>343
景虎登場か

345 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/26(土) 12:04:40
与六は増田に辛く当たってないから
そこが佐吉と違うポイントだと思うな。

与六と増田の日記希望

346 :杉谷善住坊:2006/08/26(土) 14:27:45
四月二十五日

弥左衛門に大分世話になってしまったので、何か礼として、拙僧に出来ることは無いかと弥左衛門に聞いてみた。
するとその言葉を待ってましたとばかりに、拙僧を近くの鍛冶場まで連れていった。
最近、弥左衛門は忍の仕事は専ら下請け専門で、普段は鉄砲の製作に勤しんでいるらしい。
拙僧にはその試作品の試し撃ちをして欲しいとのことだ。
数挺のことだろうと思い、そんなことはお安い御用と鍛冶場の外で待っていた。
すると、何やら弥左衛門が台車を引いて戻ってきた。台車には大量の鉄砲が積まれている。
「せっかくだから俺の作ったの全部頼むわ。多少多いがよろしくな。」
と、肩を叩かれた。
「……すごい量だな…。しかしよく見るとみんな凝った作りをしている。」
「あぁ、みんなそれぞれに特徴を持たせてあるよ。
俺の鉄砲は忍が使う。精密さと使い勝手が物を言うからな。
とりあえず弾が飛び出て、音がデカけりゃいいような量産型とは訳が違う。
だからその改良には、お前の腕と、経験からの助言が欲しかったって訳よ。ホント良い時に来てくれたな。」
そう言うと、弥左衛門は拙僧を的場まで急かした。
「この他にもまだまだあるからな。また明日も宜しく頼むわ。
いやぁ、ホント良い感じに俺の家に入り浸ってくれて助かるわ。
お陰で気兼ね無く頼み事が出来るよ。ハハハッ。」
妙に優しいと思っていたら、こういうことだったのか。


347 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/29(火) 07:12:43
保守

348 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/29(火) 13:47:47
保守はぜひ保科越前守正直の日記でw

349 :無名武将@お腹せっぷく:2006/08/30(水) 18:11:31
>>345
そりゃ主君が真性のアッー

350 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/01(金) 11:33:42
この代の主君も真性?
前の代じゃなくて

351 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/01(金) 16:10:40
>>350
まだ生きてる

352 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/01(金) 16:40:41
生きてたのか。スマン

353 :おね:2006/09/01(金) 22:37:00
五月一日

子供の成長っていうのは早いものね。
背丈はもちろん、顔つきや雰囲気までもなんだか日ごとに大人びてきてるように感じるわ。
私たちのことを親のように慕ってくれる虎之助や市松だけでなく、佐吉も紀之介もそう。
今日は小一郎さんに元服の相談をしてみた。
年頃が少し早すぎるかもしれないと思った。けど、小一郎さんは二つ返事で賛成してくれたわ。
さっそく、みんなの親元へ文を書かないと。
やっぱり、実の親も子供の元服は楽しみにしているでしょう。

354 :増田:2006/09/01(金) 23:02:05
五月一日

与六と薪拾いをした帰りのこと、景虎の子飼い達に因縁をつけられた。
雨なんか降ってもいないのに、泥を跳ねられて白袴を汚したのだと。
「水たまりなんかどこにもねーじゃ……」
ワシが与六の代わりに申し開きをしたが、全部いう間もなくぶん殴られた。
「おやめ下さい。喜平次様の御客人ですぞ」
「フン、顕景がどうしたって?ワシらは景虎様のもんだぞ」
そのあとは体を張ってかばってくれた与六まで一緒にボコボコにされた。

「申し訳ございません。お怪我の方は大丈夫でしょうか?」
与六はワシよりも数多く打たれていたのに、自分の手ぬぐいを川でひたして手渡してくれた。
う〜ん、こういうところがかわええのぉ。
「なぁ、与六。さっきの奴らの後をつけていこう」
「…喜平次様のためにも、揉め事はご勘弁くださいませぬか?」
「何もしないよ。顔と行き先を覚えるだけ」
こうして一人一人の顔と家を覚えた。
あの糞ガキどもめ、変態を怒らせるとどうなるかおもい知らせてやる。

355 :樋口与六:2006/09/01(金) 23:28:24
五月二日

昨日の馬鹿景虎の意を借る狐たちにやられた怪我がまだ痛む。
増田さんも一応、お客さんだし、とりあえず大事に扱うためかばったけど、余計に十発は殴られてしまった。
それにしても、昨日、増田さんと景虎党の一味の後をついていったけど、本当になにもしなかった。
が、朝になってびっくりした。
広場にある大きな楡の木に、昨日の景虎党がはだかにされて縄で縛られて樹に吊るされていた。
しかもご丁寧に、全員が菊門から血を流していた。
すぐに直江さまに事を知らせようかと思った。
けど、めったにない機会だな。周りに誰もいなかったし、思う存分、こいつらを腹が痛くなるまで笑いまくった。
あとでそれぞれの家の方々が集まってきたけど、全員面目丸つぶれでいい気味だった。
喜平次の兄ちゃんにこのことを知らせたら、さすがに無口な兄ちゃんでも声を出して笑ったなぁ。

356 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/01(金) 23:54:44
増田ナイスプレイwww

みんなももう元服か…

357 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/02(土) 01:08:42
戦国時代
http://hobby8.2ch.net/sengoku/

358 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/04(月) 00:01:12
五月二日

小一郎さまと一緒に石田村へ帰ることになった。
なんでも、僕と紀之介が元服の儀をするんだって。ついでにお虎とお市も。
で、父上に元服を城でおこなうので、その招待状を渡しに来た。
石田村では少し遅めの田植えを行っていた。
父上から、
「おおっ!佐吉、ありがたい。ささ、おまえも田植えを手伝ってくれ」
本当はそんなつもりもなかったんだけど、仕方なく着替えて田植えを手伝った。
そういえば、田植えの時には必ず田楽がいるはずなのに、今年は見当たらない。
「そうなんだよ。毎年、田楽は弥三さんが引き受けてくれたんだけんど、今、ちょうど腰を痛めていて動けないんよ」
たろべえさんは苦笑いをうかべながら話した。
「まったく!アイツはとんだ親不孝者だ。普段から仕事しないのに、年に一度の活躍の場さえ失う体たらく」
すると、あぜ道に座って話を聞いていた小一郎さまが、私が田楽をやろう、と言い出した。
みんなはじめはお侍である小一郎さまにたいして恐縮していた。けど、

♪鉄はカンカンはやく打て 女房はカンカンすぐ土下座
 おなごのしっとは矢よりも怖い 殿様なんぞになりたくない

♪五月雨サワサワめぐみ雨 尼寺かよってふる血雨
 おなごの怒りは水でも冷えぬ 侍なんぞになりたくない

♪御膳をバクバク八分目 あとは煮炊き女をいただこう
 香の物は塩気がきつい 男なんぞになりたくない

小一郎さまは両手に扇子をもって、軽やかに田楽を舞っていた。
おかげで村の人たちは大爆笑。童も唄をまねしてしばらく村ではやった。

359 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/04(月) 00:02:42
戦国時代
http://hobby8.2ch.net/sengoku/

360 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/04(月) 08:53:34
小一郎様ステキ!
私のことも耕して♥

361 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/04(月) 19:55:32
そういえば小一郎秀長の女関係の話もあまり聞かないな。
もしかすると女好きの兄を反面教師にして、真面目だったのかもしれない。

「おなごのしっと〜」や「おなごの怒り〜」、これ絶対兄貴夫婦を見て悟った事だねw

362 :上杉謙信:2006/09/04(月) 20:14:34
5月2日

今宵は三郎とその近習達と七人組み手の予定だったのじゃが・・・
何と!わし以外の男に掘られたとな!?
・・・誰か知らんが・・・やってくれた喃・・・
毘沙門天の御加護の下、その卑しい狗を探し出し、掘り尽くしてくれん・・・!!

363 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/04(月) 21:09:41
増田やばいよやばいよー

364 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/04(月) 21:12:53
さすがにこれは相手が悪いな。

365 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/04(月) 22:38:15
謙信公自ら御出陣じゃあ!

366 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/04(月) 23:30:19
増田が掘られる〜

367 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/05(火) 10:54:11
・・・でも案外アソアソ喜んでたりしてw>増田

368 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/05(火) 13:08:27
変態だからな。

369 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/05(火) 13:58:19
なんか衆道関係だとレス伸びるなw

370 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/05(火) 14:03:15
衆道関係だから伸びるんじゃない。
増田関係だから伸びるんだ。

371 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/05(火) 15:21:28
増田は人気者だな

372 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/05(火) 16:47:36
衆道=増田&坊主

373 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/05(火) 18:13:50
>>361
秀長に実子はいたんだっけ?
たしか秀保は親戚からの養子だったよな。

>>370
増田ならなにかやってくれそうな気がするからな。

374 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/05(火) 18:22:17
>>361
尼さんを側室にしてたけど正妻はいなくて一応一生毒男

375 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/05(火) 22:02:12
>>373-374
秀長には一応女子が2名いたと言われている

>尼さん側室
スレとは脱線するけど、ソースプリーズ


376 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/06(水) 13:40:21
>>375
ソースが2ちゃんで申し訳ないんだが
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1138481558/162
で新人物往来社「豊臣秀長のすべて」にそれらしい話があるとのこと

377 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/06(水) 21:18:37
>>376
d玖珠
図書館で借りてみます

378 :増田:2006/09/07(木) 22:03:33
五月三日 

喜平次のところから使いが来て、今日は一日中家から出るな、と。そして、夜になったら屋敷に来い。という連絡があった。
で、言われたとおり、夕方まで家でゴロゴロしていて、夜に与六と一緒に屋敷へおもむいた。
部屋へ通されると、上座にいる喜平次のとなりには、商人風の男が座していた。
「この者は蔵田五郎左。増田どの、この五郎左の護衛として京へつきそってもらえぬか?」
家を出る前からだいたい想像ができたが、この前の景虎党の件だな。
ひょっとしたら、与六と喜平次にも景虎からのちょっかいが来ているのかもしれない。
「うむ。わかった。夜分だがすぐに出立しよう」
「……与六はわしにとって大事な家臣なのだよ」
「ああ、わかってますよ」

餞別に弁当と金をもらい、五郎左と一緒に湊まででかけた。
「増田さま、積荷の準備ができるまで、少しお待ち下さい」
そういわれて腹ごしらえをしようとした。
すると、遠くからたいまつの火が何十本もこちらにむかってくる。
「ひょっとすると、景虎さまの家中かもしれません。増田さまは木箱の中に隠れてください」
言われたとおりにする。やがて、箱のすぐ側で若い連中が荒っぽい声をだして、積荷を改めると言い出した。
五郎左も、これは家紋入りの商品である、とつっぱねてくれた。
だが、景虎党の連中は、槍を突き出して箱の中を確かめだした。
「わわわかった、出る。出るから」
観念して箱から出ると、林のように穂先を首につけられ、身動きがとれない。
「城まで来い。貴様を取り調べる」
…すまん、喜平次、与六。わし、ドジった。

379 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/08(金) 00:42:13
坊主よりも増田が先に死んじ埋葬だ

380 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/08(金) 01:33:36
増田は強運だからな
しぶとく立ち回るだろうよ

381 :増田:2006/09/08(金) 18:01:41
五月四日

春日山城の地下牢で、昨日から拷問を受けている。棒で殴られ、気絶すると、水を浴びせられてむせて起きる。
「いい加減に吐け、われらの仲間に恥辱を与えたのは、貴様だろう?」
「…違う。わしは、む、無関係だ」
再び殴打、水攻めのくりかえし。

景虎が姿を表した。
「こたびの件は御館様もたいそう立腹しておる。これは仏罰じゃ。その方も自分の不利と非を認めたほうが利口だぞ」
「…手前はなんのことだか、さっぱりでして。ゲヘヘ」
すると、景虎の側でずっとこちらへ熱い視線をおくっているブ男に気づいた。
「なんだ、ヤマジュン、こいつに気があるのか?」
「へ、へへ…そうなんですよ。顔を見たときから、一目でこいつはできる、って思いました」
「こいつの名は山本寺(さんぼんじ)順安。われらは”ヤマジュン”って呼んでるが、越後一の性豪だ」
そういわれると、ヤマジュンは目方のある体を震わせて、よだれをふいた。
「どうだ、ヤマジュン、やらないか?」
「ウホッ?いいんですか」
さすがにわしでも青くなった。
…たすけて、佐吉。

382 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/08(金) 18:03:46
このスレに登場した山本寺順安とは、話をおもしろくするために作った架空の人物です。




383 :増田:2006/09/08(金) 18:49:49
五月四日 つづき

「フン、フン、フン、フン」
「痛ぃ〜〜だぁ〜〜〜」
「あ、ちょっと待った」
そういうと、ヤマジュンはわしから離れた。
「なんだ、貴様、もういきそうになったのか?意外とはやいんだな」
「いや、景虎様。ちょっと、小便をしたくなっちまったんで」
すると、景虎はニタリと笑みを浮かべた。
「そうだ。いい事を考えたぞ。おまえ、こいつの中で小便をしろ。きっといい気持ちだぜ」
な、な、なんだって!?
「それじゃ…やります…」
こいつもこいつで…なんちゅう事を考えるんだろう…。
「入りました」
「ああ、次は小便だ」
シャー
「うぐぐぐ…ぐっ」
この野郎、そうとう我慢してたみたいで、腹の中がパンパンだ。

そこへ、与六が勢い良く駆けつけてくれた。
「御館様のご命令です。こちらの増田殿を解放してください」
「なにい?どういうことだ?」
「こちらが文書になります」
与六から手渡された文を景虎が読むと、顔を苦くさせて奴らは部屋から出て行った。
「おい、貴様はマテ」
ヤマジュンを呼び止めて、後ろを振り向かせると、間接を外して顔の真ん中に拳をめり込ませた。
「…ところで、わしを見てくれ。こいつをどう思う?」
「…すごく、大きいです」
ヤマジュンは鼻血を出しながら答えた。
「きさまもわしの小便をくらえっ!!」
「アッ〜〜〜〜〜〜〜」

384 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/08(金) 20:15:28
>>379で隆慶好きの職人サンが来たと思ったら>>381 >>383で盛大に吹いたwww
落差ありすぎ

385 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/08(金) 22:59:21
これが後の長宗我部盛親の烏帽子親かと思うと涙出てくる

386 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/08(金) 23:06:57
盛親が出てくるときに何か 大 イ ベ ン トが起こるフラグを建てちゃった
。。。と言うことですかな

387 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/08(金) 23:58:04
兄貴は信長の上の偏諱を受けるほどなのにな。

てか俺は盛次の親父と考えると更に涙出てくる。

388 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/09(土) 00:16:56
信玄消息のリーク、上杉への内政干渉、未来の豊臣大老への接触と
増田は着実に豊臣五奉行への階段を昇っているな

がんばれ佐吉、長束。

389 :杉谷善住坊:2006/09/10(日) 00:28:56
四月二十六日

弥左衛門に頼まれた仕事は意外と大変だった。
手に取って出来を見、弾を込めて撃ってみる。
的の当たった所を確認しに行き、気になる点や改良すべき所を弥左衛門から渡された製図に書き加えていく。
弥左衛門は拙僧に全てを任せて、鍛冶場に戻ってしまった。
なんか弥左衛門の鉄砲は神経を使う。
胴金が弾ける寸前まで削ってあったり、妙に敏感だったり…。
はぁ…こんな柄でもない作業は早く終わらせたい。苦手なんだよこういうの。

終わりがけに弥左衛門がやって来た。
「一通り終わったんだが、こんな感じでいいのか?
これ以上のことは俺に求めるのは無理だからな。」
「いや〜本当にありがとう。参考にさせてもらうよ。
それでさ、お前が一番良いと思ったのはどれだった?」
「一番か…それならあの大柄のだな。あまり凝りすぎは好きではない。」
「ほぉ…これか。」

さて、弥左衛門に頼まれた仕事も終わったことだし、そろそろここを去るとするか。

390 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/10(日) 00:35:49
坊主はこのあと何をするんだろうね。

391 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/10(日) 00:48:29
雑賀に行くみたいね

392 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/10(日) 11:50:15
今日は坊主が死んだ日のようだ。
ここのおかげで坊主が好きになったから悲しいよ。

393 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/10(日) 18:05:07
ちょww今日俺の誕生日www
坊主の生まれ変わりじゃねーだろーなw

394 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/10(日) 18:17:36
お前には特殊な性癖があったんだな…

395 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/10(日) 18:23:40
>>393
安心汁。暦が違うw

396 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/10(日) 18:28:48
旧暦とか新暦とかはいい。
大事なのは性癖だ。

397 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/11(月) 00:50:43
五月四日

石田村の父上たちが、みんなで城へ来てくれた。
うれしいことに、お葉さんも一緒だった。ぼくの元服のはれ姿をみてくれるそうだ。
いよいよ式は明日。
とのが今日になって、
「そうじゃ!せっかく羽柴の小姓が元服するんじゃ。ただで式を挙げるのもつまらん」
ということで、明日の内容が大はばに変更されて、みんなひどくめいわくしていた。
とのって、たいてい思いつきで動くからなぁ。
身内だけの元服式のはずが、横山すべての人にかかわるおおごとになってしまった。


398 :加藤虎之助:2006/09/11(月) 01:06:06
五月五日

元服式だ。今日から俺は大人の仲間入りをした。
氏神の社の前で成人服にきがえ、尾張の母上の手で前髪を剃ってもらった。
剃られた部分が青々としている。
母上をみると、涙を流していた。
「ええ、母はうれしいのですよ。亡き御父上も草葉の陰からきっとあなたを見て、喜んでいるでしょう」
「母上、この虎之助、今日まで育ててくれた御恩、一生忘れはいたしませぬ」
口に出して恥ずかしかったが、でも言えてよかった。

烏帽子親の父上から、元服名をいただいた。
今日から俺の名は、加藤虎之助清正。
清く正しい男になってやるぜ。

399 :大谷紀之介:2006/09/11(月) 01:21:49
元服を終えて、なんだか自分が自分じゃなくなったような気がする。
母さんに着替えを手伝ってもらって、髪をすいてもらった。
部屋から出ると、みんな着替え終わっていた。
虎之助は黄色、佐吉は藍色、市松は朱色、僕は桃色だった。
こんなかぶいた色の服を着るのは初めてで、しかも大勢の人に見られて恥ずかしかった。
けど、お母さんが、
「うん、あんた達の襟がピリッとした姿を見れて、おばさん惚れちゃいそうだよ」
といってくれてうれしかった。
「ありがと、東さんも化粧濃いよ」
「…市松くん、あとでチョットお話があるわ」
市松はもうちょっと、お世辞の言い方を勉強すればいいと思った。

烏帽子親のとのから元服名をいただいた。
今日から僕は、大谷紀之介吉継。
体が病弱だけど、善いことが続けばいいなぁ。


400 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/11(月) 01:30:37
ちょww市松wwww

401 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/11(月) 01:53:35
市松、虎之助って親戚の秀吉夫妻のところへ預けられていたんだっけ?

402 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/11(月) 01:58:24
市松と佐吉の日記もキボン

403 :市松:2006/09/11(月) 02:19:25
五月五日
元服を終えた。

東の婆め、上手いこと殴りやがる。腹ばかり殴りよるから、表向きは何も変わらん。
血を吐いたが、着物が朱色で助かった。
今度、必ず仕返しをしt…





うわ東様なにをすr

404 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/11(月) 11:25:16
佐吉って5月生まれだからこの頃誕生日のはずだね
まあこの時代は正月に1歳ずつ年を取るのだけれど

405 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/11(月) 13:04:40
>>403
ガクブ

・・・
と思ったけど、ホントは声出して大笑いしてしまいました(オイ
さすが市松100発殴られても大丈夫

406 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/11(月) 13:22:00
横山城の女性はみんな強いんだなw

407 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/11(月) 13:48:33
そういや後の大政所、なかが出てないね

408 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/11(月) 21:14:07
流石あの吉継の母親。怒らせるとやっぱりこええよ…


409 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/11(月) 23:18:12
五月五日

元服式を終えると、こんどは甲冑に着がえた。
この僕たちが具足を身につけて登場するというかんがえは、前日にとのが思いついたものだった。
「みんなわしの自慢の小姓どもじゃ。具足姿の雄々しい姿もみなにみせびらかせにゃーいかん」
そういって、来るお客さんたちに見物料を請求していた。
なんだか、ていのいい見せものみたい。
目立ちたがり屋ででしゃばりの市松にしては、今回はやけにおとなしかった。
しきりにわき腹を気にしていたけど。
すごい顔して黙って座っていたので、機嫌が悪いんだ。蹴られたくないから近づかないでおいた。
僕だけ着がえに手間取った。僕の用意された甲冑の寸法が合わなかったからだ。
「こんな間際に…。今から代用を用意するなど無理だぞ」
弥兵衛さんたちは慌てていた。
「待て、ひょっとしたら、殿の甲冑だったらどうだ?」
広間のそでから最後に登場すると、一番大きな歓声をあびた。
僕の身に付けた甲冑がとのがいくさでつけているキンキラキンの具足だったからだ。
「ちくしょう、なんだかチビがうらやましいと思っちまったぞ」
お虎は口に出してくやしがった。ちょー気分いい。
「こりゃぁ、佐吉に指揮を取らせたら、いくさも負けちまいそうだ」
小六の親分はいつも一言おおい。

とのに烏帽子をかぶせてもらった時、どんな言葉が好きかや?とたずねられて、
「大一大万大吉です!」
って答えた。
「ひゃひゃ、欲ばりよの。よろしい。その三つとも手に入れてみぃ」
こうして僕の名前は、石田佐吉三也になった。

410 :杉谷善住坊:2006/09/11(月) 23:31:53
四月二十七日

発つ準備をしていたら、弥左衛門が鉄砲を手に持って現れた。
「なぁ善住坊、隠し事は無しにしないか。
俺はお前がここに寄った理由を聞いた時、既に分かっていたよ。
また信長を狙うんだろ?
古い好に会いたくなったからなんてお前らしくも無いからな。
怖じ気づいていないか?
この鉄砲は、昨日お前が一番良いと言ってくれたやつだ。
俺の製作技術はまだまだ未熟だが、今の古い鉄砲よりはましだと思う。
どうかこれを使って、成功させてくれないか。」
全て見透かされていたのか。さすが昔共に戦った戦仲間だ。
「だが弥左衛門。俺は今使っている鉄砲で十分だ。それに今から雑賀に行く。
その鉄砲はお前が使ったらどうだ。俺にはもったいない。」
そう言って拙僧はその鉄砲を押し返した。
「じゃ、じゃあ何か俺に出来ることはないか?
俺だって一応、腕に覚えがある。」
「お前の腕の良さは俺も知っておる。仲間の内でも『音羽の城戸』は鉄砲の名手だと名高いしな。
だが、今回は一人で決行したい。
何故なら信長は、俺に最後に残された…あれを諦めた今…い、今すぐにでも…ひと思いにこれで…ハァハァ。
お、おっと失礼。」
「………まぁ、どんな理由があるか知らんが、何かあったら直ぐに俺の所にこいよ。
これが失敗したら後は無いと思った方がいい。悔いが残らんように思いっきりやってこいよな。」
「あぁ、ありがとうな。」

こうして拙僧は弥左衛門に別れを告げた。このまま南下すれば街道に当たるはず。
弥左衛門は姿が見えなくなるまで家の前に立って、拙僧を見送ってくれた。

411 :福島市松:2006/09/12(火) 00:13:42
五月六日 深夜

元服のいそがしい一日が終わって、あとは盛大に宴がはじまった。
俺はある計画のため、宴をこっそりと離れた。
こういう横山中がもりあがってるとき、暗闇の中でアレが行われるのを知ってる。
俺はもう大人なんだ。さっそく、作戦開始。
「あら?市松じゃない」
…いきなり嫌なやつに会ってしまった。お香だ。しかし、こいつの体も悪くない。
俺はうなり声をあげてお香に飛びかかった。不意を衝いたようで、俺はお香を押し倒すことができた。
「私、このままあなたに犯されたなら、舌を噛んで死にます」
すると、静かに目をつむり、まったく動じなくなった。俺は眠ったような顔をみてひるんだ」
「…じ、冗談だよ。本気にするんじゃねぇ」
といって、体を起こそうとした刹那、お香が動くと、天と地がひっくり返った感じになって、俺はお香の下にいた。
「いいよ、相手してあげる」
文句を言おうとすると、いきなり口を塞がれた。口の中にあったかくて柔らかいものが舌をかき混ぜる。
無駄のない動きで下を脱がされ、あっという間に入れられた。
俺は抵抗すらできず、お香の腰の動きが激しさをますと、そのままお香の中に出した。
「そ、そんな……。もっと気持ちいいはずなのに……」
「気にしなくていいよ。男の人の初めての時の感想って、君のように思った人が多いから」
お香は別になんとも感じず、腰を浮かせて股の割れ目に指をつっこんだ。
俺はなにやら無性に腹が立ってきてしかたなかった。
「ぐっ…ち、ちくっしょおぉぉ…。なんてことすんだよぉぉ」
すると、手のひらに布切れを投げ渡された。白いものが手についてネバネバした。
「それが貴方の精。それが女の操の中に入ると、赤ん坊がうまれるの。あんた、赤ん坊が生まれたら、養っていけるの?」
お香はすっげぇ怖い顔をして俺をにらんでいた。
「大人って言うのはね、自分のやることにいちいち責任がともなうの。もう、気分に任せて行動しないことね」
そういって城へ戻っていった。俺はただ呆けていただけだった。


412 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/12(火) 00:36:10
市松最初の年くらいで脱童貞してなかったっけ?

>>410
ちょ 音羽の城戸て!坊主本当に顔が広いな色々と。

413 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/12(火) 00:41:23
お香最強だなw

414 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/12(火) 00:41:33
坊主は本当にこのまま死なすには惜しい男よのう

415 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/12(火) 00:51:24
虎之助は、遊女とやってたっけ?

416 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/12(火) 01:00:07
4人の中で童貞なのは紀之介だけだよな?
後ろの操は坊主に奪われたみたいだがw

417 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/12(火) 01:53:40
少年の心はいつだって童貞なんだよ。

418 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/12(火) 10:46:54
紀之介、初体験の相手が坊主かよw

419 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/12(火) 12:53:30
まとめさいと読み直したけど、市松の体験話は確認できなかったなぁ。
そのかわり、虎之助は二度ほど確認できた。
お虎が一番年下のくせに。

佐吉も脱童貞しているんだよなぁ。甲斐間諜編で。

420 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/12(火) 13:04:20
虎が脱童貞した時に市松も一緒にしたんじゃなかったっけ?
二人して佐吉に自慢したけどその後二人して性病(インキンか?)になってたような。

逆に佐吉の脱童貞の方が覚えないや。
まとめ調べてくる。

421 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/12(火) 16:24:17
始めに増田をあのような形で登場させた職人さんが凄いと思う。

422 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/12(火) 18:46:09
個人的には奴が一人だけ年代が上すぎだと分かった時が一番爆笑した。
最初の増田くんの日記はオネエ言葉だったんだよなw

423 :市松正則:2006/09/12(火) 19:46:29
五月九日

あのまぐわい以来城に戻るのもなにか気がとがめて、近江の山の中をさまよい歩いている。
のどがかわけば沢に下りて水を飲み、腹が減れば木の実や魚を食らう。
まるで野人だが、こうしていたほうが自分の気力が満ちてくる感じがする。

…と、こんな山奥にあばらやがあった。
やまがつの小屋かと思ってはいると…うげっ、いかくせええ!
小屋の中には半紙があちこちにはられ、その全てに「佐吉」と書かれていた。
明朝できれいに書かれた佐吉、書きなぐった佐吉、崩し字で書かれた佐吉…
文机には横山城の行政文書が山とたまっていたが、その裏にはびっしりと
佐吉への愛と肉欲に苦しむ書き手の日記が書いてあった。
…あああ、増田だ!!ここは増田の隠れ家か。

文章はねちっこく、読むにたえない。きっと城にいたらむかついて破り捨てて
しまっただろう。しかし、この生々しい、正直な内容にいつしか同じ男として
俺は心打たれるようになった。そして、最後の日記には落ち着いた書体で
こう書いてあった。
「吾唯煩悩之人。莫悪煩悩、宜可愛焉」
(我、ただ煩悩の人。煩悩を悪(にく)むなかれ。宜しく愛すべし)
いつしか、俺は激しく泣いていた。自分でも信じられないほどの勢いで小屋を
飛び出ると、衣服を全て脱ぎ捨て、滝に打たれ続けた。そして叫び続けた。
増田、増田、おまえのことを兄貴と呼ばせてくれ!

424 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/12(火) 21:17:48
>>423
市松大人になったと同時にみょーな方向に一皮むけた悪寒
今までは増田が (;´Д`)ハァハァ言う姿ばかり見てきたが
これからは増田がハァハァ さ れ る 姿を見るのか




425 :増田:2006/09/13(水) 00:25:03
五月十日

実は今日、春日山の御館に呼ばれて会ってきた。
城の広間ではなく、離れの毘沙門堂で待っていると、えらくガタイの良い、髭があおあおとした武将が入ってきた。
「入道謙信である。こたびの景虎の件、我に免じて許してやって欲しい」
そう言われて頭を下げられてしまった。
「いやいや、どうか頭を上げてください。御館のご尽力があって助かったことを与六から聞いております」
さすが『越後の龍』と称えられる武将である。素直そうな人だ。
話題はそのまま景虎のことになった。
子を思う親の気持ちは私も変わらない。どうしても、愛想のない喜平次より、景虎を慈しんでしまう。
「そりゃいけませんよ。子供のしつけってのは、親が面倒みなきゃいけないもんだ。
御館様が景虎をかわいがりすぎる分、景虎もその子飼いの連中も気分を乗せてしまいます」
「ほう、景虎はそれほど図に乗ってますか?」
「ああ、もう、ひどいですよ。私なんかも景虎党にひどい目に遭わされました。もっとも、その分、たっぷり御仕置きしておきましたけどね」
「ほう、増田どのはどのようなことをなさってくださったのか?」
「いたずら小僧の尻をペンペンして、見せしめに樹につるしておいたんですわ。フェヘッヘッヘッヘ」
というと、謙信公の表情が一変した。さっきまでニコニコしていたのに、急に不動明王のごときの憤怒の表情を見せた。
「やはりおぬしだったのかっ!?」
あまりの気に圧されて、奇声を発してしまった。
「うぬが怪しいとはじめからにらんでおった。我の愛すべき小姓らを犯梵した罪はみのがせん!
姉上と禅師の助命があるゆえ、命まではとらぬ。しかし…」
「…しかし?」
「汝の尻をもってその罪を裁かん。喰らえッ!」
「ぎゃぁああああっ!!尻が、裂ける!裂けるぅ!」
「フン!フン!フン!フン!我は毘沙門天の化身なり!」
「ヒィ〜〜!そんなの、いやだモン、いやだモン!」
「フン!フン!フン!正義の刃をくらえ〜〜!」
「性器がヤバイです〜〜〜」
とほほ、わしはどうやら調子に乗って、やぶ蛇になっちまったみたい。


426 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/13(水) 13:02:09
戦国の話題は戦国時代板で

http://hobby8.2ch.net/sengoku/

427 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/13(水) 14:16:08
誘導厨うざい

428 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/13(水) 14:40:45
信玄、謙信と2大入道からの洗礼を受けるとは
増田、恐るべし…

429 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/13(水) 18:26:42
増田の叫び声にワロタ

あと密かにお香×市松いいよねと思ってたり…
市松にだけ厳しいよねお香。そこがポイントかと

430 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/14(木) 00:08:09
遂に上杉謙信の「毘沙門天に代わってお仕置きよ!!」の時間が始まったな
ここから増田がどうやって脱出するかが見ものだ

431 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/15(金) 19:27:44
今日は9月15日

432 :樋口与六:2006/09/17(日) 02:15:37
五月五日 

増田さんをおぶって家までつれて帰った。
昨日、京へむかったはずの五郎左どのが喜平次の兄ちゃんのところに駆け込んだのはびっくりした。
兄ちゃんはすぐに義侠心を発揮して御館様のところへ出かけようとした。
けど、今回の騒動は、御館様が中心になっているところがあるから、なかなかお怒りをとるのは難しいと思った。
だから、御館様の頭が上がらない人たち、天室光育禅師と仙桃院さまにお願いして、怒りを解いてもらうよう口ぞえをしてもらった。

「…うう、う…、さきち……、かえらなきゃ……」
背中でぐったりしていて時折つぶやくけど、さきちって誰だろう。息子かな?
この人はいったいどんな生活をしていたんだろうね。


433 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/17(日) 11:34:04
戦国の話題は戦国時代板で

http://hobby8.2ch.net/sengoku/

434 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/17(日) 20:31:22
孫六は1人、元服が遅れたのですね。

435 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/18(月) 19:09:53
28歳くらいまで寺子屋にいた増田くんは元服してるんでしょうか・・・

436 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/18(月) 21:13:29
増田の辞書には元服とか元服とか元服とかはない

あるのは「変態」のただ二文字のみ。

437 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/18(月) 21:47:08
与六が増田の真実の姿を知る時は来るのかな

438 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/19(火) 01:24:23
この先長い付き合いになりそうだから
(豊臣政権下での増田の上杉宛文書がけっこう残ってる)
清い関係wでいてホスイ

439 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/19(火) 09:58:15
つか与六なら衆道にそんな抵抗ないだろうし
何かあっても大丈夫な気がする。

今回のをきっかけに友情築いてくれてもいいが

440 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/21(木) 00:38:33
のちの直江状でも名指しで「来てくれるなら増田と大谷がいい」とか言ってる



増田が佐吉を凌ぐ超絶に有能な奉行に思えてきた。
いまさらか。

441 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/21(木) 14:10:59
五月九日

なかなか帰ってこない市松をさがすため、みんなで手がかりを探すために色々回った。
僕とお香さんは、永原まで出かけて市松を捜し歩いた。
アイツが寄りそうなお店をまわっても、それらしい手がかりは得られなかった。

そういえば、ここにはたしか、権兵衛さんがいるんだった。
「じゃぁ、アイツに市松のこと探すように頼みましょ。そうよ、そうすればいいのよ!」
お香さんは権兵衛さんの名前を出したとたんに、人柄がかわる。
なんだかやけにテンションがあがるんだよね。
ところが、肝心の権兵衛さんがいなかった。
「権は玄蕃のところに呼ばれてから、ずいぶん帰ってきてないんだよな」
たぶん、なにかの仕事で城を離れているんだそうだ。
帰るころは、お香さんの肩が、がっくりと落ちていた。


442 :仙石権兵衛:2006/09/21(木) 14:29:28
五月十一日

石山の本願寺門前町にひそんでいく日。
今日、やっと石山御坊のやとい兵として入ることが決まった。
佐久間どのの頼みをうけたのはよかったものの、いざ御坊に入るのはなかなか難儀なものだった。
とりあえず、佐久間どのの紹介で、安井道頓という者を紹介されてそこにひそんでいた。
そして、道頓のつてを頼りに入城のてつづきをとり、ようやくこれで石山で内偵ができる。
本願寺はやたらと広く、俺と同じような格好をした地侍や百姓といった連中が、何百人も集まっていた。

これからくるわ内を歩るこうと思った矢先、えらく高そうな袈裟を着た坊主がこっちを見ているのに気づいた。
まわりの話からすると、あれは下間頼廉というやつらしい。
その下間のところにいた近習がこっちにやってきた。
「お前たちはこれから、伊勢で仏敵と戦っている仲間たちの加勢として、長島へ行ってもらう」
なんだよ……ついてねーな。もう、内偵が失敗したじゃねぇか。
しょうがない、ばれない様に黙って長島へ行くとするか。


443 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/21(木) 21:37:46
>長島
権兵衛に死亡フラグキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!

444 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/21(木) 22:05:28
残念ながら死なないんだよなw

445 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/21(木) 22:20:47
市松が寄りそうな店ってのが何の店なのかが気になる

446 :市松:2006/09/21(木) 23:47:12
五月十一日

増田の隠れ家に残してあった枯れ飯をぶらさげながら、今日も近江の山中を
さまよい歩いている。体の弱い佐吉なら腹も下すかもしれないが、
俺の体は今日も元気だ。

気の向くままがけを下りおりると、久しぶりの人の道に出た。
前を見ると五・六人くらいの百姓の一行が見えた。
列の先頭にいるまだ十七・八くらいの男は、俺をみるなりぶるぶるふるえ、叫びだした。
「野人じゃあ、野人のこどもがおるぞお!」
あんまりうるさいのでなぐりつけてやると、男はその勢いで足を踏み外し、
わめきながら沢をすべり落ちていった。

あれ、しまった。あわてて敵ではないことを示そうとするため、
「俺は、こんななりだが羽柴藤吉郎家中、福島市松正則にござる。
 道に迷ってかような格好、許されよ」
と残りの百姓たちに説明した。百姓は納得したように、
「わしらはあんたのとのさまのために、山の木を切り出した帰りやねん。
 あんたがなぐったんがわしらの主人、弥三さんや」
うわっ、こいつらのご主人をなぐっちゃったのか、いくらなんでも多勢に無勢、
謝ろうとすると、
「ご主人は根性なしやが簡単には死ぬお人やあらへん。沢の下から声がするし、大丈夫や。
 この道をそのまま進むと横山に出るし、はよ行きや」
百姓たちに感謝してそのまま足早に横山城に帰ることにした。
しかし、弥三とかいう百姓をなぐったとき、以前誰かを殴ったときと同じ感じがしたが、
気のせいかな。妙に気持ちよかったな。

447 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/22(金) 14:29:02
市松も思い出せないが、私も思い出せない
 弥 三 っ て 誰 だ っ け

市松レベルの漏れの脳味噌orz

448 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/22(金) 14:38:27
弥三は佐吉の兄上

449 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/22(金) 21:48:50
>>448
サンクスコ

450 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/23(土) 00:23:27
じゃ>>446の「まだ十七・八くらいの男」ってたろべえかなw

451 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/23(土) 10:08:32
五月十二日

市松が戻ってきた。顔はすすだらけ、着物はヨレヨレ、
ところどころ樹に引っ掛けたような穴が開いていた。
みんな、死んだんじゃないかと思っていた市松が歩いて帰ってきたのをみて、ほっとし、喜んだ。
けど、知らせをうけてやってきたおね様は喜んでいなかった。
市松と対面すると、きつい張り手をほほにくらわせた。
市松は一間もふっとんだ。
「いつもあなたには言いきかせているはずです。人様の迷惑をかけないように、と」
市松は勝手が違ったようで、ポカンとしていた。
「あなたのせいでどれだけの方々の力をお借りしたとお思いですか?
そしてどれだけあなたを心配させたとお思いですか?福島どの」
いつも”お市”と呼んでいたはずのおね様が苗字で呼んだ。
「もうあなたは元服したのです。今までのように気分でふるまってはなりませぬ。
これからは殿のおちからになることで、今日の皆への御恩をお返ししなさい」
言い終わると、おね様の目から大粒の涙が流れ落ちた。
「おかかさま……、いいや、おね様。申し訳ございませぬ。それがし、今日の事を一生忘れません」
市松は平伏して謝罪した。

「うん、うん。それにしても体が無事そうでよかったにゃーも」
後ろでながめていた殿もご機嫌そうだった。
「…?服から香のかおりがする。アンタ、ひょっとして、こんな大事な時に、また尼寺なんかに行ったでしょ!?」
今度のおね様は、顔を真っ赤にさせてとのをぶんなぐった。
とのは十間はふっとんで、板壁に頭からめりこんだ。


452 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/23(土) 10:50:05
十間w

>>450
弥三だって。
しかし弥三はこんなんばっかだなw

453 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/24(日) 20:33:27
これで市松成長するか?
ただの乱暴者から猪武者に。

454 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/25(月) 16:11:09
司馬遼は市松は14のときに殺人を起こしてるそうですね

455 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/25(月) 21:06:43
市松カタギ殺人設定はそうとう見かけるぞ

456 :保守:2006/09/26(火) 13:38:38
五月十三日 

保守

457 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/26(火) 14:02:14
市松の中の人大霊界に逝っちゃったぞ

458 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/26(火) 14:10:43
あの人市松の中の人だったのか。何の作品の市松?

459 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/26(火) 22:17:53
>>458
TBS81年正月時代劇関ヶ原

460 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/26(火) 22:33:24
丹波が市松と同じ立場に立っていたなら本人よりずっと活躍していただろう
合掌

461 :加藤虎之助:2006/09/26(火) 23:03:12
五月十三日

市松。十日以上もどこに行っていたのか何度か聞いたが、
無愛想な表情を見せて何も言わない。他のはなしをふってみれば、
やっぱり以前の市松なのだが、何かが変わったように感じてしょうがない。

夜。いろりを囲んで小姓たちみんなで話をしていたが、いつしか
「増田キモい」という内容で盛り上がっていた。誰もが増田のキモさに
一度は出くわしてて、それをひとりひとりで披露すればするほど、
みんな増田のキモさを再確認し、きしょく悪いと思いながら興奮していた。

そういえばそういう悪口がいちばんすきそうな市松がだまっている。
なんか不機嫌そうだ。と、そのうちいろりの上にくべていたなべをひっくり返し、
「おまえらなあ、先輩である増田さんをよってたかって悪口言って、失礼じゃねえか!!」
ええ、増田・・・さん?悪口が失礼?俺自身もあっけにとられているうちに、
市松はいよいよ不機嫌な顔をし、隣にいた佐吉を三発くらいなぐりつけると、
「おまえら、最低だよ!」と半泣きの声で部屋を走り出ていった。
え、えええ?親友だと思ってた市松がなんかわからなくなってきた。

462 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/26(火) 23:45:35
とりあえずこの時点で一番の被害者は佐吉だなw
増田と坊主には散々狙われ、日常生活では虎之助や市松のサンドバッグに・・・
この後紀之介には優しく慰められていて欲しい

463 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/27(水) 02:14:57
紀之介には優しく…アッー!

464 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/27(水) 10:12:05
二人は清い関係なので大丈夫!たぶん。

465 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/27(水) 11:02:41
赤い実はじけちゃってたけど…

466 :孫六:2006/09/27(水) 11:51:47
五月十三日

ニヤニヤ

佐吉「あー喉が渇いた。」
紀之介「佐吉。僕の湯飲みに入っている白湯、飲んでもいいよ。まだ余っているよ。」
佐吉「うん、ありがt……紀之介、鼻糞がういてるからいいよ。」
紀之介「ご、ごめんね。」

ニヤニヤ

467 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/27(水) 11:59:36
腐女子しね

468 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/27(水) 19:09:33
腐も荒らしもいらんてw
たのむから普通に進行しようぜ

469 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/27(水) 22:31:41
前から思っていたんだが市松達二人はともかく
孫六に関しては、まだ佐吉は恨まれるような事してないよな。理不尽なり。

470 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/27(水) 22:36:23
出番自体少ないからな。

471 :無名武将@お腹せっぷく:2006/09/27(水) 23:46:22
日記な書かれてない出来事もあるんだろ
そのうち回想で出てきたりするのかな

472 :保守:2006/10/01(日) 14:16:22
保守

473 :仙石権兵衛:2006/10/01(日) 19:51:54
五月十四日

船で長島に着いた。
ここは木曽川の中州の上にいくつもの砦で固めた複雑に入り組んだ要所だ。
…さっきからずっと俺の顔を眺めてるやつがいる。
船にいるときからずっとこっちに気を配っていやがったので、少し気になった。
こっちから近づいてそいつの素性を確かめてみようじゃないか。
「わしは本多平八と申す。三河の者だ」
その陰気な顔をした男を問いただすと、あっさりと素性を話した。
「そのでかい体、羽柴家の者で似たようなやつを知っておるのだが」
ギックー!
ま、まずい!こいつは俺のこと知っているようだ。ど、どうしよう……。
「うぉーい!権太夫!」
振り向くと、そこに五右衛門がいた。
「お前も来てくれたのか権!みんな、こいつの名は千成権太夫っつって、石山で織田勢相手に獅子奮迅の働きをした猛者だ」
都合よく五右衛門が俺のことを回りに吹いてくれた。
五右衛門も話がうまく、まるで講談師の様に武勇伝を大きく膨らませ、それを聞いていた者たちもみな士気を挙げた。
「権!お前が来てくれたら百人力じゃぁ!一緒に信長をぶっ殺そうぜい!」
まわりもときの声をあげて大騒ぎになった。
あの本多というやつもこの騒ぎでこっちの追及を取りやめたようだ。
…なるべく五右衛門の側にいるようにしよう。


474 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/01(日) 21:25:05
>>473
こらこら、平八郎忠勝がおっちゃまずいだろ。それも陰気な顔でw
弥八郎正信のことでいい?

475 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/02(月) 09:08:29
>>474
まじい。間違えた。本多弥八郎でよろ。

476 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/03(火) 13:33:42
もう権兵衛は戻れないんじゃね?ww

477 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/03(火) 19:49:21
坊主が信長狙撃するのっていつだっけ?
確か捕まるのは9月だよね?

478 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/03(火) 20:10:04
狙撃はもう終わってるんじゃなかったっけ?

479 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/03(火) 20:32:06
やっぱり?日記がないから記憶違いかと思ったが、もう終わったのか…

まあ、違う人なら日にち遡ってもいいみたいだから大人しく待ってるか

480 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/03(火) 20:32:31
善住坊の狙撃は元亀元年だったはず。
ただ、信長は生涯で何度も狙撃され続けているからね。
長島でも近江でも。

481 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/03(火) 20:45:30
>>477
杉谷善住坊は鯰江香竹を頼り近江の高島に潜伏中、磯野員昌に捕らえられ、9月10日に処刑されます。
信長狙撃は記録に残っているのは、三年前の一回のみ。

更新が滞っていて申し訳無い。

482 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/03(火) 23:57:34
いやいや、みんなのスレだから。
ぼちぼちやっていこうぜ。

483 :杉谷善住坊:2006/10/05(木) 18:42:10
四月二十九日

弥左衛門の使いと名乗る木三という男に出会った。僧衣を纏ってはいるが、おそらくこいつも忍びであろう。
「へへ、これが弥左衛門さんからの言付けでゃんす」
木三はそう言うと、手に持った包みを差し出してきた。
包みの中には弥左衛門からの文と堺商人への紹介状、そして「御流護・叉阿帝印」と書かれた見慣れない護符が入っていた。
「ごりゅうご…?なんて書いてあるんだ?」
俺がそう問うと、木三はニヤリとしてこう答えた。
「『ごるご・さあてぃいん』でございゃす。今じゃ使わなくなりゃしたが、なんでも頼朝公の時代に流行った言葉だそうで。
御流護には『貴殿の御流儀が永久に護られますように』との願いが籠められているそうでゃんす。
叉阿帝印の方はむしろ仏門の貴方様のご専門だと思いゃすが…」
「…叉阿帝の印ということか?知らないではないが、俗すぎて仏門というにははばかられるな」
叉阿帝というのは夜叉・阿弥陀仏・帝天などの神仏を総称したもので、似非聖や一揆百姓が好んで用いるらしいが
きちんと出家した者は誰もそんな言葉は使わない。もちろん俺もそうだ。
しかし、叉阿帝の印はもっぱら仏敵に天誅を与えるという意味で使われることが多い

484 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/07(土) 10:53:59
五月十六日

おとついからの梅雨の大雨で、虎御前山の砦が一部山崩れのために壊れてしまった。
で、ぼくらはその修復のためにかり出された。

崩れたところをつきかためなおしたり、もっこで崩れた土や石を運びだしたり、
柵を再び作り直したり。
こんなに山崩れしちゃうのは、そもそも砦を立てるために木々を刈り払ってるせいだ。
重い土を紀ノ介と運びながら、「戦争さえしなきゃ、こんなところに砦を立てないし、
山崩れもないんだけどなあ」とぐちると、紀ノ介に口をふさがれた。
見ると、神子田さんが様子を見回ってた。紀ノ介に
「ああいう小うるさい人に聞こえると、あとあとめんどうだぞ」と注意された。
ホントだなあ、気をつけないと。

すぐとなりの山でも、宮部どのの部隊が砦の修復を行っていた。しかも、なんか
こちらよりも手際がいい。土運びをしているおじさんたちが
「うちの奉行は手際が悪くてだめやね」と神子田さんの悪口を言っていた。
遠めに向こうの作業を見ると、作業を指揮しているのは田中さんみたいだった。
こういうところで自分の力を示しているのか、田中さんは。


485 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/07(土) 13:20:36
>>483
げっ、試し打ちしてたやつが書き込まれてる!しかも途中!
ごめんなさい、みなさん忘れて下さい・・

486 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/08(日) 19:34:30
>>485
あんたは夢遊病かwww

487 :保守:2006/10/10(火) 13:48:18
五月十七日 

保守

488 :保守:2006/10/15(日) 03:28:35
五月十八日

保守

489 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/15(日) 04:19:12
最近少なくてさびしい

職人さんがんばれええ!

490 :増田:2006/10/16(月) 00:25:22
五月十九日

ようやく体調を取り戻した。
ここのところ海を渡ったり、拷問を受けたり、掘られたりで体もすっかり参っていたようだ。
お通じは始末が早くなった気がする。それがいいんだか、悪いんだか……。

さて、越後をでて横山へ帰らないといかん。
しかし、ここでまた問題がでてきた。
例の景虎党の連中が港や北陸道に出張って、道中でわしを狙っているらしい。
犬に化けてもな、いっしょに五郎左がいるから突破できん。
どうしようか。


491 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/16(月) 11:50:42
五月十七日、十八日はほんとに「保守」のままいくのか


492 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/16(月) 13:29:57
何を今更

493 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/16(月) 14:21:29
自分の名前の間違った略称を
日記帳に延々書き取り練習している保科越前守正直さん
だっけ?

494 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/16(月) 15:47:04
>>493
そんな感じ

495 :大谷紀之介:2006/10/16(月) 21:05:51
五月二十日

お城の女中さんたちと混じって、お茶請けの変わりに雑談で暇をつぶした。
今日のみんなの話題は、「一日の付き合いだったら、誰と一緒に居たいか?」だった。
この答えは色々とばらつきが出た。
まず一番多かったのは、蒲生忠三郎さま。
やっぱり、顔が良くて、頭も良くて、気立てもあり、若くて人望もあるし、御曹司だし。
僕も一番になるのは忠三郎さまじゃないかと思っていた。
他には、殿とか、森武蔵守さま、半兵衛さん、あと佐吉という答えもあった。(僕もチョットだけあった)

その後の質問で、「一生その人と居ることになったら誰が良いか」というのがあった。
これが意外や意外、圧倒的に増田どのだった。
あまりの答えにおもわず「なんで?」と声が出てしまったくらいだった。
十代の人は個々に別の方々の名前を挙げていたけど、二十代、三十代の人の意見は、
「顔が良い、悪いはとくに問題じゃない。いい顔でも三日で飽きる。それに、男は年中家に居ないからね」
「それよりも、あっちの方が上手い下手の方が問題なんだ」
「増田って変態って聞いてるけど、そういう奴に限ってアレがすごいって話だからねぇ」
もうそこからはおばさんたちのワイ談が止まらなくなった。
聞いているだけで顔が真っ赤になり、とうとうみんなに、
「あら、紀之介くんにはまだ早かったかな」
と大笑いされてしまった。


496 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/16(月) 22:45:58
そういや増田は前にも熟女に迫られてたな。
年上キラーなのか。

497 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/17(火) 07:45:21
増田人気急上昇!

498 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/17(火) 20:22:16
そして女心がわからなくなる紀之介 。

499 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/17(火) 20:29:21
紀之介かわいいよ紀之介

500 :武田信玄@あの世:2006/10/19(木) 00:32:43
500げっとなのじゃ

501 :仙石権兵衛:2006/10/19(木) 22:37:49
五月二十一日

長島にある砦のひとつに俺と五右衛門はいる。
ここに織田勢が向かってきているという知らせがはいった。
三つ巴の旗印。相手は氏家殿の軍のようだ。
合戦が始まって、砦からも弓で応戦する。
さんざんに矢を射てみたが、いっこうにひるむ気配がない。
そういえば、卜全殿をこの長島で失っているんだっけ。
俺はというと、相手が織田家と言うのもあるが、同郷の氏家様だからなぁ。
矢が外れるように狙って放っている。
やがて砦内の矢をすべて放ちつくした。相手も機をつかんで馬を駆って突撃してきた。
「ようし!今じゃ!」
五右衛門の指揮のもと、あらかじめ用意されていた種子島銃を一斉にぶっ放した。
相手もこれほどの量の火縄銃があるとは思っていなかったようで、先陣を壊滅する戦果をあげた。
「みたか織田モン!ここの砦が欲しけりゃ信長つれてこいや!」
五右衛門は器用なやつで、銃の扱いもうまい。だが、なによりも、銃でどうやったらてっとりばやく倒せるかを熟知しているようだ。
氏家殿は退却され、いくさは片付いた。


502 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/19(木) 23:11:16
権兵衛キタ!!

503 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/20(金) 17:43:47
五月二十二日

佐和山の丹羽さまからつかいがやってきた。
今、家中総出で琵琶湖で大船建設に勢を出しているんだけど、おおとのの要求する納期がとてつもなくきびしいものなんだって。
それでうちからも応援に人手を貸すことになった。
小一郎さまに連れられて湖のほとりの作業現場に行った。
当然のことだけど、僕達が船を作るのではなく、大工さんの要求する材料や衣食住などを用意するために手伝っている。
現場はものすごくピリピリしていた。
みんな目が血走っていて、ギスギスしていて、目の下にくまをつくっていた。
「時間がないんだ!話なら後にしてくれ」
長束くんも話しかけられて迷惑そうで怒らしちゃった。


504 :杉谷善住坊:2006/10/20(金) 20:57:37
五月二日

蒸し暑くなってきた。もうすぐ梅雨に入る。鉄砲には不利な季節だ。
それにしても、汗がベタベタしてかなわない。
街道に出る前に、山道の脇にある川に少し寄っていくことにした。

川に下りていき、深い所を探して着物を脱いで飛び込んだ。
流れが速く、押し流されそうになった。五月の川の水はまだとても冷たい。
しばらく泳いだ後、岩に上がって仰向けに寝転がった。
ふと気になって左腕に目をやる。鬱血した所がなかなか治らない。
信玄暗殺から大体二十日経つ。そう言えば人を殺したのは数年振りだった。
頭上を鶺鴒が横切っていく。撃ち落としてみようと鉄砲に手を伸ばしたが思い止まった。
これでも拙僧は神仏に仕える身、本来なら無駄な殺生は禁物のはず。
だが出家はしたものの、僧侶としてやったことは一揆での指導や参謀の加担ばかり。
それが目的ではあったのだが、甲賀杉谷家の拙僧が寺で念仏を唱えてばかりいるのは到底無理な話だった。
追っ手の目を眩ますために一時期は寺の住職をしていたこともあった。佐吉と出会ったのはその頃か。
そう言えば、佐吉と共にいた子供もなかなかだったが、あれから目にしたことはなかったな。
もし見つけていたのなら、佐吉と共にまた可愛がってやったものを。

色々と物思いに耽っていたら大分時間を喰ってしまった。
いかん。こんな所でグズグズしている場合では無かった。
弥左衛門の所でのんびりし過ぎた分、距離を稼いでおかないとな。


505 :杉谷善住坊:2006/10/20(金) 21:05:53
五月十日

道は伊勢路と合流し、いよいよ目的地に近くなってきた。
弥左衛門から貰った食料も残りが少ない。
途中に宿駅があったが、面が割れていないとはいえ、寄る気になれなかった。
早く雑賀に着きたいものだ。

それにしても、昨日からずっと拙僧の後ろを付いてくる者がいる。
見た目は行脚僧といった出で立ちだ。
気になって話しかけてみたが、どうも浄土真宗の僧ではないらしい。
ただ行き先が同じ方角にあるということのようだ。
何か危害を加えてくるわけでも無いのだが、何とも薄気味悪い奴だ。

506 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/20(金) 21:06:14
紀之介顔崩れちゃったからなw

507 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/20(金) 21:57:42
コソーリ
つttp://www.youtube.com/watch?v=DMrZizzVjg0&search=koei%20sengoku%20musou%20samurai%20warriors%20ishida%20mitsunari

508 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/21(土) 23:06:55
五月二十三日 夜

船大工たちにまかないをだすため鍋や酒などを用意した。
なかなか疲れがたまっているようで、湯水のようにどぶろくの瓶が空になっていく。
一人の職人がくだをまきながら絡んできた。
ぼくに一緒に飲め飲めうるさい。
酒なんてこんなまずいもの、口にするだけでいやだった。
市松はよくこんなの毎日飲んでいるよな。
で、しょうがないからムリヤリ一杯のんだ。
飲むとすぐ真っ赤になって、あっという間に眠くなってしまった。

翌日の朝、目が醒めたら、頭がずきんずきんと痛かった。
あと、ひさびさにお尻も痛かった。


509 :長束利兵衛:2006/10/21(土) 23:18:24
五月二十四日

おおとのが無茶な期限を言ってきたのはわかる。
そのために殿がビクビクしながら結果を出そうと必死なのもわかる。
しかし、人間できることとできないことはあるんだ。
無からポンと大船をとりだすことなんてできないようにね。

ところが、今日はずいぶんと作業がはかどった。
遅れていた船底の松ヤニ塗りもあっという間にかたづいたし。
なんだか大工たちの目が爛々としていたので、気になってたずねてみた。
「昨日の俺たちの前に現れた子がえらくめんこくてなぁ。おまけに締まりも絶妙なんさ。
思い出すだけで興奮して、疲れなんざ、どっかいっちまったわ!がははは!」
……佐吉のことか。
こういう使い方もあるんだな。また困った時には佐吉に頼もう。


510 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/22(日) 00:25:19
>>509
こらこら、どこの畿内もんが「めんこい」なんて言葉を使うんだ。
投稿者の出身地が結構出るな、やっぱりw

511 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/22(日) 14:39:09
佐吉って元服してなかったっけ?

512 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/22(日) 15:31:18
>>510
越後勢の連中は使うかも・・・
なっぱひとがだげばりとってきたげんとかねごんじゃなげだっていいはとか

513 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/22(日) 16:20:18
>>512
ナッパ取ってきたカネゴン、まで読んだ

514 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/22(日) 20:39:59
大河に増田くんktkr
千代にやり込められる増田くん

千代「たとえお奉行さまとて私と添い寝してくださらぬ!私と添い寝するは我が夫のみ!」

増田くんがほんとに添い寝したらどうするんだよ・・・

515 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/22(日) 21:05:50
増田からは何もしないよ。
しかし増田の対熟女オーラに果たして千代が耐えられるか…

516 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/23(月) 08:16:37
五月二十四日
そういえば紀之介が見当たらないなと思ったら、
ぼくの知らない人といっしょに、ほのぼのとした空気の中で仕事をしていた。
相手はぼけぼけとしたかんじの若さむらいだった。どうやら丹羽様の家中のひとらしい。
そんな様子じゃ仕事なんかできずに怒られるなと思って、注意しに行ってみたら、
どうやら二人とも、ほのぼのとしつつも割り当てられた仕事は的確にこなしているみたいだった。

何か知らないけど腹が立ったから、あとで、
なんであんな頭悪そうな奴と一緒にいるんだよって言ったら、
紀之介は少し悲しそうに微笑んで、彼はいい奴だよ、と言った。

…むー…

517 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/23(月) 10:33:04
とだくん?

518 :516:2006/10/23(月) 15:44:57
YES、とだくん。

519 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/23(月) 22:29:29
紀之介ととだくんか。
将来の関ヶ原のことを考えると泣けてくるな…。

520 :上田佐太郎:2006/10/24(火) 10:44:01
五月二十四日

とだが見あたらなという事で、溝口様や利兵殿が怒っていたので探したら、
羽柴様の家中の方と仲よさげに、しかしちゃんと仕事をしているようだった。
「とだはあまり仕事の役に立たない」というのが家中で一致している意見なのだが、
俺の目には、とだが的確に与えられた仕事をこなしているように見えた。
そばにいるだけで通常以上の力を発揮できる存在を見つけたという事なのだろうか。

少しだけ寂しい気はした。
が、とだにはとだの交友関係というものがある。
広い心を持たねばならんと思い、自らを戒めた。
子供じゃあるまいし、と。

…それにしても、二人を物凄い形相で睨んでるこの色白で小柄なさむらい。
何やってんだ、こいつは。

521 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/24(火) 15:56:23
うえだ君大人だなw
幼児なのにw

522 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/24(火) 17:20:22
天才幼児あらわる

523 :増田:2006/10/24(火) 17:43:22
五月二十五日
さきちのかみのけ  うま



かみ うま

524 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/24(火) 18:20:36
何があったんだ増田www

525 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/24(火) 18:43:58
佐吉の髪の毛を握り締めて、さびしさをまぎらわすうちに
髪を食べはじめたのかwwww?

526 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/24(火) 18:58:53
増田が飢え始めたぞw

527 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/26(木) 12:59:02
佐吉の髪の毛に息を吹きかけたら、馬になって掘られまくったんだよww

528 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/29(日) 21:13:41
今年の大河…関ヶ原前に一度も紀之介が登場しないなんて、絶対におかしい…

529 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/29(日) 21:34:44
今度テレ朝で始まる太閤記に期待しようぜ

530 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/29(日) 23:03:52
紀之介の配役が大野と一緒ってところのほうがおかしいwww

531 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/29(日) 23:03:57
出ても虎と市松と佐吉だけだと思う。>太閤記

532 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/29(日) 23:07:10
そこで増田ですよ

533 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/29(日) 23:13:20
紀之介って紀之介が主役の話じゃないとたいてい出てこないんだよなw
シバリョーは画期的だ。

534 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/29(日) 23:29:00
紀ノ介の風貌に触れない訳にはいかないから、苦情がくるからじゃね?
とかいいつつ、個人的には期待してる漏れがいますよ。

535 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/29(日) 23:41:56
そのへんは難病でおk

536 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/29(日) 23:45:36
実際ハンセン病「らしい」というだけだしな。
本人見たわけでも遺体調べたわけでもないから誰にも断定はできん。

537 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/29(日) 23:51:30
徳川三代には普通に登場していたよね。

538 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/30(月) 21:19:25
今回の大河でいちばん割りを食ったのは田中さんだろうな。
豊臣秀次の筆頭宿老で一豊に命令してる文書まで残ってるのに、
役割を全部一豊とほか二名に取られた上、このまま出てこないのかと思えば
小山評定で端役として賛成するだけとは…
脚本家の枕元に田中さんが化けて出るぞw

539 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/30(月) 22:28:10
脚本家にはもう全員揃って化けて出てもいいと思うよ。
あと原作者。

540 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/30(月) 22:41:20
むしろ原作者あたりは喜びそうだがな。

541 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/31(火) 00:18:26
あれを喜ぶ原作者がいるとは思えん

542 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/31(火) 18:29:17
>>539
脚本家の枕元に原作者が化けて出る
>>540
原作者の枕元に武将が化けて出る
>>541
脚本家の枕元に原作者が化けて出る

って感じ?日本語って難しいね


543 :無名武将@お腹せっぷく:2006/10/31(火) 22:30:11
とりあえず枕元で関ケ原の合戦はしないで欲しいな。

544 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/01(水) 05:34:36
一豊を大河にするのがしんどいような…
オリジナルの忍者出す暇があるなら、虎之助大河でも作りなさいと小一時間(ry

545 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/02(木) 08:28:10
あの忍者は原作からいたよ。
原作は一豊は分相応に活躍していいとこ取りとかしてないし。

大河の脚本家、佐吉への思い入れが強すぎて見ててキモい。
増田や坊主の方がまだ普通に見える。

546 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/02(木) 13:22:10
佐吉とか虎之助、市松の大河はまだか…


>>545
なるほど…。

547 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/02(木) 20:14:19
虎之助大河見たいな。
原作はカイオンジで是非。

548 :仙石権兵衛:2006/11/03(金) 10:21:47
五月二十六日

 再び砦に織田勢が迫ってきた。今度は滝川のようだ。
しかし、布陣し終わってもこちらに積極的に仕掛けようとしない。
砦から打って出た時だけ、集中して反撃がくるだけだった。
「ならばにらみ合いじゃ。持久戦ならこっちに分がある」
今日で包囲も五日になろうか。
目の前に相手が居るになにもやることがない。
すると、滝川はどんどん撤兵していった。
「なんじゃあいつは?せっかく有利なかたちで包囲したとおもったら、自分から勝ち栗を手放していきおったぞ」
…滝川栗捨てる、か。


549 :無名武将@お腹せっぷく :2006/11/04(土) 00:38:16
今日、播磨から小寺家ってとこから使者がやってきた。
とのは、「小官殿」といって大仰に迎えていた。
その小官殿は市松や虎之助にひけをとらない位に体格のいい二人をお供にしていた。
たしか、又兵衛と太兵衛って呼ばれてた。

その日、紀ノ介と虎之助と一緒に城下の見回りに行っていたら、居酒屋に人だかりが出来ていた。
中を覗き込むと、又兵衛と太兵衛の二人がいた。その手前に酔いつぶれたオッサン。
虎之助が事情を聞くと、なんでも多兵衛が飲み比べをしていたとのこと。
どっちか先に酔いつぶれたほうが、相手の飲食代を払うんだって。
んで、この二人さらに調べたら無一文だった。なんか無茶苦茶やってるなー。
「はっはっは。その時はその時よ。な、多兵衛」と豪快に又兵衛は笑った。
「うぷっ」まだ太兵衛は酒を飲んでいる。
「どうやら、太兵衛の勝ちみてえだな、オッサン。ってもう聞いてねえな。
 オヤジ、俺らの飲み食い分、このオッサンに付けといてくれ」
太兵衛も相当酒を飲んだらしいが、この又兵衛も何皿も団子を平らげている。
「オマエら、いつもこんなことやってんのか?」
虎之助が問いただすと「まぁな。俺はたらふく食える。太兵衛はたらふく飲めるからな。」
「市松と変わらない位の大酒飲みだね」と僕が言うと、
「お、太兵衛に挑戦ってか?そのうちソイツともやるか」
「うぷっ」酒をあおりながら太兵衛はこたえる。
呆気に取られた僕たち三人を見やって、又兵衛は半笑いでこう言った。
「アンタら、羽柴家中だろ?ふ〜ん。こりゃ一戦交えたら勝つのは俺らだな」
「そりゃ聞き捨てならねぇな」と虎之助が前に出た。
「よせよ、見回りの俺たちが問題起こしてどうすんだよ」と紀ノ介が制止した。
「はっはっは。冗談冗談。じゃ、またな」そう言って二人は人だかりへ消えていった。
虎之助と紀ノ介は舌打ちしながら彼らを見送った。僕は少しドキドキした。
「まぁ、あの使者の方のお供だから、殿を通して抗議すればいいよ」ととりあえず言っておいた。

550 :無名武将@お腹せっぷく :2006/11/04(土) 00:40:16
五月二十七日(続き)

事情を殿に話したけど、「いや、小官殿のお供は威勢のいい者がおるのー」と殿は笑っていた。
その小官殿は「全くの田舎者でして、お恥ずかしい限りです。しっかりと仕込んでおきます故になにとぞ」
と頭を下げていた。すごく礼儀のいい人だと思った。でもあの二人はしれっとしていた。
だから、虎之助と紀ノ介はすごく不満顔だった。
「では、播州の豪族達の件、よろしく頼むぞ」「はい、必ず上洛させ信長殿のもとへ連れてまいります」
そう言って殿と小官殿は握手をした。
すると、又兵衛が僕達三人に歩みよって「また会おうぜ」と握手をしてきた。
「あぁ、また会おうな。必ず」と虎之助が応えた。僕はまたドキドキした。

551 :無名武将@お腹せっぷく :2006/11/04(土) 00:41:10
失敬。
>>549は五月二十七日でお願いします。

552 :http://tadadenetoge.web.fc2.com/index.html:2006/11/04(土) 08:41:19
『タダで有料ネットゲームをやろう』

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フリーメールOK&mixi紹介もあり

553 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/05(日) 18:17:00
何やってんだ滝川wwww
そして何いってんだ権兵衛wwwwwww

554 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/05(日) 18:26:45
今日は旧暦の9月15日

>>549-550
横山に戻ったのかな?
紀之介の一人称は「僕」だよ。

555 :保守:2006/11/05(日) 23:10:39
保守

556 :保守:2006/11/07(火) 23:11:05
保守

557 :増田:2006/11/09(木) 00:35:30
五月二十八日

ふたたび春日山の毘沙門堂へやってきた。
御館に面会するには、どうしても手続きがいるのだが、たまに毘沙門堂にこもって護摩を焚くから助かる。
「喜平次から話はお伺いしております」
そう、わしがお願いしに来たのは、越後からの脱出のために、長である謙信公に一筆もらうためだ。
あのくそ生意気な景虎たちが国境を封鎖しているから、なんとも身動きがとれん。
「しかし、我が政道は、一たびたりともいえど妥協を許せばひずみを生ず。気の毒ですが、願いを聞き入れることはできないのです」
くぅ、だめか。
「ですが、ひとつ賭けをしましょう。乗りますか?」
お?なんだか話が違ってきたぞ。こうなりゃ破れかぶれ。なんでもやりますよ。
賭けに承諾すると、拍手を2拍子たたいた。おくから小姓たちがすり鉢のようなものをかかえてやってきた。
目の前におかれたのは、やたらとでかい杯だった。かるく3升は入る。
その中になみなみと酒が満たされてあった。
「常人では気絶する量の入った杯です。これを飲み干せば神のご加護があるとみなし、そなたの希望を叶えましょう」
たしかに賭けは魅力的である。が、こんなの、水でも飲めねぇよ。
「では、毒見を」
そういうと、同じくらいの杯を抱えて、口に運び、とうとう飲み干してしまった。
「うむ。美味」
もうね、あっけにとられるしかなかった。ひょっとして、この人、自分が凄いことを自慢したいだけなんじゃないの、って。

そっから先はもうひどいものだった。
飲んでも飲んでも、飲んでも飲んでも、吐いて、また吐いて、また飲んで。
それでも杯の酒が減っていかないんだもの。
「はははは。根性、根性」
わしが庭に吐いて戻ったとき、この人はもう二杯目を飲み干していた。
涙を流しながら、鼻水をたらしながら、深夜遅くまでかかってようやく酒を飲み干すことができた。
「うむ。よくできました」
その言葉を聞くと、前のめりにぶっ倒れた。

558 :増田:2006/11/09(木) 01:07:22
五月二十九日 早朝

起きたら頭が割れるように痛む。
どうやら堂内で眠ってしまったようだった。
隣の部屋では明かりが点いており、呪文を唱える声が聞こえてくる。
どうやら謙信公が護摩を焚いているようだ。水を飲んで腹の中を洗うと、声が途切れた。

「そなたの願いを聞き入れましょう。しかし、その前にたずねたいことがある」
おだやかな顔をしているが、声につよい張りがある。
「お主は織田家のものか?」
それを聞くと、背筋がびくっとした。まずい。どうしよう…。
どうすることもできなさそうなので、腹をくくって正直に答えた。
「毘沙門天のお告げがありました。やはりそうでしたか」
だますつもりはなかったんだけども、隠し事は最後まで通用しなかったようだ。
「面をお上げなさい。あなたが間諜であろうと、刺客であろうと別にどうということはない」
またもとの穏やかな落ち着いた雰囲気にもどった。
「ただ、先日、貴君のあるじから文が届きました。その筆跡は本物ですか?」
手紙を投げ渡されて読んでみた。内容は信玄公が信濃路で夭折したこと。
そして織田と同盟をむすび、武田を挟撃する申し出がかかれてあった。
たしかに、花押は大殿が使っているものだし、印も間違いなさそう。
「そうですか…本物なのですか…」
すると、謙信公が大粒の涙を流し始めた。
「あの男は、父親を追い出し、策略を好み、いたずらに兵を使う凶悪な輩。しかし、あの男と戦うことは、他にも代え難い情がありました」
子供のように泣きじゃくったので、懐紙をわたしてあげた。
「ああ…私はいくさが好きだ。もう、あの興奮は味わえぬのか。うおおおお!」
「あっ!?なにを…、ぎゃああ!尻が裂ける!」
「ふん、ふん、ふん、ふん、毘沙門天の御加護を」
「アッ〜〜〜〜〜!ちょ、落ち着いて」
「ふん!ふん!ふん!ふん!信玄よ、安らかなれ!」
「アッ〜!こんなの、ぜんぜん、供養とかんけ…、アッ〜〜〜〜!」

559 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/09(木) 02:27:25
ちょwwそれ供養なのかwww

560 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/09(木) 02:28:49
アッー!

561 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/09(木) 10:40:59
謙信・・・w

562 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/09(木) 14:00:26
やっぱり謙信公はこうでなくちゃアッー!
オンベイシラマンダヤソワカ!!

563 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/09(木) 22:02:47
すっかり掘る側から掘られる側になってしまった増田

564 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/09(木) 22:11:19
上には上がいるということだ
増田は所詮元服もしてない小姓相手が関の山だろうし

565 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/09(木) 22:37:20
増田もうそろそろ三十路だよな?
さすがに結婚してなきゃヤバくないか

566 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/11(土) 01:19:26
帰って佐吉が元服してたら増田くん泣いちゃうよ

567 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/11(土) 02:09:55
それで失意のあまり結婚するのか

568 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/11(土) 02:38:41
もう一人いる

569 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/11(土) 13:42:09
五月三十日

官兵衛さんたちからとのへのおくり物のひとつに、『蛇味線』というものがある。
今日は小姓部屋でみんなといっしょにどういうものかを話し合った。
「これは…いったいなんだ?」
「箱に『蛇味線』とかいてある。へ〜、琉球物のようだ。めずらしいな」
「うん、でも、なにに使うんだろうね?」
誰一人として蛇味線がなににつかうのかすらわからなかった。
それで、一人ずつ大切に扱いつつ、その使い方を想像してみることになった。
虎之助、「握りやすいし、ほどよい重さがあるから、剣の素振りにはいいな」
でも、それだと三本の弦が必要ないから違うと指摘を受けた。
助作、「琵琶に似てなくもないな。俺は楽器のひとつだと思う」
おお、と周りから感嘆のこえがあがった。
ところが、結論が出そうになったその時、
「お前ら、まだまだ甘いな」
流れを無視して市松がため息をだした。
「実はこの形を見てぴんときた。まず、四角い方を口につけ、細い方を股間にはさむ」
市松は実演してやってみせた。
「そして振動がつたわるように、”あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜”」
するとどうだろう、市松の股が大きく膨らみだした。
「とまぁ、俺の手にかかればこんなに気持ちいい使い方ができるんだぜ。きっと、これは、琉球秘伝の快楽増幅器なんだろうな」
斜に構えてあごに手をあて市松は調子付いた。他の小姓たちも市松に教えられた通りにやりだす。


570 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/11(土) 13:50:11
六月一日

昨日から蛇味線を股にあてて”あ〜あ〜”やりだす輩が続出している。
そのことを狩野さんに話してみたら大笑いされた。
「はっはっはっは!蛇味線は楽器で良いんだよ」
小姓部屋に一緒に行ってもらって、”あ〜あ〜”やっていた助作から蛇味線を取り上げた。
で、箱の中にあったばちをとって、狩野さんは蛇味線を弾きだした。
「いい音色ですね」
狩野さんはつぶやいたが、市松はいつのまにかいなくなっていた。


571 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/11(土) 17:32:02
ちょwなにやってんだよww

572 :杉谷善住坊:2006/11/11(土) 17:35:35
五月十五日 夜

五月の半ばとはいえ、しとしとと雨が降る夜は結構冷える。
雨を凌ぎつつ、火をおこし暖を取っていた。
すると例の坊主が突然話しかけてきた。
「え〜今晩は。今夜はご一緒させてもらっても宜しいですかな。」
そいつは拙僧が返事もしていないのに勝手に近くに座ってきた。
「何日か嫌な思いをさせてしまって悪かったですな。別に付けていた訳では無いんですよ。
いえね、気になることがありましてな。なんと言いましょうか…あなたの背後に何やら物の怪が見えましてな。
どうにか破邪てきないかと何度か試みたのですが、その度に跳ね返されてしましてな。
今すぐ何かをしてくる事は無さそうですが、重々気をつけなされ。」
この拙僧が物の怪に?にわかに信じがたいことだな。しかしさっきから何故か尻がもぞもぞする。

「しかしまぁこのご時世、拙僧にしてみれば、人界は恨みを持って死んだ亡者で犇めいておるのもまた事実。
祟りと言うなら、この世は祟りそのものともいえましょうか。」
「失礼ながら、お主はどういった…」
「自由斎…とでも言っておきましょうか。
拙僧も貴方のことは鉄砲を見て大体見当はついております。
それでは先に休ませてもらいますね。」
そいつは自分の持っていた傘に隠れて眠ってしまった。
次の朝、目を覚ますとそいつの姿は既に無かった。

573 :杉谷善住坊:2006/11/11(土) 17:53:12
五月十六日 朝

それにしても尻が痛い

574 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/11(土) 21:06:50
このスレの住人の内、何%がお尻ハンタースレの住人なのか気になる。

575 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/11(土) 23:20:33
いやだって、まとめサイトからリンクされてるしw

576 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/12(日) 00:47:44
増田も坊主もいい衆道ライフをエンジョイしてるようで

577 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/12(日) 22:20:48
え?はじめから衆道ネタばかりだから、ずっと尻ハンターがいるかとおもってた。

578 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/12(日) 22:23:30
えっ?ここは尻ハンター関連スレだろ?

579 :竹中重治:2006/11/13(月) 19:51:25
六月一日 夜
最近は体の調子が良いので、散歩をしていると屋敷から
笑い声が聞こえた。そこで見た光景に私は嫉妬を覚えた。

自室に戻っても嫉妬の炎は消えない。
市松・・・恐るべし。きっと大物になるであろう。
殿が近くの部屋にいるので、さりげなく大きな声で誉めておいた。

良いものは良いと認め、私もさっそく実践してみた。
これはすばらしい。私はさらなる快感を求め、直にあててみよう。
おおっ!!なんという快k…!?
しまった…この半兵衛、一生の不覚。“縦筋”が少し長くなってしまった。

六月二日 朝
傷口が痛む。熱もでて、寝込んでいる。殿が心配なされていたが
さすがに市松の真似をして、失敗したとは言えないので
「じ、持病が悪化ゴホゴホ!ゲッハァッ!!」と演技しておいた。

ちんこ痛い。

580 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/13(月) 20:38:24
はんべいさんちんこ腐っちゃうよ

581 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/13(月) 23:26:36
バカとなんとかは紙一重ってやつか

582 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/14(火) 11:11:31
バカの方を隠せよw

583 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/16(木) 18:48:27
>>558
一応だけど、夭折は若くして死んだことな。
当時50過ぎて死んで早死にとはいわないし。

584 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/16(木) 19:10:29
六月三日

昨日の大雨で虎御前山の砦の前の堀が土で埋まってしまったために、みんなで穴掘り
をした。朝はくもりだったのがお昼前に雨が降りだし、まもなく土砂降りになった。
でも現場を仕切る神子田さんは「いま浅井勢が攻めてきたらひとたまりもないぞ!」
と無理やり作業を続けさせた。袖がぬれているのは雨のせいか汗のせいかわからないくらい
しんどかったが、周りの虎之助や市松がへいきで働いているので休みにくかった。

と、後ろからときのこえ。坂の上のやぐらの足軽が「敵襲じゃ!敵襲じゃ!」と叫んだ。
身の軽い孫六を先頭にみんな坂の上のとりでに向かって走っていった。
ぼくも一緒に上ろうとしたが、雨でふんごむ土に足をとられ、さっき深く掘ったばかりの堀に
落ちてしまった。堀から出ようにもけいしゃがきつくて登れない!
後ろから浅井の軍勢が迫ってくる!うわあああああ。

と、目の前に縄が降りてきた。縄の先をを見ると、砦の上の紀ノ介が縄を握ってぼくの
ほうを見つめていた。ああ、これで登れということだな、やっぱり持つべきものは
友達だ。

でも、なかなか上にあがれない。腕がしびれてきたせいだ。雨はいっそう強くなり、
しんどくてぼくは途中でうごけなくなってしまった。と、
「おい、佐吉。もたもたしてるとこの縄を離すぞ」
上を見ると紀ノ介じゃなくて虎之助が縄の先を握っている。それも今にも離しそうな感じの
しぐさを見せる。こ、このやろう!迫ってくる浅井勢に対する恐怖と、
虎之助にたいする怒りがぼくのなかにこみあげてきて、一気に力をこめて縄をつかんで登っていった。

なんとか坂の上のとりでにたどり着いた。すごそこに虎之助はいた。このやろう!
ぼくは虎之助を思い切りなぐりつけた。ぼくの腕がしびれていたせいで虎之助はあんまり痛く
なかったみたいで、ばかみたいにへらへら笑っていた。

585 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/16(木) 23:11:06
いいね、いいね

586 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/16(木) 23:16:56
久々のツンデレ虎キターーー

587 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/17(金) 12:49:05
六月四日

今日はちょっとしたゴタゴタがあった。
雨で崩れた兵糧蔵を直すため、うちと稲葉家が担当することになった。
とのは稲葉さまに面会して、工事はできる限り協力することを伝えた。
だが、話はだんだんこじれてきて、双方の自慢大会になっていった。
「いやぁ、われらは土木働きがあってここまでこれましたからなぁ。こと建築に関しては家中随一と自負しており申す」
「そりゃぁ墨俣の働き、清洲城の修復などの武勇伝はうかがっておる。
しかし、この一徹が率いる稲葉衆も、土木に関しては自信がありますぞ」
「ならば、こたびの修復、どちらが上か決着をつけるには好都合ですな」
「応!やらいでか!稲葉者の力をおみせつかまつる」
「父上、興奮しないで下され」
最後は年寄り、禿、とかののしりながら別れた。

とのは陣に戻ると、家中総出で蔵の修復にとりかかるむねを伝えた。
とのの話を聞いてみんな意気が上がる。
「修復じゃぁー!でっかくて頑丈なやつに作り直すんじゃぁ!」
今日は一日中働きづめで疲れたよ。

588 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/17(金) 13:00:44
六月五日

夕方に蔵の修理が終わった。となりの稲葉様の陣も同じころに終わったようだ。
どちらもしっくい壁に瓦葺の屋根で、陣中の兵糧置き場にしては場違いなほど立派に造ってしまった。
「それで、どうやって土木の腕前の甲乙をつけるのですか?」
「それもちゃんと考えとる。稲葉衆!」
後ろを振り返ると、具足を身に着けた武者らが気勢をあげて控えていた。
「それ!蔵の上にものども上がれぃ!」
はしごをかけて武者たちは次々とのぼっていく。最後は、稲葉様が大よろいを着込んでてっぺんに登った。
「やっぱり稲葉!百人のってもダイジョーブ!」
一番高いところで稲葉羽輪をきめて、稲葉様しごくご満悦だった。

で、いつのまにかおおとのがすぐ後ろでご覧になっていて。
「…蔵は百人のせるためのものじゃないしな」
そうつぶやいて去っていった。

589 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/17(金) 13:18:10
>>588
んまいな

おおとのもナイス

590 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/17(金) 18:48:25
稲葉物置ワラタwww

591 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/17(金) 18:55:09
稲葉羽輪リターンズwwwww

592 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/17(金) 21:44:01
稲葉wwww

593 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/18(土) 08:12:41
やべぇ稲葉様かっけぇw

594 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/18(土) 18:46:43
お見事。
なんか絵にしたくなるような光景だなw

595 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/18(土) 21:53:54
このスレを読んで稲葉一鉄を見る目が変わってしまった。
もう昔には戻れない…。

596 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/18(土) 23:33:34
増田も

597 :こんな感じか:2006/11/19(日) 23:02:33
.| 
.|     やっぱり稲葉!百人のってもダイジョーブ!!  
. \    
    ̄ ̄∨ ̄ ̄∨ ̄ ̄∨ ̄ ̄∨ ̄ ̄∨ ̄ ̄∨ ̄ ̄∨ ̄
                     ∩
                ⊂/  ノ )
                /良通 /ノV
.  \ ∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧
   ∩( ゚ ∀゚)∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚)
   \ ∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧
   ∩( ゚ ∀゚)∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚)
    \ ∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧
    ∩( ゚ ∀゚)∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚)
      \ ∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧
      ∩( ゚ ∀゚)∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚)
         \ ∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧
   \     (( ゚ ∀゚)∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚ )∀゚)
   . \     (つ   ).  ).  ).  ).  ).  ).  ).  ).  ).  つ
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598 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/19(日) 23:47:47
ぐっじょぶ >>597

599 :加藤虎之助:2006/11/20(月) 23:07:58
六月六日

昨日の稲葉家とのすさまじい蔵合戦が終わり、今は落ち着いた雰囲気に戻っている。
工事の完了はほぼ同じだが、大きさで羽柴、建物の頑丈さで稲葉と、評価が分かれた。
よって、勝負は引き分け。
けど、稲葉様のつくった蔵もどうだろう。
しっくいで固められた表面の美しさ。まるでつるつるの玉みたいだ。
瓦のつくりも色むらがなく丁寧だし。焼き方に品もある。
なにより、頑丈に造るだけじゃなく、柱と梁の組み方の絶妙さ。これは色々と参考になる。
こんな木を組んで枠を造るやり方があったとは!
これだったら、100人のっても潰れない蔵であるのは納得できるなぁ。

「おぬしは良いところに目が向いているようだな」
後ろには蒲生の忠三郎さまが笑顔をつくっていた。
「こんな短期間であれだけのものを作る技術。稲葉のものおきはあなどれんぞ」
「建物を作る前に地面を打ちつけていました。あれはいったい?」
「基礎固めだ。ちょっとでもかたむいた地面だと、建物の重さが片寄って、くずれやすくなるからな」
話を聞く限りだと、ずいぶん専門的な言葉がポンポンとでてくる。
「おぬしも建築が好きなようだのう」
肩をぽんと叩かれた。まぁ、同じ趣味を持った人間が現れたので、悪い気がせず。
「そうすね」
と、にっこりほほえんでおいた。


600 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/21(火) 15:18:51
虎之助興味そそられてるな。

まとめも乙

601 :増田:2006/11/22(水) 20:17:17
六月七日

謙信公のご配慮によってわしはなんとか死罪は免れた。
しかし、小舟で日本海に流すという刑をいいわたされた。
大きな船に乗せられて沖に出たのち、わしは笹舟のような小さな船の上におきざりにされた。
わしは陸地に向かって必死にかいをこいだが、舟はどんどん沖のほうへ流されていく。
離れていく大きな船からは、「あらなみの日本海では無駄じゃ」「あきらめて死ね」と罵声が
飛び交う。むう、ここまでか。

602 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/22(水) 23:25:48
増田どうするんだ?
潮の流れだと、北のほうにながれるんだが。

603 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/22(水) 23:51:35
現在の北朝鮮に到着すると見た

604 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/23(木) 12:01:09
>>601
現在の沿海州に流れ着き、その地の酋長として頭角を現す
後にヌルハチといわれることになる

605 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/23(木) 14:52:19
そうだったのか

606 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/23(木) 20:39:55
エチゼンクラゲみたいに北に流された後太平洋側関東に戻ってくるとか

607 :増田:2006/11/25(土) 19:55:39
六月十一日

まる三日ほど小舟で海をさまよった挙句、 ついに嵐が来た。
わしは必死で舟に入った水をかき出していたが、気がつくと自分の身は浜辺に
投げ出されていた。
どうやら助かったらしい。しかし、ここはどこだろう。
目の前にいる毛皮をまとったひげもじゃの男たちは、わしを指差してまったくわからん言葉を
しゃべっていた。ちっ、異国か。するとこやつらは韃靼か?女直か?
しばらくひげもじゃのおとこどもは何やら話し合っていたが、
そのうち一人が丘のほうへ走っていった。まもなく和装の一団がわしの前に現れた。
おお、ここは日ノ本であったか。しかし、よかったよかったと安心するまもなく
わしの前にたちはだかった男はどうやら若いようだが、六尺豊かな大きな上背に、
広い肩幅、そして容貌魁偉、顔の下半分はまるで絵巻物の『三国志演義』を見るか
のようなひげにおおわれていた。そして、わしをしげしげみながら言葉を発した。
「わだばぁ、おおうらうぎょのすけだ。おめ、だんれだあ?」
わ、わだばぁ?何言ってるかわからんし、ここ、日ノ本じゃないの?


608 :増田:2006/11/25(土) 19:57:05
すいません。訂正。

『三国志演義』→『三国志演義』の関羽

609 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/25(土) 23:40:11
増田が釈明してる・・・・・

610 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/26(日) 01:12:09
本当だw
いやよく考えれば増田が書いたんだから増田が釈明するんで合ってるんだがw

611 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/26(日) 22:13:12
六月八日

せっかくの蛇味線があるので、永徳さんにたのんで弾き方を教えてもらうことになった。
小姓たちが全員参加するはずだったが、虎之助は、
「そんなこと武功立てるのに役立たん」
と拒否。市松はこの前のことがあってか、姿を表さなかった。
お稽古がひと通り終わると、永徳さんは紀之介の腕前をほめた。
「君は器用ですね。ひと弾きに心がこもっているから、いい音色をかなでています」
僕の評価も聞いてみた。
「佐吉君は、可もなく不可もなく。教えられたとおりにできてはいますが、丁寧すぎて面白みがまるでありません」

……orz

612 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/26(日) 22:15:06
佐吉w

613 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/26(日) 22:19:34
ゲイ事だけが人の生きる道じゃないはず
強く生きるんだぞ佐吉

614 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/27(月) 00:30:15
>>607
増田が原因で佐吉の息子保護したなんてオチじゃねーだろーなw

615 :増田:2006/11/27(月) 21:29:39
六月十二日

昨日、しばらくはわけのわからない言葉にとまどったが、なんとか筆談が通じた。
「おおうらどの」は顔の下半分いっぱいのひげから笑い顔を見せ、自らの城に案内してくれた。
しかし畿内はそろそろ梅雨明けだというのに、陸奥はさむいことじゃ。冷たい風が東からびゅうびゅう吹いてくる。

昨日は酒と文字通り「魚」で大歓待を受けた。酌をする女どもの肌がすきとおるように白く、しかも
手を触ろうとすると、「おら、おしょすい」と真っ赤になって手をひっこめる。
くうっ、都会のすれたおなごとは違って、たまらんわい。

次の朝、城の大広間に通された。おおうら殿は日ノ本の地図を持ってきており、
わしがどこから来たか聞いてきた。正直に美濃や尾張のあたりを指で示すと、
「おお、あんだあ、織田家中のもんがい」と深く興味を示してきた。
ときどきは出羽山形の最上どのからも情報を仕入れてるそうだが、なかなか畿内の情報
までは入ってこずに難儀しているらしい。で、この殿さまなんでそんなに情報が気になるのか
聞いてみると(以下は筆談)、
「わしは謀反を起こしたばかりだからのう。四方敵ばかりじゃ」
やっ、わしはなんというところに来てしまったのじゃ。真っ青になっていると大浦殿は笑いながら
「心配せんでええ、石川の南部の郡司はだまし討ちにしたからのう。しばらくは大丈夫じゃ」
こんな陸奥にも戦国は及んでいるんじゃのう。わしが考え込んでおると、大浦殿は「ところでじゃ」
といいながら後ろから鉄砲を取り出し、
「これを二百丁ほど敦賀から取り寄せた。なんでも畿内ではこの飛び道具が戦に使われとるそうだしな。
 わしらもこれから攻めてくる南部勢の騎馬武者どもを倒すためにもこの武器を使いこなしたいと
 思っておるところじゃが…織田どののさむらいならご存知であろう。使い方を教えてもらえれば
 敦賀まで送って進ぜるが、どうじゃ?」
そういうと大浦どのは大きな顔と目でわしのほうをじっと見た。むう、どうしたものか。あからさまに悪いやつっぽい
けど、かといってそろそろ畿内にも戻りたいしなあ。むう。

616 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/28(火) 00:12:56
そういや為信って三成と仲が良かったんだよな。
こういう複線って楽しいな。職人乙。

617 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/28(火) 10:10:50
青森のほうへ行くことは予想できたんだが、肝心の津軽弁の使い方がわからん。しばらく増田は参加できそうにないなぁ。

618 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/28(火) 10:20:50
つほんやくコンニャク

619 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/28(火) 11:10:53
>>617
気休めかもだが
http://www.interq.or.jp/www-user/miu7777/

620 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/28(火) 11:14:27
>>618
SOREDA!

621 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/28(火) 16:12:36
おしょうしは山形県南部の言葉だぞ。こんなところで同郷者発見か・・

622 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/29(水) 16:53:58
増田気をつけろ、奴は人間じゃねぇ!
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2005/0805/nto0805_7.asp

623 :仙石権兵衛:2006/11/29(水) 18:23:49
六月九日

俺たちがいる北の砦が攻撃を受けている。そして、同時に西の砦も柴田・滝川勢によって攻撃を受けている。
うちらはけん制程度でそれほどきつくはないが、西の方からは遠くからでもわかるほど激戦だ。
銃砲の響きが絶え間なく聞こえてくる。
応援に行きたい気もするが、ここを離れると砦に兵が殺到しそうでいやだなぁ。
本多が長島御坊で坊主たちとはげしくやりあったことを聞いた。
西の砦を守るために援軍を派遣すべし、と。
あそこが落ちると、陸路で大坂とつながる道が断たれる、といったそうな。
でもなぁ、今でも補給は船で行ってるし、なんだか大げさな気もしないでもない。
結局、意見は取り下げられたようだが。

624 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/29(水) 22:26:20
増田と愛季タンの交流の展開をキボンヌ

625 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/29(水) 22:42:56
確かにおんにゃのこに興味ない増田は
愛季タソと仲良くやれそうだw

626 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/29(水) 23:16:56
>>625
変態増田に性別なんて関係ない。男女どちらにも興味ありまくり。

627 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/29(水) 23:20:04
>>624
気軽に安東殿の名など言ってるが秋田(市内)から弘前(市内)は遠いぞ。
まだ碇ヶ関のほうの街道(現奥羽本線側)も通ってないし。

628 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/29(水) 23:34:34
大館ぐらいまでは勢力伸ばしてた筈>安東氏
つーかお前らあのスレの住人でもあるのかw

629 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/29(水) 23:42:11
なんで安東が唐突にと思ったらそういうスレがあったのか…orz
ただ大館まで勢力を伸ばしてても、碇ヶ関がふさがっとるというに。
まあもう10年位後になると海越しに安東が津軽に攻めてくるという史実はあるが。

630 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/30(木) 17:29:07
 泳 い で 参 っ た !

HENTAIは海を越える

631 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/30(木) 19:31:31
秀家登場の折には、是非水泳が得意と言う設定を希望。

632 :宇喜多直家:2006/11/30(木) 20:41:20
六月九日

ああ、わが子いいなあ。わが子かわいいよ我が子。
今まで色々と悪い事やってきたけど、
こうして子供を見てるだけで心が洗われるような気がするよ。
俺もそろそろ謀略は卒業しようかな。
だってこんなかうぃい子を汚い手で触ったら仏罰が当たる。
いつでも綺麗な心と体でいなきゃ!

さて、今日も八郎で遊ぼうかなと思ったところ、
乳母がびしょぬれの産着にくるまれた八郎を抱いているのが見えた。
いくら温かいと言えども、赤子を産着のまま水に浸けるなど一体何を考えている!と怒鳴ったが、
乳母はよりによって「目を離した隙にいつの間にか中庭の池で泳いでいた」などと馬鹿な事を言っている。
俺は、嘘をつけ!赤子が泳ぐか!と乳母を叱り倒したんだが、
その隙に八郎ははいはいで庭へ出、池へドボン!
そして…

…ちょっと待て、あんよもまだなのに何で先に水泳…

…わけが分からんが、これだけは確かだ。
この子はきっと将来大物になる!
ああ、わが子いいなあ。わが子かわいいよ我が子!

633 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/30(木) 20:44:10
さっそくきやがったwww
たしか直家も八郎だったよな?

634 :無名武将@お腹せっぷく:2006/11/30(木) 23:25:20
>>633
そう、幼名が八郎

635 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/01(金) 00:13:36
こんな謀略マスター嫌だwwwwwwwww

636 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/01(金) 02:04:59
いきなりとんでもない大物が飛び込んできたwww

637 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/01(金) 11:32:22
津軽に宇喜田・・・なんか最近梟色強いな。

638 :宇喜多直家:2006/12/01(金) 19:28:47
>>636
お前、さりげなくうまい事を言ってるなwww

639 :638:2006/12/01(金) 19:29:27
うわごめんクッキー残ってたorz

640 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/01(金) 21:34:37
ワロス

641 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/01(金) 23:50:58
>>638
八郎殿、はっちゃけ過ぎですぞ!
草を生やすのはほどほどになさいませ

642 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/02(土) 00:46:05
八郎殿に直接つっこまれる>>636は果報者でございますな!

643 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/02(土) 13:06:46
>>642

八郎殿「さりげなくうまい事を言いおって!食らえっ!!」
>>636「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
八郎殿「ふんっ!ふんふんっ!!」
>>636「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
八郎殿「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!」

こういう事だと申すか

644 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/02(土) 13:42:00
ちげえよwwwwwww

645 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/03(日) 00:56:34
・・・板を間違えたかと思ったw

646 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/03(日) 01:22:03
そうか、スレどころか板まで違うんだよなw
次スレは板替えか。

647 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/03(日) 19:21:24
お尻ハンター 信玄&謙信
親馬鹿 直家
泳いで参った! 秀家
女の子 愛季
HENTAI 増田

これが日本だ!


648 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/03(日) 19:30:18
そんな神国JAPANに栄光あれ!

649 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/03(日) 21:24:24
あなたが本当に恨みを晴らしたいと思うなら
赤い糸を解けばいい
その糸を解けば私と正式に契約を交わした事になる
恨みの相手の景虎は速やかに地獄へ流されるわ
ただし恨みを晴らしたなら増田自身にも代償を支払ってもらう
変態すらば穴一つ
契約を交わしたのならあなたの魂も地獄へ落ちるわ
もっとも死んだ後だけれど

650 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/03(日) 21:52:33
誰のポエムだそれ

651 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/03(日) 22:36:05
>>647
胃潰瘍 且元
も入れてくれw

652 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/03(日) 22:59:47
>>649
地獄少女か?

653 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/04(月) 00:03:35
信玄公の霊に会ったらこんな句を詠んでたよ

女より
男を好む
性なれば
報いを待てや
増田菊門


654 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/04(月) 09:42:30
>>653
ちょwwwどこで会ったんだよwww

655 :649:2006/12/04(月) 11:14:40
増田が大浦んとこのPCで地獄通信にアクセスして愛季タソと会って、愛季タソ
が輪入道に乗って謙信や景虎達を地獄へ流すという設定を希望したのだが、
この日記の流れとは全然違ってくるので止めまつ

656 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/04(月) 12:54:50
お尻ハンター 信玄&兼信
親馬鹿 直家
泳いで参った! 秀家
女の子 愛季
胃潰瘍 且元
馬鹿弟と鬼嫁 信之 
HENTAI 増田


日本代表枠は後三名!

657 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/04(月) 13:43:50
がらっぱち 権兵衛


658 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/04(月) 13:45:33
>>654
句から見るに、>>653は信孝タンじゃないか?w

659 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/04(月) 19:19:23
>>658
あの憎悪溢れる辞世の句のパロかwww

660 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/04(月) 23:39:55
全登場人物入場!!

鷹匠は生きていた!! 更なる研鑚を積み謀略凶器が甦った!!!
腸の根腐れ!! 本多正信だァ――――!!!

京の町並みは私の心の中に残っている!!
日本画家狩野永徳だァ――――!!!

とだがボケしだい解説しまくってやる!!
天才幼児 上田佐太郎だァッ!!!

篤い友誼ならふたりの歴史がものを言う!!
佐吉の親友 大谷紀之介!!!

真の傍若無人を知らしめたい!! 男は踏み台 浅井茶々だァ!!!

織田家中では地味だが部下なら全員掘りたい放題だ!!
バリアーの天才 丹羽長秀!!!

算術の技能は完璧だ!! 俺を掘ったら呪ってやるぜ 長束利兵衛!!!!

全日本史中のベスト・ディフェンスは私の中にある!!
自分主催で神様になったッ 徳川家康!!!

名前の勘違いなら絶対に敗けん!!
武田配下の日記見せたる 保守隊長 保科越前守正直だ!!!

バカかわいさならこいつが怖い!!
丹羽家のピュア・サムライ 戸田勝成だ!!!

三河吉田から炎の虎が食い逃げだ!! 築城の名手 藤堂高虎!!!

661 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/04(月) 23:41:18
ルールの無いまぐわいがしたいからシュウドウ(衆道)になったのだ!!
王者の竿使いを見せてやる!!男色大名信玄!!!

冥土のみやげに焦土とはよく言ったもの!!
おおとのの戦略が今 戦場でバクハツする!! 第六天魔王 織田信長だ―――!!!

遠泳こそが大坂の陣勝利の代名詞だ!!
まさかこの赤子が泳いでくれるとはッッ 宇喜多八郎(秀家)!!!

天下を望むからここまできたッ 真意一切不明!!!!
面従腹背のニカッ(笑顔)武将 竹中半兵衛だ!!!

少年の心はいつだって童貞なのだ!!
御存知ジャイアン 福島市松!!!

弟の本場は今や補佐役にある!! もっとオレを困らせる奴はいないのか!!
羽柴小一郎だ!!!

コワァァァァァいッ説明不要!!
紀之介の母親 あずまさんだ!!!

人の運命は人が決めるものではない!!! 超実戦医術!!
本家京都から曲直瀬道三の登場だ!!!

存在感は薄いが真面目だぞ!!  お前の活躍はオレのもの
NHK大河ドラマ「功名が辻」主人公 山内一豊

菊門を狙撃に畿内へきたッ!!
現職坊主とやらないか? 杉谷善住坊!!!

はげ頭に更なる磨きをかけ ”けっさく”明智光秀が帰ってきたァ!!!

662 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/04(月) 23:43:07
しもぶくれ以外に死角はないッッ!! 文武両道のサラブレッド蒲生賦秀!!!

北陸四千人の衆道が今ベールを脱ぐ!! 軍神 上杉謙信だ!!!

偶然の出会いでならオレはいつでも仕官希望だ!!
謎のおさむらいさん 島清興 本名で登場だ!!!

間者の仕事はどーしたッ 一見帰れなそうでも すべて結果オーライッ!!
成功も失敗も思いのまま!! 仙石権兵衛だ!!!

特に理由はないッ 英雄がエロいのは当たりまえ!!
ねねにはないしょだ!!! おなご大好き!
羽柴秀吉がきてくれた―――!!!

三河で磨いた実戦築城術!!
尾張中村のツンデレ・タイガー 加藤虎之助だ!!!

体の反りだったらこの人を外せない!! 超A級物置建築士 稲葉良通だ!!!

超一流謀略マスターは超一流の親馬鹿マスターだ!! 生で拝んでオドロキやがれッ
備前の梟雄!! 宇喜多直家!!!

ニラ入りおかゆはこの男が完成させた!!
羽柴官僚の切り札!! 田中吉政だ!!!

若き変態が帰ってきたッ
どこへ放浪していたンだッ チャンピオンッッ
俺達は君を待っていたッッッ増田長盛の登場だ――――――――ッ

663 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/04(月) 23:43:41
加えて負傷者発生に備え超豪華なリザーバーを4名御用意致しました!
ヤマジュン 山本寺順安!!
辛辣侍女 お香!!
人望の村人A!たろべえ!

……ッッ  どーやらもう一名は変態たちに捕まり到着が遅れている様ですが、到着次第ッ皆様にご

紹介致しますッッ

664 :増田:2006/12/04(月) 23:58:25
六月十三日
           ∴∵∴∵∴
              ∴∵∴∵∴∵
           ∴∵∴∵∴∵∵∴∵∴∵
       .∵∴∵:(・)∴∵∴∵∴∵
         ∴∵rミ ,○、:(・)∴∵∴∵
        ∴∵/  / ミ 〉∴∵∵
     ∴∵∴∵|  ̄\ /∴∵∴∵
      ∴∴∵∴.、`  /∴∵∴∵∴∵
    ri  ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
 __,! ヽ,∴∵∴∴tanmenobu∵∴
三三  _{{∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
  ̄ ~~∴∵∵∴∵∴∵∴==ュ
      ∴∵∴∵∴∵/,  !
       ∴∵∴∵  `^|.|.|jj
     ∴∵        .l.|.|


665 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/05(火) 04:33:45
なんでtanisige?

666 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/05(火) 08:50:37
たんめ信・・・?

667 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/05(火) 10:30:47
>炎の虎が食い逃げだ!!
にフイタ

668 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/05(火) 22:11:50
>>662
ツンデレ・タイガー
ダビスタで生産した馬に名付けよう

669 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/05(火) 22:24:20
>>660-663
良い仕事wつーか佐吉www

670 :福島市松:2006/12/06(水) 16:02:04
六月十日

また増田の隠れ家に来ている。
いつ来ても紙が散乱していて、なおかつ臭い。
だが、ここに来ると、自分にあった迷いとか悩みとかが無くなってしまうから不思議だ。
きっとそれは、壁に貼ってあるこの書を読むから落ち着くんだろう。
「衆道無限」
たとえ世間的には間違っていても、自分なりの理で押し通せる強さ。
それが、今の俺があこがれるものだ。


671 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/06(水) 16:02:38
元ネタは球道くん。

672 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/06(水) 20:39:27
や、やばい!
市松がこの果てしない衆道(おとこ)坂を昇り始めちゃってるwwww

673 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/06(水) 23:29:50
マジレスすると、
衆道っていうか、生き方の指針を悟っちゃってるようなそんなイメージなんだが
どうなんだろうか。

674 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/06(水) 23:54:50
生き方の指針を悟ってしまったなら
晩年にあんな醜態は晒すまいて

675 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/06(水) 23:58:58
まあでも、一方的に醜態だったと思うのも微妙じゃないのか?

676 :674:2006/12/06(水) 23:59:54
>>674
>たとえ世間的には間違っていても、自分なりの理で押し通せる強さ。
>それが、今の俺があこがれるものだ。
これを悟ったのではないかと


677 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/07(木) 00:00:28
目欄674じゃねえ、673だ。
ああもう何かgdgdだ

678 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/07(木) 00:12:26
ならもう寝るか!

679 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/07(木) 00:21:03
アッー!

680 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/07(木) 03:26:46
何ハッテンしてんだお前らwwwwwwww

681 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/07(木) 15:42:01
ついにスレ住人からも衆道カップルがwww

682 :福島市松:2006/12/07(木) 23:00:59
六月十一日

ふと、増田の兄貴が日ごろから嗜んでいる衆道というものがどういうものなのか興味が出てきた。
小遣いを集めて、町にある男色屋に足を運んだ。
町のはずれの裏通りにある長屋にあるのだが、こう、建物自体が古くて暗くていかがわしさを出している気がする。
意を決して中に入ると、ババアが座っていた。
言われたとおりの小銭を支払うと、布で囲った部屋に通された。そこにまだ十にもなってなさそうな子が座っていた。
そいつは、いきなり後ろを向いて、尻を突き出された。が、正直なところ、こんなのに何がいいのかがわからん。
なにも反応しなかったのでためらっていた。
「じゃぁ、すぐにじゅんびしますから」
というと、そいつはいきなりなにをくわえだして、口の中で舌を転がした。
俺はあまりのことで、びっくりしてしまったが、たつにはたった。すげえな、満足に字も知らないくせに、もうそんな技を知っているのかよ。
いよいよ入れてみることにしたが、
「ぎ、ぎゃぁああああっ!!い、いってぇえええ!!」
なんつーか、お香のときは温かみをかんじたんだが、これは痛いだけだっだ。
たまらず体を離れて、着物を持ってそのまま店の外へと出てしまった。

通りまで逃げて、着物を整えていると、お香がこっちを見ているのに気がついた。
「あ、あんた……、この先はいかがわしいことで有名な婆の店があるって聞いていたけど、まさかそこへ言ってきたの?」
ああそうだ、といってやると、
「へぇ、育ち盛りの市松くんは、女の子にもてないから、とうとう男に手を出しちゃったんだ。ふ〜〜ん」
言い方がムカついたから、反論してやった。
「うるせぇ!男色も武士のたしなみだ!」
そしたら、明らかに引いた顔した。
「お、お楽しみのところ、わるかったわね。それじゃぁ…」
そういって、ばつが悪そうに去っていった。ちくしょう、よりにもよって、一番見られたくない奴がなんでここに……。


683 :福島市松:2006/12/07(木) 23:05:44
六月十二日

城へ出仕すると、あちこちで俺の噂話をしているのが聞こえる。
昨日の話に尾ひれまでついて、俺が変態扱いされている。
ちくしょう、あのアマ、一回おかしてやろうか!?
いや…一回、やってるしなぁ。いつか、痛い目にあわせてやる!


684 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/08(金) 00:02:21
胸を張って男のたしなみと言ってのけた市松は偉いぞ!

685 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/08(金) 08:05:30
お香どういう言いふらし方したんだよw

686 :佐吉:2006/12/08(金) 17:26:30
六月十四日

噂話を聞いた。「市松は尻を“槍”で突かれるのも、突かれるのも好き」という噂話を。
そうならばと……夕暮れ時に歩いている市松を、手拭で顔を隠して
槍で背後から尻を突いてやった。突いてすぐに逃げたが、すぐに捕まって散々殴られた。

好きだと言うから突いてやったのにと、腫れた頬を摩りながら
愚痴をこぼしていると、背後から長秀様が現われて手当てをしてくれた。
長秀様は手当てをされつつ、噂話の説明としてくれた。
さらに、脚力が無いなら無いなりの作戦を立てろと窘められた。

687 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/08(金) 18:05:33
ものすごい展開になってるなw

688 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/08(金) 19:33:25
お香GJww

689 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/09(土) 01:13:37
丹羽様的には佐吉は守備範囲外なのか?

690 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/09(土) 02:35:33
それ一瞬俺も思ったんだが、丹羽様じゃなくて羽柴弟じゃないの?
丹羽様だったら「どうれ、わしが腰の使い方を教えてやろう」になるはずだ

691 :686:2006/12/09(土) 02:47:39
大納言のほうでごわす。もうしわけない

692 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/09(土) 19:15:53
当時はまだ長秀と名乗ってたんだっけ
紛らわしいな

693 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/09(土) 22:46:54
今までは「小一郎様」を使ってたよな。

694 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/09(土) 22:47:44
長秀でいい。
でも、わざわざ人を呼ぶのに使うことのない諱の長秀を使わんと、
小一郎にしておけばいいだけの話ではある。

695 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/09(土) 22:55:45
まあまあ。間違っちゃいないんだからそう責めんでも

696 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/10(日) 01:02:36
増田どうなった?tamenobu

697 :保守:2006/12/13(水) 10:32:20
六月十五日
保守

698 :加藤虎之助:2006/12/14(木) 00:37:56
六月十六日

ここ数日、日野へ赴いていたから知らなかったんだが、市松にえらい噂が立ってる。
なんだってぇ?市の野郎が掘るだの掘られるだのって?
俺の知る限りでは、あいつは掘られるのは駄目なはず。
肝心の奴は、人目を避けるようにしている。親友として心配だ。

そうそう、俺が日野へ行っていたのは、蒲生の忠三郎さまに会いに行ってたんだ。
お互い、城とかの建築物が好き同士であるし、この際だから、もっと仲間を募ってみようと前々から考えていたことを伝えにいったんだ。
その名も、「城マニア同好会」
今のところ、俺と忠三郎さまの二人だけなんだが、将来的には、何十人もの大組織になって、それぞれの個性的な建物を愛でるんだ。
もちろん首班はこの俺様。

699 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/14(木) 00:49:53
六月十七日

虎之助から、「城まにあ同好会」なるへんな組織に入るように言われた。
「どうせ暇なんだろ?だったらつき合えよ」
ボクはあんまり気が進まなかったんだけど、紀之介も一緒に誘われているから、しかたなく承知した。
集合場所の松の木の下に行くと、すでに虎と忠三郎さまもいらっしゃった。
「よし!今日をもって、城マニア同好会の旗揚げだぜ!」
お虎はひとりで盛り上がっている。
それで、最初の話題は、誰が運営の面倒をみるか、首領となる人物を決めることだった。
ボクは忠三郎さまだと思っていた。家柄もそうだし、器ということになると、四人の中で一番優れているしね。
ところが、お虎は、
「お、俺が立ち上げたんだぞ…。頼むから、俺に首班をやらしてくれよ」
とみんなにお願いしていた。忠三郎さまも、
「まぁ、たまには人の下に従うのも悪くないな」
と、了解され、同好会はお虎の指揮の下、動くことになった。
で、いったいどんなことをやるつもりなんだろう?


700 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/14(木) 02:28:08
新しい切り口だwww

701 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/14(木) 03:55:31
レオン物分りがいいなw

702 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/14(木) 08:37:46
そういやお虎のわがままは久しぶりだな。
やっぱ建築関係だから譲れないんだろうか。

703 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/14(木) 13:03:27
六月十八日

忠三郎さまなんだけど、僕たちに比べて家柄も良い方で、その割りに上から物を言う感じがない。
城の小間使いから足軽にいたるまで気さくに声をかけられるので、非常に変わった方だなぁ、というか、珍しい人だなぁ。
で、そんな誰もが親しくなれる忠三郎さまなんだけど、ボクはちょっと困ったことがあった。
例の同好会に集まったとき、みんなが小腹がすいたと言ったから、
「なら、私が木の実を調達してこようか。城に来る途中に、大きな瓜が成っていたのをみつけた」
というから、お言葉に甘えて持ってきてもらった。
そしたら、それはヘチマの実だった。
両手にたくさんのヘチマを抱えている時の忠三郎さまの嬉しそうな顔は良く覚えている。
けど、この人はやっぱりお坊っちゃんだなぁって思った。

704 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/14(木) 13:21:35
忠三郎さまかわいい

705 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/14(木) 15:48:53
城の建築と言えば藤堂高虎は?

706 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/14(木) 17:59:23
他にも弥兵衛さんとか孫六とか田中とか、
結構大所帯になりそうだw

707 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/14(木) 20:49:28
何時になるか分からんがゴンベエも戻ってきたらその中に入れてやってくれw

708 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/14(木) 23:44:19
築城においてはある意味虎之助のライバルである
高虎ははずせないな
問題はまだ浅井家臣なところだが…

709 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/15(金) 01:13:19
おい!普段は増田くんぐらいしか良い反応がないのに、なんで急にこんなに吊れるんだよwww

>>708
実はこのスレではすでに登場済み。現段階では浪人になっているから登場だったらいつでもできるが……

>>706
あと城関係で絶対にはずせない人を登場させたいんだが、かなりむずい。
もし、話の中に出てきても、そのときはネタだと思って見逃してほしいです。

710 :仙石権兵衛:2006/12/15(金) 01:35:04
六月十九日

突然、木曽川の河口付近にいくさ船が何十艘も表れた。どの船にも、滝川の旗と足が三本あるカラスの旗がなびいている。
あれは…聞いたことがあるが、熊野水軍。九鬼か!
川の出口を完全に船で閉じられてしまっているので、船を出そうにも上からの射撃の餌食になる。
そうか…、この前、滝川軍が攻めてきても、何もしないで帰っていったのは、九鬼を取り込もうとしていたからなのか。
この日の夜から、長島の陣営内がおかしくなりだした。
まず、上層部と現場の対立が激しくなった。
もとから長島願証寺の御坊たちが、上からの支持を仰いで、俺たちに命令をしていた。
いけすかない奴ら、という空気はあったが、兵たちは別に波風を立たせず、黙ってしたがっていた。
ところが、ここで徹底抗戦か、降服かで大きく分かれた。
上は抗戦派、下は降服派だ。郭内のいたるところで、喧々諤々と争いやいざこざが出てくるようになってきた。
おまけに、蓄えられた兵糧がのこり10日分しかないことがわかり、みなに焦りが生まれてきている。
「上からの発表では10日だが、実際はもっと少ないんだろうな……」
本多はどちらにも加担せず、状況の整理がつかなくて呆然としている連中と一緒に静かにしていた。
そういえば、こいつだけは海上からのことを考えていたっけなぁ。
「このままではまずい……。なんとか、なんとかせねば……」
俺もなんとかしないと、このままじゃ、一緒に干からびるか、衰弱して蜂の巣になるかだ。でも、いったいどうすりゃ良いんだ……。

711 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/15(金) 07:41:23
権兵衛頑張れ

>>709
みんな虎之助に飢えてたんだよw

712 :佐吉:2006/12/15(金) 19:02:43
六月十九日

今日はへんな夢を見た。
市松の夢なんだけど、ぼくと市松の下半身が裸で、ぼくが市松の上にのしかかってしきりに腰を振っている夢だ。
市松はおしりが痛い、痛いと泣き叫んでいるけど、僕は市松にこうやって勝つ事なんてめったにないから、ずっとやめなかった。
このあいだ小一郎さまに教えてもらったことの意味がやっと半分くらい分かった。
こうすれば市松に勝てるって事なんだろうけど…具体的には、どうすればいいんだろう。

それにしても、きっと端から見たら、木に止まった蝉みたいでかっこ悪いんだろうなあ…

713 :増田:2006/12/15(金) 22:17:37
六月十五日

今日は堀越城に朝っぱらから重臣一同集まってなにやら話をしていた。
夜の宴会にはわしも加えてもらえたが、相変わらず何をわめいとるのか筆談なしではさっぱりわからん。
と、一人の男が近づいてきた。小柄で、細い目には微笑をたたえているが、油断できなさそうな雰囲気じゃ。
「拙者、沼田と申す。どうかお見知りおきを」
おお!言葉が通じる。どうしてか聞こうとするまえに、向こうから答えてくれた。
「実はそれがし、つい先年まで京で細川兵部大輔さまのもとで仕えておりましてな。
 いやいや、侍といっても下っ端で、うだつがあがらぬなら一旗挙げようと津軽まで来たのでござる」
ほお、面白い男もいたもんじゃ。気を許せるかなと思ったとたん、やつは口の端をゆがめながら
「ところで貴公、木下どの家中の増田どのであろう」
何、わしのことを知っておるのか!沼田は笑いながら、
「ときどき木下どのの弟御の小一郎どのが細川さまのお屋敷にいらして
 細川さまといろいろ物語などしていかれた際にな、よく
 『うちには増田というのがおって、優秀なのだが変態でかなんわ』
 となげいたたのを思い出したわ」
何、小一郎め、そんなことを影で言っておったのか。
「なあ増田どの、悪いようにはせぬ。貴公の変態をばらすようなことはせぬゆえ、
 わしが功名を立てるのに協力せぬか」
ちっ、むかつく。しかし、近江からあまりに遠く離れた異郷では、こやつに逆らおうにも
あまりに力がない。仕方ないかのう。

714 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/15(金) 22:35:59
>>712
相変わらずカマトトな佐吉じゃのう
>木に止まった蝉みたいで
・・・自分のことよく分かってるじゃんw

>>713
沼田って、この人のこと?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%BC%E7%94%B0%E7%A5%90%E5%85%89

715 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/15(金) 23:12:04
六月二十日

また松の木の下にいつもの面々が集まって、城談義に花を咲かせた。
「やっぱり、俺の好きな城っていうのは、おおとのの居られる岐阜城だな。
登るだけでも苦労する稲葉山にそびえたち、周りは平野だからえらく目立つ。天下人のお住まいとはあれくらい豪壮でなきゃ」
虎之助は岐阜城の魅力を力説する。
「うむ、まったくだ。大殿が移り住んでから、岐阜城は一段と輝きを増した。やはり、城は、住む人間によって輝くものだな」
「あら、本当にそうかしら?」
忠三郎さまが同意すると、そこへおやつを届けてくれたお香さんがいた。
「私も稲葉山を拝見したことがあるけど、あそこは山頂にあるから、あまり大きな建物は建てられそうにないわね」
お虎が反論しようとするのを制して、お香さんはつづけた。
「それよりも、府内に寄ったとき、天に向かって伸びていた建物を見たわ。てっぺんに十字が飾られてあって、まるで大きな杉の木のような家ね」
ふない?それって九州?
「そうよ。目の青い毛唐人もたくさんいたのよ」
「南蛮か、それは盲点だったな。お香とやら、南蛮の建物は、わが国と比べて上か?」
「はい。大きさもさることながら、細部に装飾をほどこすさまは、さながら建築物自体がいっこの芸術品でしたわ」
そういわれて、みんな考え込んでしまった。
いや、僕は建物のことじゃなくて、お香さんのことを考えていた。
府内に行ったことがあるって、この人、うちに来る前まで何やってた人なんだろうか?


716 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/16(土) 00:36:22
   ゝ(_).l,// /イ   _,. "´,. -―- 、ヽ/    /         \:::ヽ-、::!
     | |// ´ィン 〃l__/     _}::\ /          l::::::ヽiノ
    ////    /        {::::::::::::{           __」:::::::::l <ハアハア、佐吉…
     !_ /    /            |::::::::::ノ‐- 、  ____  _}::::::::::::l
    / }|     l           ヽ::::::{'⌒ヽi  /-―‐-、} }::::ト、:::::ヽ
   ノ ノlri     l      ,. =― _/:イ/ヘ世エl  徒ァ¬  {::::::l}}::::ノへ._
.  l {/ヽ.    、≧=、 /r≠i劾 i/ l { {` ノlll  `  ̄"" j::::::{ソ'´/  } \
   〉´ /`l     ハ気iハ    ´  { { rヘ. ゝー_      }::::::j /  /   `丶、
   }  /´i   { /ヘ |        />ゝ _----一'  {_彡´  /        \
   |    イ/    {{ ヘ L.-‐   ,  〃    `丶、  / /  / /     . -―  \
   l   {ヘ      ,  ´ \'t;;;;;'''´ /l          ` く /    / /    /      丶
   |   ハ∧.   /     \__ ヘ  ,        丶  ヽ   / /  /        l  ヽ
  |  ヘ V_)   l     r、     \\  _  _  ヽ  ヽ. / / /             |   i
    、  V   |    } l _ ´丶、  ン }/ _)/lヽ、  \/ , ´           | .:
   ヘ   V     l   ヽ,{ ヽゝ\   { rf´ /,.' /'l、丶  ∨                |/::
    ヘ   V   l    トヽ `\ \  } ノ'  {/ / !l  丶 /             |::::
    ヘ   V  |     ヽ 丶  ` ヽ{ /, ,  // j   V      .::::       |:: 
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        ヘ   ヽ」    l / |  `丶、    ` ー--ソ⌒^ 

717 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/16(土) 23:59:50
佐吉、美形だなw

718 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/17(日) 00:21:40
増田のもみあげの凄さに驚いたw

719 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/19(火) 17:49:24
六月二十一日

南蛮の建物にみんな興味をもっちゃって、実際にこの目で見てみたいと思った。
で、この近くで南蛮建築物が見ることができる場所ってどこだろう?
お香さんに尋ねてみたら、堺ならある、とのこと。
それで、小一郎さまに、堺に行く用事はないかどうか聞いてみたんだけど、
「今、京の周りでは、将軍の動きが怪しい。おそらく、再びたてこもるだろうな」
とのこと。危険だから、京に近づくな、といわれた。
足利将軍って、ついこの間、京を焼き討ちされたくらいコテンパンにやっつけられたのに。
あきらめの悪い男はだめっぽ。


720 :大谷紀之介:2006/12/19(火) 18:02:25
六月二十二日

京の道三先生から文が届いた。
内容は、郊外にある槇原城に、武器兵糧を運び込む輩が多数目撃された、とのこと。織田と事を構える気配あり、
とある。先生は、いくさに巻き込まれないように注意せよ、と書いてくれた。
あと、文の続きとして、
「くだんの謝礼のことだが、毎日のように材木が届いてきている。羽柴の仕事は速くて助かる」
とあった。
何度も読み返したんだけど、そのたびに京にいるみんなのことが気になってくる。
いくさかぁ…。先生たちは大丈夫なのかな。

721 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/19(火) 22:46:41
槇島?

722 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/19(火) 23:50:44
槇島城だ。ごめん。自分じゃ槇島と書いたつもりだったけど、槇原vs松本とごっちゃになった。

723 :加藤虎之助:2006/12/19(火) 23:57:36
六月二十三日

紀之介から京に行きたい、と言われ、佐吉からは、堺へ行ってみたい、と言われた。
そりゃぁ俺だって南蛮の建物には興味がすごくあるさ。
でもな、少しだけ市松の奴のことが気になるんだ。
がさつなところとか短気とかは変わらない市松なんだが、このごろ奴とあまり口を利いていない。
他の人間とも話してなさそうなんだが、いったいどうしちゃったんだろう?
…避けられているのかな、俺。
明日にでも、市松に一緒に堺へ行こう、と誘ってみるか。

724 :増田:2006/12/20(水) 00:11:06
六月二十五日

久しぶりに佐吉の夢を見た。
「そう、そのまま飲み込んでよ。ぼくの長船長光……」
そんなこと言われたんで、遠慮なく口に持っていこう、と思った刹那、沼田から起こされちまった。
…一瞬の殺意に気づかれなかっただろうか。

火縄銃の扱いにはだいぶ慣れてきたようにみえる。あとは、銃を生かした戦い方が問題だな。
そう、銃は矢よりも遠くから狙えるが、はずすと致命的な隙を生じさせてしまう。
それに撃っても、狙い通り当たるとはかぎらない。いくさ場ではまずはずれると考えたほうがいいな。
次に足軽たちがやることは、いくさに慣れさせることだ。

725 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/20(水) 17:41:27
尻じゃなくて口なのか

726 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/20(水) 18:42:36
>>724
エクスカリバーキタコレw

727 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/21(木) 01:23:50
物干し竿は長すぎだw

728 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/21(木) 11:34:51
なんで増田津軽にいるのと思ってたが、津軽って何気に佐吉と縁が深いのね。

729 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/23(土) 20:31:35
この時期ってまだ浪岡は健在?

730 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/23(土) 21:58:25
俺津軽人だけど、知り合いに佐吉の子孫って奴がいるよ。
もっとも嫡流ではないらしいが。

731 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/23(土) 23:24:03
>>730
佐吉の次男の子孫だね
長男は出家したので子孫無し


732 :福島市松:2006/12/23(土) 23:51:11
六月二十四日

最近、「性豪」という言葉にあこがれている。いいじゃないか、性に関して自分の思いのままに快楽を追求できる男。
かっこいいね。
そのために、食い物もネバネバするものを食べたり、毎日のようにキンタマを冷やしたりして、まずはやいことを直そうと努力している。
そして、誰も気づかないうちに裏山の秘密の場所へといき、一人マスをかいてみて自分の成果を試してみることにしている。
で、今日は、裏山に行こうとしたときにお虎と出会っちまって。
「なぁ、一緒に堺へ行かないか?」
と誘われた。…あまり興味がわかないな。それよりも、性豪になる方が俺にとっては重要だから断った。
そしたら、お虎の奴、そうか…、とさびしそうにつぶやいて、背中を丸めて去っていきやがった。
…ま、まぁ、ちょっと冷たかったかも知れねぇけど、明日になればいつものあいつに戻るだろ。

733 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/24(日) 00:33:38
市松が道を踏み外そうとしているなw

734 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/24(日) 00:45:06
>>733
とうに踏み外しているw

735 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/24(日) 01:36:22
六月二十七日

昨日から急に日ざしがとってもきつくなった。梅雨が明けたみたいだ。
梅雨の間のたび重なる大雨で虎御前山のとりではあちこちがけ崩れを起こし、
その修復が間に合わないせいもあり浅井軍が攻撃するようになった。
ぼくらも虎御前山にかりだされて炊き出しやけがした人のお世話をしている。

お昼、陣所を訪ねてきた田中さんに早生の大根と梅干をいれたおかゆを作るのを
手伝ってもらいながら、あちこちのがけ崩れの話をした。
「そりゃあ山の木を伐ってとりでを立てるんだから、当然がけくずれも多くなる。
 それに山に木がなくなって水を保つことができなくなれば、里に洪水も多くなる。
 いくさってのはいろんな意味で荒れる理由になるよね」
ふうん、そういうものか。田中さんは続けて、
「そういう意味でも、これからは平地に堀や壁をめぐらせた城を築くほうがいいんだよ。
 そうすれば城下町も街道も取り込んで、豊かな国が作りやすくなるしね」
なるほどねえ。感心していると、田中さんはいきなり
「どう、ぼくを城まにあ同好会に入れてくれないかな。
 蒲生さまも仲間にいるんだろ」
やっぱり抜け目のない人だな。で、あとで虎に話してみたら、
「それじゃあ入会試験をやろう。田中さんには10日後に研究発表してもらうということで」
ええ!理由を聞くと、
「少数精鋭!厳選しないとな」
と。

736 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/24(日) 13:07:24
虎の目がすげーキラキラしてるの想像しちまったw

737 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/24(日) 15:40:54
田中さんが造った城ってどういう城なんだろう?

738 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/24(日) 19:11:48
久留米と柳川、柳川は立花が戻ってきた時にあまりに立派になっていたのに
びくーりしたそうな

739 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/24(日) 19:47:39
近江八幡城とその街づくりなんてのもあるな。
二十歳そこそこの秀次にあれだけのものが造れるわけがないわけでw

740 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/27(水) 00:47:31
岡崎城を近世城郭化したのも田中さんだな。
あと、矢作川の西側湿地帯を埋め立てて城下町化したりもしてる。
東海道の岡崎引き込みなんかもやってるな。

741 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/27(水) 00:57:52
周りに築城の名手が多くて
虎之助もさぞ嬉しかろう

742 :佐吉:2006/12/29(金) 00:23:46
過去ログ見てて思ったんだけど、
このスレに田中さんファンてどのくらいいるんだろう?

かくいう自分もこのスレで興味持った者の一人だが、
この人本来あんま派手な人じゃないよね。

743 :742:2006/12/29(金) 00:25:12
名前欄すまん

744 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/29(金) 00:40:24
佐吉が田中さんに興味を持ったかあ


アッー!

745 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/29(金) 16:26:51
ちょ、佐吉w
佐吉には田中さんがおかゆにみえてそうだと思ってたよw

田中さんて意外と若いんだよな。人物紹介の年齢見てビビッタ

746 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/30(土) 21:51:58
六月三十日

田中さんに入会試験の旨を伝えて三日。
子どもの虎にそんな事を言われて腹が立ててしまうのではと思ったけど、
実にうれしそうな顔で取り組んでる。 案外、つながりを作りたかっただけじゃなく、
根っからの城好きでもあるんだなぁと思った。
研究の内容は聞かなかったが、田中さんは「佐吉君は、将来城持ちになるとして、どんな城を建てたい?」
と聞いてきた。 城持ちになるつもりではあるけど、そこまでは考えてなかったなぁ・・・
しばらくの間考えて、「見た目の壮麗さよりも、戦に向いた城が良いですね」と答えておいた。

・・・あとで考えてみたけど、 城まにあ同好会としてこれって良いのかな?


747 :無名武将@お腹せっぷく:2006/12/31(日) 13:49:20
七月三日

岐阜から早馬が来た。その日のうちに殿は虎御前山に守備兵を残してあわただしく
出陣していった。なんと早いと感心していたら手紙が来た。読めば田中さんの書きなぐりの字で、
「にわかに出陣に相成申候。城まにあへ同好会へ入会試験の儀、またの機会にお願いしたく
 そうろうこと、とら殿へもよろしくお伝えくださりたくそうろう
 佐吉どの
                             きうべえ」
そんなのあたりまえじゃん!田中さん、城まにあ同好会にそんなに入りたいのかなあ?

虎御前山には坂田郡の南のほうを守っている堀さまの重臣、樋口三郎さまが軍勢を引き連れて
入ってきた。頭の半ば白い、ちょっと太ったおっさんだが、
「おう、石田村の次男坊じゃないか、おぬしは?」
え、ぼくのこと知ってるの?
「そりゃあ、同じ坂田郡の者じゃからな。それに、わしの若いころはおぬしのおやじ殿と…」
樋口さまはにわかに口ごもってにやっとした。ぼくはなぜか尻がすごいむずむずしてきた。

748 :大谷紀之介:2006/12/31(日) 23:11:41
六月二十八日

城まにあ同好会に入ったは良いものの、正直、僕にはあまり城の良さとかわかんないんだよね。
虎之助や忠三郎さまは、きれいに塗られたしっくい壁を見るだけで興奮しているようだし。
そういえば佐吉にも変わった性癖がある。
みんなで岐阜城の模型をつくっている時、佐吉は山のふもとの加納の町を再現していた。
で、僕が作った木の家を虎之助が無造作に並べていったら、
「ああっ!?ちょっと!そんな並べ方じゃぜんぜん美しくないじゃない!もういいよ!こっちさわらないで!」
と、虎之助から奪いとって、丁寧にひとつずつ並べていった。それで、できあがった仕上がりを見て、ニンマリと悦に入っているようだった。
ん〜〜、こんなこと言ったら同好会追い出されちゃうかな?
まぁ、そうならないように、僕は僕なりにみんなの役に立つようにふるまおう。

749 :無名武将@お腹せっぷく:2007/01/02(火) 18:16:20
みんなマニアックだなw
紀之介頑張れw

750 :無名武将@お腹せっぷく:2007/01/02(火) 19:53:14
こだわりの男、孫六もぜひ同好会へ。

751 :仙石権兵衛:2007/01/04(木) 13:18:12
六月二十九日

食料の配給もさらに減って、手のひら一杯分しかもらえなくなった。
それでも汁をこぼさないようにありがたくいただいて、いつまでも口の中に入れておいて大事に飲み込む。
だが、そんな涙ぐましい必死さでもやはり腹は減る。
夜に五右衛門に呼ばれて砦の壁までやってきた。
「俺はこれから逃げることにする」
顔をあわせたとたんにそういわれて驚いた。
「坊主たちは何もわかっちゃいない。今ここで降服しても、生き続ける限りはまた戦えるんだ。俺は生きる。そんで、俺独りになっても信長を撃つ」
同じくらい体の大きい五右衛門もさすがに顔色は悪くやつれている。が、目だけはギンギンとするどい。さすがだなぁ。
「お前もはやくここから立ち去ったほうが良い。俺はこれから闇にまぎれて長島を出る」
言うや否や、壁に手をかけてよじ登った。
「なぁ、俺は「無」という言葉が好きなんだ。この世は所詮、虚無よ。
そんなつくりものの世の中だからこそ、命がけで最後まで生きたいと思わないか?俺はこれからも反信長を貫くぜ。あばよ!」
川の中に飛び込んだ後、泳いでわたって森の中へ消えていった。

752 :藤吉郎:2007/01/05(金) 05:45:15
六月三十日

殿に呼び出された。権六に対する度重なる悪戯が
ばれたかと思ったが…ところがどっこい、浮気のことだった。

叱咤されてしまったorz
もう一物が使えなくなるかと思った。
佐吉あたりだったら、途中で死んでいただろう。


753 :無名武将@お腹せっぷく:2007/01/05(金) 13:37:00
一物が使えなくなるほどの叱咤って。。。ガクブル

754 :無名武将@お腹せっぷく:2007/01/05(金) 17:33:09
お尻スレ住人としては、下半身の叱咤かと思った

755 :保守:2007/01/08(月) 15:53:55
七月一日

保守

756 :保守:2007/01/10(水) 23:00:41
七月二日

保守

757 :無名武将@お腹せっぷく:2007/01/11(木) 11:40:40
落ちたのかと思ってびっくりしたよ。移転してたのか。

758 :無名武将@お腹せっぷく:2007/01/12(金) 13:03:17
7月4日

京から早馬が飛び込んできた。留守役の小一郎さまが知らせを聞くと、足利将軍さまが槇島城にこもり、二条城も兵を入れて立てこもっているようだ。
とのは城にはおらず、虎御前山に出陣している最中だった。
小一郎さまは早馬を僕に指名してくれた。
たまたま側に僕しかいなかったこともあるけど、すぐさま支度をして牛に飛び乗った。
「たわけ!はやく便りをとどけねばならぬのに、馬で行かない奴がおるか!」
弥兵衛さんにしこたま怒られた。馬ってかわいいんだけど、速いから乗るのが怖いんだよね。
みんなに馬に乗せてもらい、早駆けでとのの元へと目指した。


759 :無名武将@お腹せっぷく:2007/01/12(金) 13:16:43
七月五日

「申し上げます。横山の羽柴(小一郎)様より書状を預かってまいりました」
とのや重臣が集まる軍議の席で言いまちがえないようにと、到着するまでの間練習しておいて良かった。
こんなところで噛んだら雰囲気だいなしだ。
とのはすぐさま軍を西へと進む手配をした。あとで小六の親分に聞いたところによると、とのは足利征伐をやらせてもらうよう、おおとのにしきりに働きかけていたらしい。
どうやら浅井よりも戦いやすいと踏んだようだね。

あと気になったこと。馬の股間をみて、「馬並」っていう言葉がいつわりのないことを改めて知った。


760 :無名武将@お腹せっぷく:2007/01/12(金) 19:27:25
牛・・・

761 :無名武将@お腹せっぷく:2007/01/15(月) 09:19:34
閉鎖って本当?
ネタ?

762 :無名武将@お腹せっぷく:2007/01/15(月) 13:13:45
ネタだと思うが…もし閉鎖なら、まとめサイトの掲示板で続けさせてもらおうか。

763 :まとめの中:2007/01/15(月) 20:27:42
閉鎖の場合はしたらばを借りておきますので、是非ご利用下さい。

764 :無名武将@お腹せっぷく:2007/01/15(月) 22:08:31
2chの閉鎖より先に佐吉の肛門が
閉鎖されそうです

765 :無名武将@お腹せっぷく:2007/01/15(月) 23:35:46
閉鎖されまくって逆に開門です。

766 :無名武将@お腹せっぷく:2007/01/16(火) 00:18:48
抜き差しならない状況ってわけか

767 :保守:2007/01/20(土) 19:01:51
七月六日

保守

768 :無名武将@お腹せっぷく:2007/01/21(日) 23:37:35
保科キターw

769 :保守:2007/01/25(木) 00:59:05
七月七日

保守

770 :名無し@取扱い地域・時代、自治で議論中:2007/01/26(金) 14:39:39
最近みなさん忙しいのか保科さんしか日記書いてないようですね

ところで現状はどうなっているのでしょうか。
増田が津軽にいることは何とか把握できているのだが・・・

771 :曲直瀬:2007/01/27(土) 15:22:04
七月六日

公方さまの挙兵以来、京はまことにあわだたしい。
ただ、また京を焼かれることを嫌う町衆の圧力をおそれてか、
公方様が小椋池の向こう側の槙島を戦場にしてくれているのがまだ救いだ。

今日は破傷風のために入院している部下の侍を見舞いに高槻から高山彦五郎どの
がいらっしゃった。武将とは思えない色白で上品かつ聡明な顔立ち、
いまどきはこういうお方がキリシタンになるんじゃのう。

と、はばかりから戻ってみるとなんと高山どのと全宗が激しく口論しておる。
いったいどうしたことじゃと思えば、宗論になっておるではないか。
全宗「ほお、さきほど貴公が被官どのにしていた話を聞けば、
   キリシタンとはご都合主義じゃのう、だいうすとやらに必死で祈れば
   病は癒えるのか」
高山「違う。まずは神のあることを信じ、自らが持つ罪を自覚すればこそ、
   神の恩寵を受けられるということじゃ」
全宗「なるほど。自らが持つ罪とは例えば、先の四月、貴公ら親子が
   伊丹の荒木殿と謀って、旧主の和田殿を追放して自ら高槻城主と
   なったようなことか(プゲラ)」
高山「何を言うか、あれは民を思えばこその正義の挙でござる!」

772 :曲直瀬:2007/01/27(土) 15:23:58
全宗「ほお、亡き和田伊賀どのは民に情け深く、貴公が好きなキリシタンにも理解のある方であったが、
   伊賀どの亡き後、まだ幼き君を陰謀で追い払うのが正義というわけか」
高山「ぶ、無礼な!」(刀に手をかける)
全宗「ふん、そうして都合の悪いものは貴公の所領の寺社仏閣のようにみな
   排除されるおつもりか。つまらぬ方じゃ」
高山殿は白皙のお顔を真っ赤にし、部下のお侍を無理やりひきずって屋敷を出ようと
したので、あわてて呼び止めた。
曲直瀬「待たれよ。そのお侍はまだ床を離れられるまでには治っておらん
    貴公のお怒りはもっともじゃが、このお侍はわしがきちんと治すゆえ、
    しばらくおいとかせてくれんか」
高山殿は全宗をひんにらみつけると、大またに玄関から出て行った。
それを見とどけると、全宗が笑いながら
「所詮若造でしたな。いや、キリシタンなどかのごときまがいもの、
 日乗どのがなぜ法論に敗れたのか合点がいきませんな」
その場はだいじな金づるを失うてどうする、としかりつけたが、
こいつもいまいち視野が狭いのう。信仰とは別のところに会る医の心を
いつかはわからせねば、またとんでもないほうに進んでいきそうで不安じゃわい。

773 :名無し@取扱い地域・時代、自治で議論中:2007/01/29(月) 07:11:44
宗教的な争いはどうにもならんなw

774 :名無し@取扱い地域・時代、自治で議論中:2007/01/30(火) 13:56:46
佐吉たんの日記待ち

775 :名無し@取扱い地域・時代、自治で議論中:2007/01/31(水) 00:49:53
age age age

776 :名無し@取扱い地域・時代、自治で議論中:2007/02/03(土) 03:29:53
高山右近は初出だったか?

777 :増田:2007/02/03(土) 13:45:34
七月七日

七夕。北の国にもようやく夏が来たらしく、今日はようやく晴れた。
澄んだ夕空に映える岩木山をながめながら、一句ひねろうと思って
おったら、背後に不気味な気配。あわてて振り向くと、
沼田が薄ら笑いをしながらわしのほうを見ておった。
どうも気色悪いやつでいかんわい。
「とのがおぬしと差し向かいで一献かたむけたいそうじゃで、いらせられよ」
酒席はさばやあじのしめたものや干物、それに昆布やほたてなどが
がならんでおり、いかにも美味じゃった。さすがは北の海じゃのう。
あまりにうまいので迷い箸をしながらパクついておると、大浦どのが
口を開き、沼田がそれを訳した。
「うまいじゃろう、増田どの。畿内にこれらの海産物を送ればわしらも
 うるおうもんなのじゃ。しかしそれはできん」
え、なぜ、と思うまもなく目の前の熊のようなとのさまはしゃべり続ける。
「わしらの主であった南部どのは勇猛じゃが、所詮は南部のやまがつ、
 海のことをまるで知らん。100年ほど前に安東と戦って十三湊を奪ったは
 よいが、ほっといたので今は砂がたまって使い物にならんざまじゃ」
「それをよいことに浪岡御所の北畠とかいう公家が外が浜を使って好きなように儲けておる。
 しかしやつらはわしらや民をうるおすことを知らず、自らが肥え太るばかりじゃ」
「わしらや民が豊かに生きていくために、わしは兵を起こして石川の代官を
 討った。勢力を伸ばし、浪岡の御所を討ち果たせば兵も増え、南部の反撃も防ぐ
 ことができ、わしの宿願も果たすことができるであろう」
ほお。謀反にもワケありか。感心して聞き入っておったら、大浦どのと沼田が
同じようにニカっと笑ってわしのほうを見た。悪い予感…
「近々浪岡に攻め込もうと思っておる。そこで増田どのには、浪岡に忍び込み、
 御所を焼き討ちしてくれんかのう。おぬしなら顔もばれておらんし、
 成功疑いなしじゃ。追っ手から逃れられれば鯵ヶ沢から早舟を仕立てて畿内
 にお送りするが、どうじゃ」
え、えええええ!こいつら主従してやっぱり油断できんのう。しかし、言うことを
聞かねばわしは畿内には帰れんのか…

778 :名無し@取扱い地域・時代、自治で議論中:2007/02/03(土) 18:11:35
増田がえらいことにw

779 :名無し@取扱い地域・時代、自治で議論中:2007/02/03(土) 18:36:50
浪岡で待ってるのはアッガイだぞ

780 :名無し@取扱い地域・時代、自治で議論中:2007/02/04(日) 10:49:13
へうげものにうえだ君ktkr

781 :名無し@取扱い地域・時代、自治で議論中:2007/02/04(日) 15:13:35
>>780
何周回遅れのレスだよそりゃw
うえだ君もとだが出てこないとなかなかネタに出来ないからか、
こっちでの登場がなかなかできないなあ。

782 :名無し@取扱い地域・時代、自治で議論中:2007/02/04(日) 17:48:13
すまん、コミックス派なんだ。

783 :名無し@取扱い地域・時代、自治で議論中:2007/02/04(日) 19:30:37
増田w

784 :保守:2007/02/07(水) 12:26:42
七月八日

保守

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